日常生活やメディアなどで「あの人はまだ現役だねぇ」という言葉を聞くことはありませんか? “現役”という言葉は、よく使われる言葉ですが、どんな状態を現役だと判断するかは人それぞれですよね。
そこで今回は、いつまで現役でいられるのかについて、さまざまな考え方を解説していきます! いくつになっても現役でいる人に憧れている、自身もなるべくそうありたいなと思う方はぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは、現役という言葉の意味について解説していきます。現役という言葉は、大きく分けて3つの意味があります。
1つ目は、軍務に従事していること。また、その人について。
2つ目は、地位や職などに就いて活動していること。また、その人について。
3つ目は、在学中に進学先などを受験する人。また、その試験に合格した人について。
主に日常生活で使われる「現役」は、2つ目の地位や職などに就いて活動していること、その人についての意味で使われることが多いです。3つ目の意味は、特に大学受験の場面で「現役合格」という表現を使うことがありますね!
ここからは、よく耳にする「現役で活躍している」とはどんな状態なのかについて、深掘りしていきます。
日常生活やメディア等で「現役で活躍している」と表現される場合、40代以降の方に向けて使われることが多いです。40代以降となると、体力的にも、精神的にも衰えがあり、10代や20代と比べてパワフルさがなくなると認識されていることが多いと思います。
そんな中、40代以降であっても、仕事や恋愛などにおいて、最前線で活躍している場合「現役で活躍している」という言葉がよく使われます。
例えば、キングカズと呼ばれるサッカー選手の三浦知良さんは、55歳を過ぎても選手として活躍されていますね。芸能界では、ダウンタウンの松本人志さんが、60歳近い年齢でバリバリ活躍されていらっしゃいます。
また、最前線ではなくても、役に立っている、通用しているという意味で、現役という言葉が使われることもあります。
ここからは、いつまで現役でいたいのか、現役への考え方について解説していきます。
いつまで現役でいたいか、その基準として、家庭があるかないかを重要視する人もいます。結婚したり、子供ができたりすると、今までのように仕事に全力投球できなかったり、パートナーとラブラブな関係ではいられなくなってしまったりすることもありますよね。
そういった家庭を持つことによるさまざまな壁を乗り越えても、仕事や恋愛面において、現役でありたいと思うのが一つの考え方です!
柔道家の谷亮子さんは「田村で金、谷で金、ママになっても金」という名言を残されていますね。結婚しても、子供ができても現役でありたいという思いを強く感じられるのがこの一言です。
続いて、60歳を過ぎても現役でいたいという考え方についてです。60歳というと、基本的には定年とされている年齢ですね。長い社会人生活を一区切りさせ、その後はゆっくり過ごそうと考えている人もいると思います。
その一区切りのタイミングを超えて、60歳を過ぎても活躍していたいと思うのが、この考え方です。60歳を過ぎても現役で活躍されている人といえば、サザンオールスターズの桑田佳祐さんやテレビ司会者のさんまさんがいらっしゃますね!
最後に、生涯現役でいたいという考え方についてです。
生涯現役でいたいという考え方は、生き方の目標として持っている人もいますね。一生活躍していたい、一生好きなことをやっていたい、一生夢を持っていたい。そんな気持ちを込めて、生涯現役でいたいと口にしている人が多いのではないでしょうか。
歌手の水木一郎さんは、車椅子姿になってもステージに立ち、生涯現役を貫かれました。生涯最前線に立たれ、自分の好きなことに取り組まれる姿は、とても素敵ですよね!
ここまで、現役へのさまざまな考え方について紹介してきました。
どの考え方においても「現役で活躍する」ことは、覚悟と努力が必要です。歳を重ねると、どうしても体力的にも精神的にも衰えていきます。その衰えを努力によって補っているからこそ、スターたちは現役でいられているのです!
そして、時には周りの理解とサポートが必要であることもあります。周りに現役でいることを理解し、サポートしてくれる人がいるかどうかも、現役を続けられるかの大きなポイントになってくるでしょう。
最前線でいるということは、常に情報や価値観をアップデートしていく必要があることもありますね。好きだから、ずっとやりたいからという強い気持ちと多くの努力によって、現役で活躍することが成り立っているのではないでしょうか。
今回は、いつまで現役でいられるのかについて、さまざまな考え方を紹介しました。今、大切に続けている趣味や仕事、大好きな人との関係性。年齢を重ねるごとに、続ける難しさを感じることもあると思います。
ただ、続けていきたい思いがあるのならば、強い気持ちや努力、周りの理解、サポートによって、続けていけることもあります。自分が思い描く「現役」を目指して、思う存分パワフルに過ごしていってくださいね♪
Written by ゆきみ百花