メンズコスメ市場が賑わう今、男性が化粧をすることは多くの人に受け入れられるようになりました。
しかし一方で、男性の化粧に対する偏見があるのも事実。偏見を気にして化粧を楽しむことができないという男性もいます。
また女性では、男性の化粧を容認する人もいれば、拒絶する人もいるなど二分化しているようです。
今回は、男性の化粧への本音について、男女別の意見をご紹介します。
「学生の頃から化粧をしています。といっても、眉毛を整えるくらいですけど。でも、眉毛を整えるだけで印象が変わるので、もう今さらやめられません」(28歳/営業)
「メイクは、ファンデーションとアイブロウとリップカラーと、結構しっかりしています。周りでもしている人が多いですよ。やり方は彼女に教えてもらっていて、厚塗りにならないようにだけ気をつけています笑」(22歳/販売)
「日焼け止めはしっかり塗っています。夏は汗をかくのでパウダーを塗るといいと勧められてから、肌の皮脂を抑えてくれるパウダーも塗るようになりました。いかにも化粧をしている感じは嫌だけど、肌をきれいに見せてくれるためのメイクなら抵抗はありません」(30歳/公務員)
「僕自身はしないけど、メイクをしている人を見ても特に『変だな』とかは思わないですね。肌がきれいだと清潔に見えるし、身だしなみをきちんとしようというところに気が回ることがすごいと思います。だから、容認派です」(36歳/運送業)
「そんなオカマみたいなことはしたくない。恥ずかしいから化粧なんてしない」(37歳/サービス業)
「顔に何かを塗るということが窮屈というか、気持ち悪いというか……。違和感が嫌なので化粧はできません」(28歳/製造業)
「営業なので、周りに派、特に若い子には結構メイクをしている人がいて自分もやってみたいんですけど、やり方がわからない。何を買っていいのかもわからないし、興味はあるけどわからないからしていないって感じですかね」(25歳/営業)
「スキンケアはしているんですけど、メイクとなるとちょっと抵抗があるかなぁと思います。大袈裟な感じがするというか、『化粧してます!』っていうのが丸わかりなのがなんとなく嫌ですね」(32歳/金融業)
「見た目をきれいにしようと思うことがいいことだと思います。何もしないでボサボサの人より、全然いいです」(27歳/保育士)
「今付き合っている彼はいつもメイクをしています。といっても、かなりナチュラルメイクなので、しているかしていないかわからないほど。ファンデーションと眉毛だけ整えているみたいです。『いいのがあったら教えて』とか言われるので、楽しく情報交換しています」(23歳/医療事務)
「男性が化粧をするのは、全然いいです。元彼も、眉毛を整えるサロンとか美容皮膚科に通ってたし、最近は男性なら誰でも美容を気にするんだと思っていました」(39歳/飲食店)
「ビジュアル系バンドみたいな濃いメイクは嫌だけど、ナチュラルメイクならありかな。ただ、親に会ってもらう時にはメイクはしてきてほしくないです。普段少しだけメイクをするくらいなら、全然、許容範囲です」(32歳/IT系エンジニア)
「自分の彼氏がメイクしていたら、全力で止めます。男なのにちまちまメイクするなんて、カッコ悪い感じがして冷めてしまいそう」(28歳/インストラクター)
「メイクをしている男性は嫌かな。女々しい感じがするし、神経質な印象です。自分がメイクする分、女性のメイクについても見てるってこと? とか勘繰ってしまうので、避けてしまうと思います」(24歳/フリーター)
「不精ヒゲとか、ナチュラルな肌の感じとか、そういうワイルドな感じがする男性の方が好感が持てます。だから合コンでメイクしている男性は一発アウトです」(29歳/商社営業)
「メイクよりも、スキンケアをしてほしい。メイクを一生懸命するよりも、スキンケアを丁寧にしている人の方がはるかに好感が持てます」(25歳/交通系)
男性の化粧への本音では、男女ともに「やりすぎは嫌」という意見が多くありました。
いかにもメイクしていますという見た目は、不自然で嫌だと拒否してしまう人が多いのかもしれませんね。
誰にでも好感を持ってもらうことができるのは、ナチュラルに仕上げることです。
肌の質感だったり、眉の描き方だったり、唇の色だったり、何ごとも「はっきりと主張する」というようなメイクは避けた方がいいかもしれません。
男女ともに、男性にはメイクよりもスキンケアに力を入れてほしいと思っている人が多いようです。
メイクをする前にまず、土台となる肌をなめらかに整えるためのケアを丁寧に行うといいかもしれませんね。
Written by さあや