いくつになっても素敵な女性が一定数いる一方で、なんとなく「痛いな」「面倒くさいな」と感じてしまうおばさんは、職場や街中で意外と多く見られます。
同じように年齢を重ねてきたはずなのに、なぜ「痛いおばさん」認定されてしまうのでしょうか? 今回は、痛いおばさんが生まれる理由と自分が痛いおばさんにならないために今から始めるべきことを解説します。
現代の女性は、家事だけでなく仕事や育児で毎日大忙し。時間に追われていつも自分のことを後回しにしていると、いつの間にか見た目からおばさん化が進行していきます。
白髪やちょっとしたシワ、緩んだ体型を見て見ぬふりしていませんか? 忙しいことを言い訳にセルフケアができていないと、痛いおばさんへとどんどん近づいてしまいますよ。
人間は、年齢と共に徐々に周りが見えなくなり自分勝手な行動が目立つように。自分の我を通そうと強い主張を繰り返すことで、周囲に面倒くさいと思われるようになります。
また、女性は、嫉妬や羨望からつい嫌味や愚痴を周りに漏らしががち……。自分のことを棚に上げて文句ばかり言っていると、周りから「痛いおばさんだな」と思われてしまいます。
他人からおばさんと言われる前に、「私はおばさんだから」と自虐するのは、自己防衛の一種だと言われています。「そんなことないよ」待ちして自己肯定感を上げようとしてしまうため、痛いおばさん化してしまうのです。
中にはひと笑い誘おうとしている人もいるかもしれません。しかし、言われた方はなんて返せばいいのかわからず困ってしまうためやめた方がいいでしょう。
全く使い慣れていない若者言葉を使ってみたり、必死で20~30代が着るようなファッションを取り入れてみたり……。
無理して若者のトレンドに乗っかろうとして若作りを繰り返すことで、痛いおばさん化が進行していきます。
若い頃あまりファッションやメイクに興味がなく、自分に似合うものを知らないまま年齢を重ねた人は、痛いおばさんになりやすい傾向に。
力を入れるべき部位を間違えてしまったり、ほぼスッピンで出歩いたりしてしまい、野暮ったい雰囲気を作ってしまいます。
トレンドに疎くても、自分らしさや個性を発揮できるファッションやメイクは若い頃から身に付けておく必要がありますよ!
若い頃は、トレンドに敏感だとお洒落認定されるもの。しかし、年齢を重ねても旬のアイテムばかりで着飾っている人は「痛いおばさん」と言われかねません。
素敵な女性になりたいなら、清潔感のある服装やメイクを心がけましょう。顔映りのいい色や素材を覚えておくと服選びもラクチンに♡
また、メイクの足し算と引き算を覚え、スッピンではない本物のナチュラルメイクで大人の色気を引き立てましょう。
運動や食事制限に慣れていない人は、いざダイエットを決意したところでなかなかうまくいきません。
痛いおばさんになりたくないなら、若いうちからセルフケアをルーティン化しておくことが必要。毎日トレーニングしたり栄養価の高い食事に気を付けたりと、日々の生活に組み込むことで、年齢を重ねても当たり前に自己管理ができるようになります。
面倒くさい美容院やエステ、ネイルなどのサロン通いは、月に一度美容デーを作ると続けやすいです。
おばさんになっても若者言葉や間違った言葉遣いを使うのはNG。素敵な女性は、きれいな日本語や語彙力を身に付け、会話中からも気品が漂います。
また、マナーだって身に付けておくことは必須! 食事のテーブルマナーや所作、フォーマルな場での立ち振る舞いなどを覚えておくと、それだけで大人の余裕を感じさせることができます。
職場での立ち位置が上がってくると、つい偉そうな態度や強気な発言が増えてしまうかもしれません。もちろん威厳を保つことも大切ですが、威張ってばかりいると気が付けば自分勝手な行動が増えていくものです。
痛いおばさんにならないよう、ちょっとした瞬間でも周囲への気遣いを忘れないようにしましょう。
「ありがとう」や「ごめんなさい」を素直に言えるだけでも、周りの勘違いしたおばさんたちと大きく差を付けることができます。
早い女性だと、アラサーに差し掛かったあたりから自分を「おばさん」だと発言するように。言霊は本当にあるもので、いつも自虐ばかりしていると本当に見た目もおばさんに近づいてしまいます。
痛いおばさんになりたくないなら、決して自分を「おばさん」認定しないこと! 目標ややりたいことを常に持ち、「年齢なんて関係ない!」精神でチャレンジしている女性の方が美しく見えますよ♡
今回は、痛いおばさんが生まれる理由について解説しましたが、日頃の行動から自分に思い当たる節はありましたか? もし該当するものがあったなら、今すぐ考え方や行動を改めましょう。
痛いおばさん化は、日頃から気を付けることで自分でも食い止めることができます。
素敵な女性に近づくために、セルフケアや周りへの気遣いを常に続けていくことが必要不可欠です。
Written by sumire