40代で婚活をはじめたいと考えている方や、なかなか良い相手が見つからずに焦っているという女性は多いのではないでしょうか。
実際、40代の婚活は厳しいと言われることが多く、その情報も相まって、さらに焦燥感を覚えてしまうケースは少なくありません。
今回は、40代婚活の実情や厳しいと言われる理由、始める時のポイントについてご紹介します。
「国立社会保障・人口問題研究所」が公開している「年齢(5歳階級)別初婚率」の2021年の情報を見ると、40歳~44歳の初婚率が2.72%、45歳~49歳の初混率が0.83%となっています。
20代が結婚のピークと言われているように、やはり25歳~29歳の初婚率は44.96%かなり高い数値になっています。
初婚率のデータということで、再婚については含まれていませんが、やはり40代となると結婚できる可能性が低くなるのは事実でしょう。
さらに、近年では、婚活者の増加が見られているため、30代の婚活も難しくなっているようです。
これらを踏まえると、40代の婚活の実情はなかなか厳しいものだと言えます。
では、40代女性の婚活が厳しい理由には、どんなものが挙げられるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
40代ともなると、色んな人との出会いや経験をしている方がほとんどです。
経験の中で、「こういう男性が良い」「あんな家庭を築きたい」と考えることが多くなることから、理想ばかりが高くなり、現実とのギャップが生まれてしまいがちです。
その結果、結婚したいと思える男性に出会いにくくなってしまいます。
特に、20代や30代で大恋愛の経験がある、相性の良い男性とお付き合いしていた過去がある女性は、男性に対して強いこだわりを持つことが多いです。
子どもがほしいという条件で婚活をしている男性は、できるだけ若い女性を求める傾向があります。
40代での出産は高いリスクがあったり、授かりにくくなってしまったりすることから、40代は選ばれにくいのです。妊娠適齢期を過ぎてからの妊娠は、流産しやすい傾向もあります。
とはいえ、近年では、男女問わず子どもを作らないという選択をする方が多いことも事実です。子どもを望まない男性を条件にすることで、良い出会いがあるかもしれません。
40代で結婚していない理由を勝手に推測し、「未婚の40代には難がある!」と判断する方は少なくありません。
実際は、仕事が好きだったり、大恋愛をしていたりと、未婚の理由は人それぞれです。
しかし、正直に事情を話しても理解してもらえないケースが多く、どうしてもネガティブなイメージのままになってしまうのです。
とはいえ、20代であっても問題を抱えていたり、難があったりする女性もいるので、年齢で避けられがちな点はあまり気にせずに婚活を進めていくと良いでしょう。
30代と容姿を比べた時、やはり若々しさを感じられるのは30代の女性です。
白髪やシミ、肌にハリがなくなってきたなど、容姿に関する悩みが増えてくることもあり、婚活が上手くいかないことも相まって、暗い気持ちになってしまう女性はたくさんいます。
しかし、30代の女性と結婚したところで、歳を重ねるごとに容姿が変化していくことに変わりはありません。
若々しさがないことに悩むのではなく、今できるケアを一生懸命行いましょう。
努力家な一面や健気さが意外な魅力となり、アピールポイントを増やすことができるかもしれませんよ。
ここからは、40代で婚活を成功させるためのポイントをご紹介します。
40代の婚活では、意地になってしまっている女性が少なくありません。
例えば、「今までの時間が無駄になるから、絶対に良い相手を見つける!」と、好条件のまま相手を探し続けるケースです。40代の婚活で重要なのは、結婚市場における自分の価値を理解し、見合った条件を設定することです。
理想ばかり追い求めるのではなく、自分がどのような男性に求められているのか、どんな女性になれば男性から選ばれやすくなるのかといった視点から考え直してみましょう。
婚活や恋愛では、受け身を徹底する女性が多いです。
しかし、成婚が厳しい40代女性の婚活では、男性からのアピールを待つのではなく、自分から積極的にアプローチしていくことが重要です。
もちろん、40代女性でも男性からアプローチされる機会は十分にあります。しかし、ほとんどの男性が50代や60代の男性からのアプローチになるでしょう。
年下や同年代の相手を求める場合は、やはり積極性を高め、自分のことを知ってもらえるように行動することが大切なのです。
今回は、40代婚活の実情、結婚できないと言われる理由、40代女性が婚活を成功させるためのポイントをご紹介しました。
40代女性の婚活は難易度の高いものではありますが、自分の価値を理解したり、積極性を高めたりすることで成功の可能性を上げられます。
ぜひ婚活の参考にしてみてくださいね。
Written by 早紀