ただ休んでるだけ!? 育休中の夫にイラっとしたこと4つ

育児・介護休業法が改正され、男性でも育児休暇が取得しやすくなりました。夫が育休を取得すれば、妻の育児の負担を減らせるだけではなく、一瞬しかない子どもの成長を2人でみることができます。幼いうちから子どもと一緒に過ごせるので、父親としての自覚をもちやすいメリットもあります。

しかし、育休を取得したにも関わらず、中には妻をイラつかせてしまう夫も存在します。産後の不調を自分のせいで増大させないためにも、育休中の行動や言動には注意して過ごさなければいけません。そこで、妻が思う育休中の夫にイラっとしたことや、育休中に夫にやってほしいことをご紹介します。

育休中の夫にイラっとしたこと

育休を取得した夫に対し、最初は感謝をしても行動や言動が間違っていれば不満が増えていきます。産後うつの要因にもなりかねないので、自身の行動には注意してください。

何もしない

育休を取得したにも関わらず、何もしない夫もいます。子どもが泣いても「泣いてるよ」と言うだけで自分はテレビやスマホに夢中……。それでは妻のイライラが増えるのは当たり前です。

指示を出せば面倒な態度をされたり、不満を言われながら育児をされたりすれば、育休をとらずに仕事に行ってもらった方がマシだと妻は考えるでしょう。あなたに対する愛情がなくなる可能性もあるので要注意です!

口出しのみ

慣れない育児で手こずるのは当たり前です。しかし、やたらと口出しをしてくる夫もいます。おむつ替えがうまくいかない、ミルクを作るのに時間がかかる、泣き止ませられないなど、第一子であればなかなかうまくいかないこともあるでしょう。

そんな時、自分が手を出すのではなく、「こうした方が良いんじゃない?」、「すっごい泣いてるじゃん、可哀想だよ」などと言われれば、妻のイライラは爆発寸前です。

妻が困っている時には口だけ出すのではなく、一緒に対処もしくは代わりに対処してあげましょう。

また、「母親はこうしていた」、「会社の人はこうしていた」といった言動も控えてください。妻は自分なりに考えて、最善の方法を見つけ出そうとしています。まるで劣っているかのような発言にも聞こえるので、他人との比較はしないようにしましょう。

イクメンアピール

ただオムツを替えているだけ、抱っこをしただけなのに、「俺、育児やってんだ!」と家族や友人にアピールする夫もいます。良く思われたいがためにアピールするのでしょうが、普段の様子を知っている妻からすれば戯言です。

本当に育児をしている夫なら、あえてイクメンアピールはしないからです。家族や友人からの評価は上がるかもしれませんが、妻からの評価はダダ下がりになるので気を付けてください。

自分の予定優先

事前相談なく「飲み会に行ってくる」、「遊びに行ってくる」と言われれば、思わずため息をつきたくなるほど妻はイライラします。子どものこと、妻のことを考えずに自分の予定ばかりを優先していては、妻の愛情もなくなってしまいます。

息抜きをしたいのは妻も同じです。さらに、育児で自分のことは後回しになっている状態なので、夫に自由な行動をされると余計にイライラします。

妻も自分もストレス発散できるよう、それぞれの予定はあらかじめ夫婦で共有し、計画を立てながら育児をしていきましょう。

育休中の夫に、妻がやってほしいこととは

自分の予定優先

妻は育休中、「夫にやってほしい」と思っていることは何なのでしょうか? 育休に入る前に知っておくと、妻をサポートできる機会が増えます。ここでは、育休中の夫にして欲しいことを紹介していきます。

ママじゃなくてもできること

ママじゃなくてもできる育児はたくさんあります。寝かしつけやおむつ替え、お風呂に入れるなど、自分でもできることは積極的にやりましょう。

自らで考えて行動する

ストレスMAXな状態の時に、「何したらいい?」、「次はどうすれば?」などと聞かれれば、思わずイラっとしてしまう人もいます。「説明をするのが面倒」、「説明する時間がもったいないから自分でやる」と考え、夫が育児をする前に行動してしまう妻は多くいるので、何をするのが適切かを自分で考えて行動しましょう。

「言わなければ何もできないの?」などと言われなくても、自ら率先して育児に参加できるようになりましょう。

家事

育休中の仕事は育児だけではありません。生活をしていく上で大切な家事も立派な仕事です。掃除や洗濯、料理やゴミ出しなど、家事といっても種類は豊富です。

育休を取得する前に、夫婦で話し合い、家事の分担をどうするか計画を立てましょう。妻が疲れている時は代わりにやるなど、時には気遣いを見せると評価もアップしますよ。

おわりに

家事

育児中はホルモンバランスの変化によって、どうしてもイライラしやすくなってしまいます。「いつもイライラしている」、「怒られそうで怖い」などと思う男性もいるかもしれません。

しかし、その原因を作っているのは夫の可能性大です。自分で考えて行動する、率先して動く、積極的に育児や家事に参加するなど、育休中にすることをあらかじめ考え、行動していきましょう。「ただ休んでいるだけ」の父親にならないよう気を付けてください。

Written by 早紀

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