パートナーや身近な異性と過ごしているとき、この人といて大丈夫なのかな…… と不安を感じたことはありませんか?
好きだけど、言動に不安を感じる。数回は受け流せても、繰り返されると、もう離れたほうがいいのかなと頭によぎることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、離れたほうがいい異性について、その特徴をお話ししていきます!
離れたほうがいい異性の特徴1つ目は、精神的・身体的な暴力を行うことです。いわゆる、DV(ドメスティック・バイオレンス)のことですね。
DVと聞くと、殴る蹴るなどの身体的な暴力のイメージが強いですが、言葉の暴力も精神的なDVに当てはまります。
身体的・精神的DVをしてしまう人は、DVをした後に、とても優しく尽くしてきたり、泣いて謝罪をしてきたり「君のことが大切なんだ。君がいなくなったら生きていけない。」と甘い言葉をかけるような時期がまわってくる傾向があります。これは、ハネムーン期と呼ばれ、DVでストレスが発散されたことによる安定期とも呼ばれています!
DVを受けている間はとても苦しいのに、その後のハネムーン期に優しくされることで許してしまい、そのサイクルから抜け出せなくなってしまう人が少なくないのです……
DVをしてしまう傾向がある人は、自分でその傾向を認識し、しっかりと治療に向き合っていかない限り、すぐには治りません。
身体的・精神的暴力を行う異性が近くにいる場合は、離れられるように動いていきましょう。ただ、慣れや洗脳、依存によって離れることがとても難しくなっている場合もあります。
その場合は、専門家を頼るのも1つの手です! 居場所を提供してくれるシェルターを運営している団体もあるので、一度調べてみてくださいね。
離れたほうがいい異性の特徴2つ目は、依存傾向があることです。依存傾向がある異性と一緒に過ごしていると、自由がなくなっていき、身動きが取りづらくなっていきます。
例えば、会社の同僚や友人であっても、異性がいる場にパートナーが行くことが許せず、パニックになってしまったり、「帰るなら死ぬから」などと死をほのめかして、過呼吸を起こしてしまったり……
可愛い程度の束縛では収まらず、自分以外の方向を少しでも見ることが許せなかったり、死をちらつかせることで縛りつけたりする段階では、依存傾向が強くなってきています。
また、異性として、人として「好き」という気持ちだけでなく、辛いときに自分を救ってくれた恩人であったりもする場合は、依存傾向が強まりやすいです。
私も、辛い時期に手を差し伸べてくれた異性に対しては、ひどいことをされても、なかなか離れられなかった過去があります。
そして、片方の依存だけでなく、お互いに依存し合っている共依存関係にも注意が必要です!
共依存関係は、恋人や夫婦間だけでなく、友人関係や親子関係でもなってしまう可能性があります。先ほどご紹介したDVでも、DVをする側、受ける側、どちらもその関係性から抜け出せなくなってしまっている共依存関係であることが多いです。
お互いさえいればいいと思うようになり、2人の関係性を邪魔する人を排除しようとしたり、関係性を切ってしまったり、より孤独な2人だけの世界に進んでいってしまうことも……
自分を見失ってしまいやすい依存関係では、なかなか自分でその傾向に気づくのが難しいですが、もし少しでも違和感を感じている場合は、その時点でまわりの人や専門家に相談してみましょう!
離れたほうがいい異性の特徴3つ目は、個性を無視し、枠に押し込めようとすることです。
例えば、女性らしさ、男性らしさ、妻らしさ、夫らしさなどの枠に相手を押し込めようとすることで、相手の個性を無視してしまう。それを繰り返してされてしまうと、自分自身として扱われないことに不満やストレスが溜まっていってしまいます。
「女なんだから〜しろ」「男なんだから〜しろ」「妻なんだったらこんなことして当然だろ」「夫なら普通でしょ」と枠に押し込められてしまうと、窮屈に感じ、やがて自分自身が何者かわからなくなってきてしまうことも……
パートナーが亭主関白気質で、付き合っている段階から世話係として扱われているような気持ちになったり、あたりまえを押し付けられて自分自身の個性を否定されてしまったり。自分自身を認めてくれていないなと感じる相手と長く一緒にいると、とてもストレスを感じやすいです!
今のあなたのパートナーやまわりの人は、あなた自身を理解し、認めて、そばにいてくれていますか?
もし、あなた自身の個性や生き方を否定されてしまったり、抑圧されてしまっている場合は、その人からは離れたほうがいいかもしれません。まわりの人の前で自分らしく振る舞えているか、一度考えてみてくださいね。
今回は、離れたほうがいい異性の特徴についてご説明しました! 離れたほうがいいのかな…… と悩んでいても、いざ離れることを決意して、相手と距離をとるのはとても難しいことですよね。
このままでいいのか、この先どうしたらいいのかわからなくなっているときは、第三者に相談してみるのも大切です! 自分を大切に、自分らしく過ごせる選択は何なのか、ぜひゆっくり考えてみてくださいね。
Written by ゆきみ百花