「あげまん」とは、一緒にいる男性の運気を上げる女性のこと。結婚後にどんどん良い結果を出すスポーツ選手や芸能人の妻が、よくこのように呼ばれています。さしずめ、勝利の女神のような存在です。
そんな男性を惹きつけてやまないあげまん彼女とは、一体どのような特徴をもった女性なのか? あげまん彼女を目指すにはどうしたらいいのか、紹介します。
まずはあげまん彼女の特徴を紹介しましょう。自分に当てはまるものはありますか?
基本的に成功している男性はみな自信にあふれています。「どうせ俺は……」が口癖の経営者なんて、どう考えても良い結果は出せそうもないですよね。
自信があることと、傲慢であることは違います。適切な自信を持ち、堂々と振る舞うことは大切ですが、自分の力を過大評価したり、偉ぶって周りの人を見下したりするのは、真の自信とはいえません。あげまん彼女は、こうした適切な自信を持たせるのがとてもうまいです。
男性を成功に導く勝利の女神の姿をイメージしてみましょう。その女神は、おそらく余裕のある表情でゆったりと微笑んでいるはずです。決して不安そうに眉を寄せたり、疑心暗鬼になって目をきょろきょろと動かしたりはしていないでしょう。
あげまん彼女は、基本的に常に笑顔で明るく、ポジティブ思考。一緒にいるだけで、ちょっとした悩みなら吹き飛ばしてくれる、ひまわりのような存在です。
結果を出したスポーツ選手の妻は、よくあげまん女性として注目されます。あげまん女性として有名すぎる、田中将大選手の妻・里田まいさんの例を見てみましょう。
アスリートにとって重要な「食」の面から夫を支えるために、スポーツ選手の食事をサポートする民間資格「ジュニア・アスリートフードマイスター」を取得するなど、その良妻っぷりがたびたび話題になりました。「夫(彼)のために」という献身的な愛。これこそ、あげまん彼女の真髄といえそうです。
しっかりと人間として自立していて、他人に依存していないことも、あげまん彼女の特徴です。
前項であげた「尽くす」ひとつとっても、男性からの見返りを求めて無理をしているわけではありません。また、「これだけやってあげたのに!」と、自分の気持ちを押し付けることもしません。
このような態度は、相手のためになるどころか、かえってモチベーションを下げ運気を落とすことになりかねないことを知っているのです。精神的に自立していて、お互いの立場や気持ちを尊重し合える、心地よい大人の関係を築ける女性こそ真のあげまん彼女なのです。
「話し上手」よりも「聞き上手」の方が他人から好かれる、と聞いたことはないでしょうか?
誰だって、心の底では自分の話をしたいと思っています。それを嫌な顔もせずに聞いてくれて、かつ褒めてくれたり、適切なアドバイスをくれたりする。それがあげまん彼女です。こんな彼女が一緒にいてくれたら、心が安らぎ、より自身を高めることができそうですよね。
褒めて自信をつけさせ、一途に尽くすことはあげまん彼女の大きな特徴です。しかし、それだけではありません。実は、あげまん彼女は「叱る」こともとても上手なのです。
人は誰しも間違いを犯したり失敗したりすることがあります。そんなときにきちんと叱ってくれて、正しい道へと導いてくれる存在はとても貴重です。
あげまん彼女は、相手を愛するが故に間違いを放置したりはしません。きちんと指摘し、間違いに気づかせてあげることこそ、本当の意味で相手のためになると知っているからです。結果的にこの正しく叱るという行為が、男性の運気を上昇させるのですね。
彼のためにも、自分のためにも、今からあげまん彼女を目指したい! と思ったら、何から始めたらいいでしょうか。ステップごとに紹介します。
あげまん彼女の第一歩は、明るくてポジティブな女性を目指すこと。そのためには笑顔が欠かせません。普段、自分には笑顔が足りていないな…… という人は、口角を上げることから意識してみて。そうするうちに自然と笑顔が身につきます。
人と会話しているとき、「でも」「だって」といった否定の言葉を多用していませんか? 否定の言葉は相手のやる気を失わせたり、あなたの心象を悪くしたりとマイナスの効果が大きく、あげまん彼女が使わない言葉の代表格でもあります。
彼との会話中につい口をついて出そうになったときは、ぜひ一度飲み込んで相手の話を聞くことに集中してみましょう。
ここからは「尽くす」のフェーズに入ります。自分にできる「彼のためになること」は何かを考え、実行します。
この際、気をつけなければいけないことは、独りよがりになってはいけないこと。どんなに相手のために、よかれと思ってしたことも、自己満足で終わってしまってはそれはあげまん彼女とは言えません。
男性が絶対に手放したくない「あげまん彼女」。その特徴と、あげまん彼女になるためのステップを紹介しました。あげまん女性は、恋人に限らず誰からも好かれる存在です。自分自身も成長し、ステップアップできるでしょう。ぜひ、あげまん彼女を目指してくださいね。
Written by 七尾なお