あなたの周りにいる「横柄な人」に振り回されていませんか。横柄な人は、不快な気分だったり、ハラハラした危うい気持ちだったり、周囲の人に不安を与えるような言動をします。
もしあなたのすぐ側に横柄な人がいて、この先のことを考えるとうまく付き合っていかなければいけないのなら、何らかの対策が必要です。
そこでここでは、横柄な態度の人との関わり方について解説します。
「横柄」の語源は、自分の意思を押し通すという意味のある「押柄(おしから)」にあると言われています。
つまり、自分のやりたいことのためには、人の気持ちや考えを無視したり、いばって上から押さえつけるようにしたり、遠慮がない態度をとることを言います。
横柄の類義語として、権力を振りかざして無法に振る舞う「横暴」、おごり高ぶった態度で他者を見下す「傲慢」、ひどく偉そうに他人を見下す「尊大」、思い上がってへりくだる気持ちがない「不遜」などがあります。
横柄の対義語は「謙虚」です。
年上の人に対しても、上司に対しても、自分と対等であるかのようにタメ口で話しかけるのは、無礼ですよね。
敬語が体系化されている日本語において、言葉で相手を敬うということは当たり前のこと。
こういった無礼な振る舞いは、横柄な態度だという印象を与えます。
アドバイスが命令のようだったり、相手の立場や状況を考えないような発言だったり、人を見下したような発言をすると、「何様なの?」と相手に不快な思いをさせます。
もし自分がニコニコした顔で愛想よく発言していても、「なに、あの横柄な態度?」と、良くない印象を抱かれてしまいます。
他人の自慢話は、誰もが聞きたくありません。聞かされている方は、上辺でこそ「すごいですね」と褒めますが、心ではうんざりです。
自慢話は、エスカレートすると相手を見下すような内容になることが多いので、横柄だと感じられても仕方ありません。
横柄な態度の人は、お店の店員さんや後輩、年下の人など、自分より下だと思っている人に強く出がちです。
自分の立場を利用して権力を振りかざし、自分の意志を押し付けるように勝手に振る舞うことは、自分の弱さを隠しているようにも見られてしまいます。
実は、横柄な態度を取る人は、自分に自信がない人が多いのです。
横柄な態度の人は、その場の雰囲気にそぐう振る舞いができず、自分のしたいこと、言いたいことばかりを優先してしまいます。
大人であれば、周りの雰囲気を察して、喋ってはいけないところでは黙り、余計なことは言わないものです。
それを、横柄な態度の人は、自分のやりたいことをやり切るまで気が済まず、自分の発言でみんなをねじ伏せようとさえ思っていることがあります。
横柄な人は、自分がいつも上に立っていたいという気持ちを持っていることが多いです。
ですから、自尊心を高め、横柄な人のマウンティングしたい気持ちを満たすことができるような関わり方をしましょう。
大げさでなくていいので「すごいですね」「さすがですね」と相槌を打つようにすると、危害を加えてくることはほとんどありません。
横柄な態度を取る人とは、離れた方がいいでしょう。
横柄な態度の人を見ていることも不快だし、横柄な態度を取る人のターゲットになってしまうと、マウンティングされてつらい思いをする可能性があります。それであればいっそのこと、距離を置きましょう。
相手にしないということは、横柄な態度を取る人にとってダメージになります。関わらないようにすることが最善策です。
横柄な態度を取る人に対して、自分のほうが立場が上になれば、相手を黙らせることができます。
そのためには、資格を取ったり、出世して上位のポジションに就いたり、自分磨きをしましょう。
横柄な態度を取る人は、意外にも権力に弱いことが多いです。あなた自身に力がつけば、横柄な態度を取らなくなるかもしれません。
横柄な態度の人は、とにかくプライドが高いです。
横柄な人の態度や言葉を攻めるようなことをすると、途端に怒り出し、収まるどころかヒートアップして言動がエスカレートしてしまうことがあります。
そこで、どんなに横柄な態度を取られたからといって、攻めたり、否定したりせずに流すことです。そうするほうが、横柄な態度が早く落ち着きます。
横柄な態度の人は、周りを不快にさせますよね。横柄な態度の人には、必要以上に深く関わることをせず、うまくかわすことができるように浅く付き合うことがベストです。
対処法としては、自尊心を傷つけず、相手の言う事を否定せず、そっとしてきましょう。
横柄な態度の人とうまく付き合うことができれば、仕事でもプライベートでも、悩みが一つ解消します。
ぜひ紹介した内容を参考に、横柄な態度の人とうまく付き合っていく道を探してくださいね。
Written by さあや