過干渉な母親がいると恋愛がうまくいかない理由と幸せな恋愛のためのポイント

過干渉という言葉を聞いたことはありますか? 毒親という言葉が広く使われるようになってきて、過干渉という言葉も昔より一般的に認知されるようになってきています。

過干渉な母親に育てられると、恋愛で苦労してしまうケースが多いです。恋愛がうまくいかないことが続いていた結果、母親との関係に過干渉の問題があることに気づくことも。

そこで今回は、過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかないと言われる理由、素敵な恋愛をするためのポイントについて解説していきます。

母親の過干渉に悩んでいる、過干渉が原因で恋愛がうまくいっていないと感じる方は、参考にしてみてくださいね。

恋愛で直面している問題、そして母親との関係性について改めて考えていきましょう。

過干渉とは?

子どもを自分の一部としてコントロールする

子どもを自分の一部としてコントロールする

過干渉とは、子どもを自分の一部として考え、自分の思いどおりにコントロールしようとすることです。

進学先や就職先などを子どもの意思を無視して決めてしまったり、プライベートに介入してしてしまったり、いつまでも子どものように扱ってしまったり。

子どものためを装って、親のために子どもをコントロールし、理想通りの道を歩ませること、子どもが自分のもとを離れていかないように縛りつけることなどを過干渉と呼びます。

過干渉は、親子という関係性上、異常性に子どもが気づけていないケースも多く、大人になってから異常性に気づくケースもあるのです。

過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかない理由

自己決定ができない

続いて、過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかない理由について解説していきます。

過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかない理由1つ目は「自己決定ができない」です。

親にレールを敷かれ、そのとおりに生きてきてしまったり、自分の本当にしたいことを隠して生きてきてしまったりしたことで、自分の本音がわからなくなってしまう傾向があります。

そして、いつも親が何事も決めてきたからこそ、自分で何かを決めることに強い不安を感じてしまうようになってしまうのです。

その結果、大人になっても恋愛での自己決定ができなかったり、何をするにも親の許可を取ろうとしてしまいます。

見捨てられ不安に駆られる

見捨てられ不安に駆られる

過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかない理由2つ目は、母親の過干渉によって自己肯定感が下がってしまい、『見捨てられ不安』に駆られてしまうからです。

見捨てられ不安とは、友達や家族、恋人などから見捨てられるのではないかという強い不安感に駆られてしまうことです。

過干渉な母親に育てられると、親の思いどおりにならなければ見捨てられてしまう、嫌われてしまうと思うようになってしまい、見捨てられ不安を感じてしまいやすいのです。

恋人ができても、見捨てられ不安が強いことで、恋人を束縛してしまったり、恋人に依存してしまったりしやすいため、恋愛がうまくいかなくなってしまう傾向があります。

母親への罪悪感がある

過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかない理由3つ目は「母親への罪悪感がある」からです。

過干渉な母親に育てられると、母親から距離を取ること、母親が望んでいないことをすることに罪悪感を強く感じるようになってしまいます。

そのため、恋愛をしても母親に罪悪感を抱いてしまい、つらくなってしまうことがあるのです。

何にも悪くないのにもかかわらず、恋愛をすることは母親を裏切っている、悪いことをしているような気持ちになってしまう方も少なくありません。

幸せな恋愛をするためのポイント

毒親・過干渉について理解を深める

毒親・過干渉について理解を深める

続いて、過干渉な母親に育てられた方が幸せな恋愛をするためのポイントについて解説していきます。

幸せな恋愛をするためのポイント1つ目は「毒親・過干渉について理解を深める」ことです。

過干渉な母親に育てられた方は、母親が過干渉であることに気づかないまま過ごして来てしまっている方も多いです。そのため、まずは自分が過干渉な母親に育てられてきたことをしっかりと自覚する必要があります。

自覚するためには、毒親や過干渉について理解を深めることが大切です。本を読んだり、場合によってはカウンセリングを受けたりすることで理解を深め、自分のこれまでのことを振り返ってみましょう。

自分の本音を拾いあげる

幸せな恋愛をするためのポイント2つ目は「自分の本音を拾いあげる」ことです。

過干渉な母親に育てられていると、自分が何をしたいのか、自分の欲や願望を失ってしまいがちです。本音にいつも蓋をしてしまうと、自分の本音が見えなくなってしまうのです。

幸せな恋愛をするためには、自分の本音を拾いあげるクセをつけることが大切です。相手に気持ちを伝えるとき、頭の中で「本当は?」と自分に問いかけることを意識していきましょう。

また、メモ帳やスマホのメモなどに浮かんでいる気持ちを吐き出すのもおすすめです。自分の本音を吐き出す、客観的に整理する、それを伝えられるようにしていく。

その経験を積んでいくことで、本音を相手に伝えられるようになっていきます。

自分と母親は違う人生を歩んでいることを認識する

自分と母親は違う人生を歩んでいることを認識する幸せな恋愛をするためのポイント3つ目は「自分と母親は違う人生を歩んでいることを認識する」ことです。

過干渉な母親に育てられると、自分の人生がいつの間にか母親の人生、母親のための人生になってしまいます。

そのため、自分と母親は違う人生を歩んでいることをまず認識することが大切です。親子とはいえ、母親とは違う人間であり、違う人生を歩んでいます。自分の人生は、自分で舵を切っていいのです。

難しいこともあるかもしれませんが、自分の人生の舵は自分で切ると思うようにし、自分の人生についてゆっくり考えてみてくださいね。

過干渉を自覚し自分の人生を大切に考えていこう

今回は、過干渉な母親に育てられると恋愛がうまくいかないと言われる理由、素敵な恋愛をするためのポイントについて解説しました。

過干渉な母親に育てられると、自己肯定感を持つことができず自信をなくしてしまったり、恋愛で苦労してしまったりして、頭を悩ませてしまいやすいです。

幸せな恋愛をするためには、まず過干渉や毒親への理解を深め、自分の現状を把握すること。そして、自分の本音や自分の人生を大切にする意識を持つことを心がけ、日々を過ごすようにしてみてくださいね。

どうか自分を責めてしまわずに、自分をたくさん労いながら、自分を褒めてあげながら、恋愛を楽しんでいきましょう。

Written by ゆきみ百花

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