どんなホワイト企業や職場にも1人はいる「周囲に嫌われる人」。面倒くさいことに巻き込まれ、関わるだけでストレスを感じることも多いでしょう。そこで今回は、職場で嫌われる人の特徴や原因を徹底解説。周囲に嫌がられると、どんな末路が待っているのかについてもまとめてみました。
なぜか上から目線で話してくる偉そうなタイプは、職場で嫌われる人が多いです。「なんでできてないの?」「そんなこともできないの!」なんて威圧的な態度ばかり取っていると、面倒くさい人扱いされてしまいます。
また、他人に厳しいタイプも嫌われる人に多い特徴。自分が失敗すると笑って誤魔化すくせに、後輩が何かミスをすれば執拗に捲し立てていませんか? 怖がられてしまうと、円滑に仕事を進められなくなってしまうため良い方向には進みません。
人の噂話や悪口言っている人も、職場で嫌われやすい特徴の1つ。ちょっとしたミスでもネチネチと愚痴を繰り返されると、周囲は「私も言われているのかも……。」なんて不安に思い避け始めます。
ちょっとしたゴシップネタは、盛り上がる話題の1つ。しかし、TPOをわきまえずいつも噂話をしていれば、上司や同僚からは疎ましく思われるでしょう。
意外と大人になっても「ありがとう」や「ごめんなさい」を素直に言えない人は多いです。“やってもらって当たり前”精神で周囲に接していると、職場では偉そうな人だと思われて嫌われてしまいます。
また、何かミスをしたとき言い訳ばかりしている人も嫌われている可能性大。自分が悪いとき第一声に謝罪ができない人は、信頼関係を築くことはできません。
体臭や口臭がきつい、デスクの整理ができないなど、一緒に過ごす時間が長い職場では耐え難いもの。最低限の身だしなみや清潔感を維持できなければ、いくら性格が良くても敬遠されやすくなります。
また、デリカシーやマナーがない人も嫌われる大きな原因に……。いじっているつもりでも、相手が気にしていることに触れるとパワハラ・セクハラになることもあります。
何か失敗したとき、後輩や同僚に責任を押し付けていませんか? いつも責任転嫁してばかりいると、職場では呆れられ嫌われやすいです。特に上司の立場にいる人は、いくら後輩の失敗でもある程度責任を取らなければ「頼れない先輩」扱いされてしまいます。
何か問題が起これば、ひとまず自分の悪い点を認められるかどうかが周囲との関係性に大きく関わってきます。
ビジネスにおいて、決められた納期や約束に合わせて行動することが基本中の基本。新人のときは許されていたかもしれませんが、先輩や上司になっても計画性のない言動を繰り返していると職場で嫌われる原因になりかねません。
年齢や立場が上になればなるほど、期限を守れないことは致命的に。「あの人に回したら大変なことになる」と、いつの間にか邪魔者扱いされるようになることもよくあります。
後輩には偉そうなのに、上司やお偉いさんにはこびへつらうような態度を取っている人も、職場では嫌われます。特に、普段高圧的な態度を繰り返している人ほど、目上の人にへりくだって好かれようと必死になります。
うまくやっているつもりでも、意外と同僚や後輩は観ているもの。人によって態度を変える姿に、軽蔑の眼差しを向けているはずです。
昇進や給与体系は、人事評価を採用している企業が多いです。そのため、職場で嫌われている人は、たとえ仕事で成果を出していても正当な評価を受けられない可能性があります。
上司にだけ媚びを売っていればいいと思っている人も多いようですが、最近では部下や同僚からの評価を人事に取り入れている会社も……。周りから慕われていないことが分かり、異動を余儀なくされてしまうケースもあるようです。
職場で嫌われている人は、まず円滑な人間関係を築くことができません。1人でも問題ないと思っているかもしれませんが、気軽に相談できる相手がいないと仕事に支障をきたしてしまいます。
無理に仲良くする必要はありませんが、孤立するのは禁物。困ったときに頼る相手がいなくなってしまい、大きなミスにつながる危険性があります。
嫌われても良いと腹を括ってしまうことで、職場の人から追い込まれてしまう場合もあります。威圧的な態度やデリカシーのない発言を気にせず繰り返していると、パワハラやセクハラとして人事課に訴えられてしまうことも。会社で問題視されると、最悪の場合退職に追い込まれるケースだってあります。
労基や弁護士を通じて裁判沙汰になるという末路も珍しくありません。
いくら仕事ができても良好な人間関係を築けない人は、残念ながら期待以上の成果を得られることができません。
ときには忙しく厳しい発言をしてしまうことがあるでしょう。しかし、「言い過ぎた」「自分にも悪い部分があった」と思うなら、素直に謝罪し職場の人と信頼関係を作っていきましょう。
Written by sumire