自分の意見は基本的に通りやすく、困った時は周りの人が手を差し伸べてくれ、我慢をする機会が極めて少ない。一見ハイレベルな愛されキャラのように思えますが、誰かの我慢や気遣いがあるからこそ実現できるもの。もしかするとあなたの顔色を伺い、仕方がないから周りがしぶしぶ犠牲になっているのかもしれません。
その現実に気付かず、周囲に気を遣わせたままのほほんと暮らしていれば、いずれ仲間は離れていくでしょう。自己中心的な人間は異性から見ても恋愛対象外、多くの人が気を遣えない相手とは付き合えないからです。
あなたの非モテ、そして友達がいない原因は気を回す能力の低さが関係していることが大いに有り得ます! 非モテのぼっちにならないためにはどうしたらいいのか? そのヒントがこの記事の中に隠されていますよ。最後までご覧くださいね。
周囲から手を焼かれても人が離れない“愛されキャラ”や“妹キャラ”と気を遣わせがちなタイプには大きな差があります。
気づくと周りから友達がいなくなっている人や集団から浮きがちな人、モテようと努力しているのに一切異性と縁がない人は、以下の項目に当てはまらないかをチェックしてください。
周囲に気を遣わせがちな人は空気を読むのが苦手。
「今自分の意見を100伝えたらみんなはどう思うのか」
「すぐに〇〇をしたいけど、今じゃないかも」
といった想像力が欠けています。その場にふさわしくない言動も多くズレたことをしやすいので、本人は頑張っているつもりでも結果的に気を遣わせてしまうのです。
わがままし放題だと周りに気を遣わせるのは、もう誰もが分かることですよね。でも当の本人は自分がわがままと気づいていないケースも多く、無意識のうちに自分ファーストな行動を取っています。
意見を抑えているつもりでも“つもり”なだけ、納得がいかないと顔や態度に出す。
機嫌が悪いアピールをするなどなど……。
誰かが機嫌を悪くすれば周囲が気を遣うのは当然でしょう。ずっとお伺いを立てるのは疲れてしまいますから、あまりにその頻度が高いと人は離れていくのです。
本人に悪気はなくとも、周りと歩調を合わせず我が道を行き過ぎるタイプも周囲から気を遣わせるもの。行動のスピード感は個人によって異なる部分ですが自分だけ早過ぎても遅すぎても我関せず…… では、みんなが戸惑ってしまうでしょう。
人付き合いをする上ではマイペースを貫きすぎるのは×。歩幅を合わせることと空気を読むことはイコールですから足並みを揃えようとする姿勢が見られないと自己中と思われても仕方がありません。
周囲に気を遣わせるキャラと、周囲が手を焼いてくれる愛されキャラには「可愛げのあり・なし」に差が見られます。
例えばちょっとわがままを言う時のお願いの仕方が上手だったり素直で真っすぐ。嫌味のない性格をしていたり超マイペースでも「私、人より行動が遅いの。ごめんね」の一言を付け加えたり。
愛されキャラは素直な可愛らしさを感じさせる言動が多いので周りも「仕方ないか」「やってあげよう!」となるのです。逆を言えば気を遣わせる人は妙な刺々しさがあり、空気を悪くしがち。可愛げがないと態度が大きく見えやすいので、人が離れていくのは仕方のないことでしょう。
常に人に合わせ、自分の意見がゼロだと周囲は気を遣ってしまいます。「あの子いつも主張しないけど、本当にいいと思っているのかな?」みたいな……。本人は発言をしない=周囲から浮かないと勘違いしていますが、沈黙を続けるのも問題です。
何も言わず、無理矢理合わせ続けることが逆効果となっている点に気づきましょう。
周囲から気を遣わせるのではなくあなた自身が気遣い上手になるためには先ほど挙げた特徴と全く逆のパターンを意識してください。
気を回せる人はとにかく空気を読む力に長けているもの。今この場にふさわしい発言は何なのかを考え、適切な言動ができれば回りを疲れさせないまま物事がスムーズに運びます。
気遣い上手さんは集団生活をする上で重宝されるだけではなく異性とのデートでも好印象を残せるのだとか! ディナー中グラスが空いたら「次、何か飲む?」とスマートに言える。相手に元気がなさそうなら頃合いを見て「何かあった?」と聞いてくる。これをされるだけで、ついキュンときてしまいませんか?
いつも関係が深まる前に人が離れていき気づけばぼっちで非モテ状態に陥りやすい人はこれから“気配り”を意識して生活をしてみましょう。
気が遣えて悪いことはまずありません。慣れはありますが、場数を踏んで気遣い上手になれば自然とあなたのそばに人が集まるはずです。
Written by たかなし亜妖