結婚したら誰もが幸せになりたいと思うものです。しかし、結婚してもなかなか幸せになれない女性もいます。その原因とは何なのでしょうか。今回は、結婚して幸せになる人と不幸になる人の差とは何かを検証していきたいと思います。
嫌なことがあったとき、あなたならどうしますか? 恋人や夫に愚痴を聞いてもらうという人もいるでしょう。
しかし、結婚して幸せになれる人は、嫌なことがあった時には好きな映画を観に行ったり、どこかへドライブをしたりして、自分で自分の機嫌をとろうとします。人に頼らなくても不機嫌な状態から立ち直り、息抜きやリフレッシュする方法をちゃんと自分でわかっているのです。
情緒が安定せず、何かと不機嫌になったり不安になったりしてそのたびに夫に精神的な拠り所を求める女性は、幸せになれない傾向があります。夫は、そんな妻がだんだんと重荷になり、夫婦仲が次第に悪くなっていく可能性もあるのです。
夫婦といえども、まるっきり価値観やライフスタイルが一致するわけではありません。たとえば、妻は休日は夫婦で家でのんびりしたいと思っているのに、夫は朝早くから釣りに出かけるのが休日のパターンだったりすると、どうでしょうか。
夫がそのように過ごしたいなら、自分は自分で友達と楽しく遊んだりしようとか、趣味の教室に通ったりしようと思えるのが結婚して幸せになれる女性です。
そうではなく、「どうして休日に釣りなんて行くの?」と、文句をたらたらと言うような女性は、自己中心的だと思われて結婚しても幸せにはなれないかもしれません。
また、会社の人とのつきあいでクラブやキャバクラへ行かなくてはいけない夫が理解できないという女性もいます。妻がいるのに他の女性がたくさんいる場へ飲みに行くの? と目くじらを立てるようでは幸せは遠のきます。
仕事上のつきあいならば仕方がないと思える女性は、幸せになれる可能性が高いでしょう。自分のことを理解して欲しいなら、まずは相手を尊重するべきです。
結婚したら、お金は夫婦二人のものになります。夫をおこづかい制にするのか、それとも夫から生活費をもらうのか、あるいは共稼ぎだから生活費は折半にするのかなど、それぞれの家庭によって金銭管理の仕方は違うでしょう。
しかし、夫婦間でのお金の揉めごとは意外と多いです。その原因のひとつは、独身の頃と同じようにお金を使おうとすること。
好きな洋服やアクセサリーを買い、年に数回旅行をし、休みの日は外食がしたいなどと言っていたのでは、よほどお金持ちと結婚しないと難しいかもしれません。
家族の将来のために少しでも貯金をしょうとか、無駄なところは節約をしてできるだけ有意義なことにお金を使おうという心がけができる女性なら、結婚して幸せになれるはずです。
また、結婚前にお金のことをきちんと話し合っておくべきでしょう。恋愛感情だけで突っ走り結婚したのはいいものの、お金の面での折り合いがつかず別れてしまうケースはよく見られます。
たとえば掃除・洗濯・料理など家事全般が苦手で、それに対する危機感や改善の様子が見られない、また、子供が嫌い、団体行動で協調性に欠けるといった家庭的なイメージのない女性とは、共に家庭を築いていくのに疑問を感じる男性は多いでしょう。
最初のうちは、誰でも家事は苦手かもしれません。しかし、努力して改善しようという姿勢を見せる女性は結婚して幸せになれます。
反対に、家の中は足の踏み場もないくらいゴミだらけ、料理は冷凍食品しか出てこない、お風呂もトイレも汚いままでは、夫は家に帰りたくないと思ってしまいます。
家事ができることと家庭的かどうかはちょっと違うかもしれません。しかし、家事をこなしてこそいい家庭が築けるといっても過言ではありません。家事が苦手な女性は、結婚しても幸せになれない可能性が大いにあります。
結婚をすれば、親戚が増え、人間関係が広がります。また、夫が仲良くしている友達を家に招いたりするもあるでしょう。夫の大切な家族や友達とのつきあいを嫌がっていては、結婚しても幸せになれないでしょう。
『結婚は家と家との結びつき』という考えはもう古いのかもしれません。しかし現実問題として、夫の両親や兄弟とのつきあいがうまくできなくては、ストレスになるばかりで幸せにはなれない可能性があるのです。
幸せな結婚をするには、夫に幸せにしてもらおうと期待するのではなく、自分が夫を幸せにするために努力をしようという気持ちが大事です。そうした謙虚で健気な気持ちを持てる女性は、結婚して幸せになれるはずです。
Written by 紅 たき