無口な人は、黙っていても嫌われる人と好かれる人に分かれがちです。なぜ、発言していないのに嫌われる人と好かれる人で差が生じるのでしょうか? 今回は、黙っていても嫌われる人・好かれる人の違いと、周りから好かれる人になる方法を解説していきます。
黙っていても「嫌われる人」と「好かれる人」には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか? それぞれの特徴を比較していきましょう。
黙っていて嫌われる人にありがちなのは、態度が悪いことです。喋らないし態度も悪いという人は、あまり良い印象では見られません。例えば、周りを無視したり他人の気持ちや意見をないがしろにしたりすると、印象が悪くなってしまいます。口コミでも以下のような意見が上がっていました。
「態度が悪いのに無口だと怒ってるの?って思っちゃう」(25歳/女性)
「反抗的な態度は怖いからやめてほしい、話しかけづらい」(23歳/女性)
黙っていても空気が読める人は一目置かれやすいです。しかし、無口で空気が読めない人だと、「空気も読めないし喋らないし……」と苦手意識を持たれてしまいます。
例えば皆が楽しそうにしているのに、1人だけ重たい空気を纏っていれば周りの人も気を遣ってしまいます。口コミでも、無口であまり話さなかったとしても空気が読めればそれでいいと考える人は多いようです。
「喋らないならせめて空気を読んでほしい」(27歳/男性)
「無口だから自分は無害って考えてそうだけど、ちょっとした発言でもその場の空気壊してるの気付いて」(22歳/女性)
黙っていても好かれる人は、態度や行動で好意や誠意などを伝えられる人です。無口だと態度や行動で相手に自分の気持ちを伝えなければ、いつまで経っても伝えられません!
そのため、相手に手紙を書いたりプレゼントをしたりして、態度や行動で気持ちを伝えることが大切です。口コミだと以下のような意見が見られました。
「無口な人でも、日々の態度や行動の積み重ねで“この人はいい人だな”って思う人っている」(24歳/女性)
「態度で示してくれる人は信頼できる」(28歳/男性)
無口な人でも、愛想が良い人は好かれやすいです。無口で表情が暗いと、「あの人暗そう」「怖そう」「怒ってる?」とマイナスなイメージを持たれてしまいがち。
しかし、無口でも愛想が良ければそういったイメージを持たれにくいです。話すことは少なくても、いつも明るく笑顔を心がけていれば自然と人も集まってくるでしょう。
「愛想が良いと、黙ってるのはシャイだからなのかな~?って思う」(25歳/男性)
「無口な人でもニコニコ明るい印象の人だと好感持てる」(31歳/女性)
それでは、黙っていても周りから好かれる人になるにはどうしたら良いのでしょうか? ここでは、周りから好かれる人になる方法を3つご紹介します。
自分の気持ちを言葉にするのが苦手な人は、行動や態度で相手に感謝の気持ちや好意などを伝えましょう。日頃の感謝を手紙やプレゼントで伝えたり、相手を立てるような行動をしたりするなど、誠意を見せることが大切です。そうすることで、言葉にしなくても行動や態度で相手に自分の気持ちが届きやすくなりますよ。
黙っている人が相手に警戒されてしまう理由は、何を考えているのかわからないからです。何を考えているかわからないせいで「怒ってそう」「近寄りづらい」「怖い」と思われてしまいます。そのため、相手に自分がどういう人間なのかを知ってもらうことが大切です。
「喋るのは苦手だけど文章でなら喋れる」という人は、メールや手紙などで好かれたい人とやりとりをするのも良いでしょう。自分がどのようなことを思っているのかや、好きなもの・嫌いなものなどを伝えやすくなります。文章を通じて「この人は怖い人じゃないかも」「シャイなだけなんだな」と、相手の警戒心も解けるでしょう。
人間関係をうまく構築するには、相手の気持ちを汲まなければなりません。ただ自分の思うままに行動したり発言したりするのはNG! 「わがまま」「横暴」「自己中」「思いやりがない」と相手に思われてしまう可能性があります。
そう思われないためには、相手の気持ちを汲んだ上で発言・行動をしましょう。そうすることで、「無口だけど思いやりがあって心配りができる人なんだな」と相手に印象付けられます。無口だからこそ、マイナスなイメージを持たれないように気を付けてみてください。
黙っていても嫌われる人は、態度が悪かったり空気が読めなかったりする人です。逆に黙っていても好かれる人は、態度や行動で誠意や好意を示せます。また、空気を読んで行動できたり、愛想が良い人も好かれる傾向にあります。
無口な自覚がある人は、ぜひ今回の内容を参考にしながらマイナスのイメージを持たれないようにしましょう。
Written by 早紀