いい男だと思って付き合ってみたら実際は違った、という経験がある女性も多いでしょう。付き合ってみないと分からない部分も当然ありますが、できることなら付き合う前に本当にいい男かどうかを見極めたいと思うものです。
そこで今回は、いい男の特徴やいい男がしない行動・態度、いい男に選ばれる女性の傾向などをご紹介します。外見も内面もいい男を見極めて、素敵な恋愛を楽しみたい方はぜひ参考にしてください。
本当にいい男をイメージする時、イケメンやスマートなスタイルの人、モテる男性などを想像するかもしれませんが、いい男の魅力は外見だけではありません。
かっこいい見た目はもちろん、魅力的な内面も持ち合わせているのです。どのような内面の特徴があるのかを詳しく解説していくので、一流の男を捕まえたい方は要チェックです。
いい男は性別や立場などを問わず、誰にでも平等に接します。立場が上の先輩や上司には頭を下げ、部下の前では偉そうな態度を取る、店員に対して強く当たるなどは決してしません。
職場でも私生活でも分け隔てなく平等な態度で接しますが、彼は無理をしているのではなくあくまでも当然のことだと考えています。
例えば、友人との飲み会やイベントなどの大勢の人が集まる場では、一人きりでつまらなそうにしている人に話しかけて、楽しく過ごしてもらいたいと考えています。
初対面の相手であっても、思いやりの心を持って等しく接することができるのが、いい男の大きな特徴です。
好きな人が誰にでも優しいのは嫌だと感じる女性はいますが、恋人に対する優しさはより深いものだと言えるでしょう。
小さな悩みや出来事を嫌な顔せずに聞いてくれるのも、特徴のひとつです。
様々な経験を積み、武勇伝がある男性はどうしても自分について話したくなるものですが、一方的な会話では聞いている側は楽しめません。
一方でいい男は、自分だけがおしゃべりするのではなく、自然に話を振って聞き役へと回ります。
表情が豊かで気持ちが分かりやすく、相手の話を遮ったり、意見を否定したりは決してしないため、話しやすい雰囲気があるのも特徴です。
また、悩みごとに対して正論のアドバイスをぶつけるのではなく、まずは相手の気持ちに共感を示してから優しい助言をおくるため、相談のしやすさもあります。
自然に話しやすい雰囲気を作っている聞き上手こそが、いい男の証です。
さりげない気遣いができるのも、いい男の魅力的な特徴です。相手を気遣う行為をするのは当たり前だと思われるかもしれませんが、実際は思いやりのある行動ができていない男性は少なくありません。
相手に気遣いのない言動をされるとイライラしてしまいますが、いい男は周囲を不快な思いにさせるような態度は取りません。
寒そうにしていたらエアコン温度を調整する、相手のペースに合わせて歩く、プライベートを詮索しないなどの細やかな気遣いができる人こそ、いい男だと言えます。
相手がどのような気持ちかを考え、見返りを求めない優しい気遣いができる人は、一緒に居て心地よくいつまでも一緒に居たいと思うものでしょう。
いい男は何事にも真剣に向き合い、仕事に対しても真面目に取り組みます。日によって機嫌が悪い上司や、モチベーションだけで仕事をしている男性はいますが、いい男は気分ややる気に左右されずに真面目に仕事します。
そして、日々のタスクと真摯に向き合って目の前の業務をコツコツこなし、着実に昇進や昇給をしていきます。
コツコツと真面目に仕事をできる人の方が良いポジションにつけたり、大きなミッションを成し遂げたりすることが多いことからも、将来の不安は感じにくいでしょう。
また、仕事に責任感がある人は恋愛においても真面目な傾向があり、恋人とした約束は絶対に守ろうとします。誕生日や記念日もきちんと覚えてくれるので、毎年欠かさずにお祝いしてくれるでしょう。
仕事だけに生きるのではなく、プライベートも同じくらい大切にしています。プライベートを犠牲にしてまで仕事に夢中になると、逆に成果が上がらないことを知っているため、オンオフのメリハリをつけることでパフォーマンスを上げているのです。
