ストレスが溜まると、誰かに聞いてほしくてつい愚痴を言いたくなってしまいますよね。愚痴なんて言わない生活を送りたい! と思っている方へ、愚痴を言わない人の特徴やストレス発散法をお伝えしていきます。その心理や考え方を参考に、ストレスフリーな生活を送っていきましょう!
人の嫌な部分って目につきやすいですが、相手の「いい部分」を見たいか「嫌な部分」を見たいかで、その見え方は変わってきます。
相手の嫌な部分を見るのが得意な人は、不満ばかり言っているのが特徴です。それに対して愚痴を言わない人は、相手のいい部分に注目します。
誰にでも長所と短所があるものです。相手のいい部分を見てあげられるからこそ、愚痴を言いたくなるようなことがないのかもしれません。
「あの人、何であんな言い方をするの?」嫌なことがあったとき、誰かに愚痴を聞いてもらいたくなりますよね。でも、愚痴を言わない人はまず相手の立場に立って物事を考えます。
「心配だからこそ出た言葉なんだろうな」「忙しくて気持ちにゆとりがなかったんだろうな」など、相手を責めることなく理解しようとするのです。
相手の立場に立つと、見えてくるものも違ってきます。人間関係でストレスが溜まりやすい人は、相手の立場になって物事を考えてみるといいですよ。
アイドルの追っかけや、資格や試験の夢や目標など、夢中になっていることがある人は自分のやるべきことに集中しています。
他人の嫌な部分や欠点に目がいくかもしれませんが、愚痴や不満を言うよりも、好きなことについて語ったり勉強したりと自分のことに忙しいのです。
不平不満や嫌なことに支配されるとマイナス思考に陥ります。 愚痴を言う時間があるなら、好きなことを考える時間に変えてしまいましょう。
ネガティブな感情は嫌な出来事を、ポジティブな感情はいい出来事を引き寄せます。ネガティブな気持ちを引きずっていると、さらにネガティブなことが起きたりしませんか?
愚痴を言うと嫌な言葉を発することになるので、言っている自分も嫌な気持ちになりますよね。愚痴を誰かに言ってもストレス発散にはなりません。
愚痴を言わない人は、自分の感情をコントロールして嫌な気持ちを引きずらないんです。
愚痴を言わない人は、周りの人が楽しくいられるように場を明るくしてくれます。「笑顔で挨拶をする」「一日を楽しく過ごそうとする」「マイナスな発言をしない」といった特徴を持っています。
不平不満が多い人からは離れ、場を明るくしてくれるような人と関わっていきましょう。きっとあなたもポジティブな気持ちになれますよ。
愚痴を言わない人を観察していると、謙虚だなと感じます。人によって態度を変えることもなく、相手の考え方も受け入れられるとっても素直な人です。
謙虚な気持ちを忘れない人は、自分の当たり前を相手に押し付けず、相手からも学ぼうとするので愚痴が出てこないのかもしれません。
謙虚になることは難しいものですが、相手からも学ぼうとする姿勢は取り入れられそうですね。
愚痴を我慢していると、余計にストレスになってしまいます。爆発しそうな思いは紙に書いてみましょう。
あなたの今の思いを全て書き出したら、書いたことを見直してください。「なぜこんな思いになってしまったのか?」「 毎回このことについて悩んでいるな」など、自分の思考のクセも発見できます。
見直したら文章をグルグル真っ黒に塗りつぶすか、ビリビリと気持ちよく破いてみましょう。紙に書くと、気持ちが整理できて意外とすっきりしますよ。
自分の話したいことだけ話したり、愚痴ばかり言ったりする人って嫌だなと感じることが多いと思いますが、相談であればどうでしょうか?
「こんな出来事があって落ち込んじゃったの、いい解決法はあるかな?」なんて聞かれたら、嫌な気持ちにはならず親身になって話を聞いてあげようと思いませんか?
相手に話すことで気持ちも落ち着き、色々な視点が見えてきます。誰かが悩んだ時や困った時は、手を差し伸べて話を聞いてあげるとお互いいい関係が作れますよ。
これは番外編。私のおすすめストレス発散法です。ムカつく相手を思い浮かべ、枕をサンドバッグ代わりにボコボコにします!
それでも怒りや悲しい気持ちが収まらない人は、イメージの中でムカつく相手が「本当は感謝しているんだ」と言っている場面や、あなたに「謝っている」場面を想像してみてください。
もしもまた何かムカつくことがあっても、右から左に話を受け流すことができます。結構ストレス発散できるので、一度試してみてくださいね。
愚痴を言うことは、かえって嫌な気持ちをくっきりさせることになります。不平不満や愚痴を言うよりも、幸せを感じる時間を増やしていきましょう。あなたの元に楽しいことがいっぱいやってくるようになりますよ。
Written by ココロン