平日は真面目に働き、趣味や遊びになったら仕事のことなど一切忘れて思いっきり楽しむことで心に余裕ができ、高い集中力を持続しやすくなります。
また、家族を大切にする傾向があり、恋人ができた時にはパートナーとの時間も大切にします。
なるべく一緒に過ごす時間を作ったり、会えない時にはこまめに連絡を取ったりなどして、パートナーを不安にさせない気遣いができます。
仕事とプライベートを両立しながら、どちらも大切にできる人がいい男だと言えるでしょう。
いい男は揺るがない信念を持ち、自分の気持ちに嘘をつかずに行動します。気持ちに正直に行動すると言っても、感情のままに行動したり、気分次第でコロコロと発言が変わったりするわけではありません。
周りの意見に無理して合わせず、自分の中にある強い芯からブレずに真っ直ぐ行動することを言い、そのような強い意思は男らしさを感じさせます。
また、ブレないと言っても、意地っ張りや頑固などとは違います。自分にはない意見だとしても良いと思えば積極的に取り入れる柔軟性を併せ持ち、心の中にある「達成したい目標」という信念がブレないということです。
誰にも流されず、自分の意見を堂々と言える人の方が大人のかっこよさを感じさせる、まさに一流の男です。
限りある相手の時間を大切にするのも、いい男の特徴です。
待ち合わせに遅刻したり、意味もない話をダラダラ話したりすることで相手の時間を奪う人は、責任感が強く、他人のことを思いやれない傾向にあります。
しかし、本当にいい男は相手の時間が限られたものだと理解し、約束の時間に遅れたり、デートをすっぽかしたりしません。
思いやる心があるからこそ相手の時間も気遣え、中には「俺のために時間をとってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えてくれるいい男もいます。
様々な理由で待ち合わせ時間に遅れたり、ドタキャンしたりすることはあるかもしれませんが、いい男か見極めるなら「相手の時間を大切にしているか」が大事なポイントです。
いい男は見た目が良いだけでなく、魅力的な内面も持ち合わせています。どのような特徴を持つのかが分かってきたところで、続いてはいい男がしないことをご紹介します。
たとえ上記の特徴に当てはまっていたとしても、以下のような行動をする人はいい男とは言えないかもしれません。ここからは、いい男がしないことを4つご紹介します。
いい男は、相手に何か見返りを求めることはしません。
人生は周りに与えてばかりで何も返ってこないと思うかもしれませんが、見返りは忘れた頃に自分の元へと戻ってくると言われています。
しかし、自分ばかりおごっている、デート計画を立てているなど、自分の時間を犠牲にして行動をしたのに、相手から感謝されないとモヤモヤしてしまうものでしょう。
その反面、いい男は自分がしてあげたいと思って行動しているだけで、お返しを貰いたいとは思っていません。
喜んだ顔が見たいという気持ちだけでデートのプランを考え、プレゼントを贈っています。
「この前奢ったから次はお金出してよ」「たまにはデートプラン考えてよ」などと発言する人よりも、見返りを求めない気遣いができる人を選びましょう。
愚痴や文句など、周りが嫌な気持ちになるような発言は一切しません。
お酒が入ると気が大きくなり、会社の愚痴や上司の悪口・不満などを漏らす男性はいますが、ネガティブな発言ばかりしている人がいるとせっかくの楽しい場が暗くなります。
また、マイナスのことを発言することで周囲へ悪影響をもたらすだけでなく、自己肯定感が下がって自信を持てなくなります。
しかし、本当にいい男は周囲に愚痴や悪口は漏らしません。
たとえ自分の仕事に対して不満があったとしても誰のせいにもせず、我慢強く耐えて良い方向へと進むように努力をします。
ネガティブな発言ばかりの小さい男よりも、周りが明るくなる話題をしてくれる人こそが本物のいい男です。
仕事で失敗や困ったことが発生した時、相手や環境のせいにしません。
大人になっても「昇進しないのは上司のせいだ」「こんな性格になったのは親の育て方が悪い」などと、周囲に責任を押し付ける人がいます。
さらには、恋愛がうまくいかないのも全てパートナーのせいにし、自分にダメな点があったかの反省や改善・成長しようとはしません。
しかし、本当にいい男はトラブルが発生した時に周囲のせいにせず、冷静に原因を対処して問題解決のための行動をします。
たとえ自分だけのせいでなかったとしてもまずはトラブル解決を第一とし、その後になぜミスが起きてしまったのかの原因や改善策を探ります。
そのため、上司や部下からの信頼が厚く、リーダーの立場を任されることもあります。
自分の意見を押し付け、相手の気持ちを考えない自己中心的な発言はしません。
人それぞれで育った環境は違うために考え方や当たり前が違うことはあり、たとえ似たような状況で生活していても価値観が全く同じ人は存在しません。
価値観や考え方の違いを理解し、相手と上手く折り合いをつけられる人こそが本物のいい男であり、いつまでも一緒にいたいと思えるパートナーになります。
逆に自分の意見ばかり押し付けて男性と付き合うと、我慢するのは常に彼女側であり、ストレスや不満は溜まっていく一方です。
そのため、いい男かどうかを見極めるには、自分の意見を強引に押し通してこないか、折り合いをつけられるかをチェックしましょう。
付き合うのなら、ダメ男よりも見た目も内面もいい男が良いと思うのは当然のことでしょう。
しかし、自分が好意を抱いていても、相手からいい女だと思われなければ恋人関係に発展させるのは容易ではありません。
最後に、本当にいい男に選ばれる女性の特徴をご紹介するので、いい男を選んでもらいたい方はぜひ参考にしてください。
いつも笑顔で明るい雰囲気の女性が嫌いな男性はいません。いい男は誰にでも平等に接し、気遣う人が多いので、自分と同じように周りを明るくしてくれる人を好む傾向があります。
また、常に笑顔の人と一緒にいると元気がもらえて仕事が捗ることからも、明るい女性は良い男に付き合いと思ってもらいやすいです。
ただし、いい男はこれまで数多くの女性から言い寄られてきたために、その笑顔が嘘か本物かが分かってしまいます。
打算的ではなく、自然な可愛らしい笑顔の女性が好まれるでしょう。
精神的・金銭的に自立していて、男性に依存しない女性を好むことが多いです。
いい男は自分の見た目や年収などを見て近づいてくる女性に苦手意識を持っており、ステータスではなく自分そのものを見てくれる人が良いと考えています。
自立していると男が近寄りがたいと思われるかもしれませんが、いい男の中には自分の中に強い信念を持っている人もいます。
そのため、自分と同じように責任感や自分の意見をきちんと持っている女性に惹かれる傾向があるのです。
常に感謝の心を持っていて、感謝の言葉が口癖になっている女性に魅力を感じることもあります。
いい男の周りには人が多く集まってくるため、円滑なコミュニケーションには感謝の気持ちを伝えることが大切だと知っています。
そのため、相手から何かをしてもらった時に自然と「ありがとう」の言葉が出る女性に惹かれやすいです。
また、小さなことに感謝できる人は、異性だけでなく同性からも好印象を持たれるでしょう。
本当にいい男に選ばれる女性は自分を飾らずに、いつでも自然体でいます。自分を良く見せるために気取ったファッションを取ったり、知ったかぶりをしたりせず、素直な感情のままでいます。
周りの意見に流されない特徴を持ついい男にとって、自分の芯を貫き、世間の流行に惑わされない自然体な女性は、自分に似ていると感じます。
相手に好かれたいからといって無理して自分を作るよりも、自然体な姿でいた方がありのままのあなたを愛してくれるでしょう。
今回は、本当にいい男についてご紹介してきました。
人によって求める条件は異なりますが、付き合う前にいい男かを見極めて幸せな恋愛や結婚をしたい方は、今回ご紹介したような男性を見つけるのが良いでしょう。
ただし、ご紹介した内容全てが当てはまる人だけがいい男とは限りません。特徴とは少し違ったとしても、お付き合いをしていくうちにあなたにとってのいい男になる可能性はあるため、気になったらまずはアプローチしてみるのがおすすめです。
Written by 早紀