恋人とはいつまでも仲良くしていたいもの。しかしその愛の深さゆえ、相手のことを思っての言動のつもりでも、知らずしらずのうちに「なんかウザい」「うんざり……」と思われている可能性があります。
そんな悲しいことにならないよう、男性が女性にうんざりする瞬間について知っておきましょう。
好きな気持ちが大きくて、つい束縛や干渉をしてしまう。こんなことはありませんか?
多少のヤキモチや独占欲は男性も「かわいい」と感じるかもしれませんが、行き過ぎは逆効果。同じようなことが積み重なると、だんだん話をするのも嫌になってしまいます。
不安な気持ちが溢れそうになっても、時にはぐっと飲み込んで。彼を信用してある程度自由にさせる寛容さが大切です。
恋人とちょっとマンネリになっていたり、もしくは恋人未満の微妙な関係性のとき、相手の気を引こうとしてあえて他の男性の話をしたり……なんてこと、ありませんか?
これ、やっている方からするとわりと軽い気持ちだったりするのですが、される方はいい気分ではありません。他の女性と比べられて「あの子ってかわいいよね。ああいう服着てみたら?」なんて言われたらムッとしますよね。
それは男性も同じ。男性にはプライドが高くナイーブな人が多いので、「うんざり……」どころか怒らせたり傷つけてしまったりする可能性もあります。
他人を引き合いに出して、わざと嫉妬させようとする作戦はやめておいた方が賢明です。
会いたいけど会えない、話したいけど話せない……現代人はとても忙しく、こういったケースも考えられます。多少のアピールなら男性も可愛いと感じてくれるでしょうし、「そんなに俺って愛されてるんだ!」と喜ぶかもしれません。
しかし、とめどない「会いたい」LINE(ライン)だったり、これみよがしにSNSに「寂しい……」と垂れ流したりなどの過度の構ってアピールは彼をうんざりさせるだけ。
「仕事を早く片付けて彼女に会いに行こう」という気持ちを消失させてしまうかもしれません。ご注意を。
男女の会話の質の差が話題にあがるたび言われるのが、「男性は結論を出そうとする、女性は共感を得ようとする」というもの。
極端なことを言えば、女性の話は「うんうん、そうだよねー」「わかるよー!」という共感を得るために繰り広げられている、というものです(極論ですが……)
対して男性は、会話に結論を求めます。つまりオチですね。しかし女性の場合、結論はそこまで重要でなく、「お喋りする」こと自体が目的だったりするので行き違いが起こりやすいです。
個人的には、「ちょっとくらい話に付き合ってくれたってよくない?」とは思いますが、男性の性格やコンディションによってはオチのない長い話を延々と聞かせるとうんざりされてしまう場合も。話が長い自覚のある女性は気をつけた方がよいでしょう。
男性が同年代、もしくは年下だったりすると、どうしても女性は「お姉さん目線」になりがちです。そうすると、良かれと思ってつい上から目線のアドバイスをしてしまうことがあります。
しかし男性は、基本的に下に見られるのが好きではありません。たとえ年上の女性が相手でも、恋人であれば尚更対等でありたいと考えるはずです。
にもかかわらず上から頭ごなしに「これはこうした方がいい」だとか、「まだわからないと思うけど……」などのように言われると男として面白くないでしょう。
同じようなことが続けば、「彼女と話しているとうんざりする」と思われても仕方ないかもしれません。
感情の起伏が激しくすぐに怒ったり、気に入らないことがあると不機嫌になったり……あなたの周りにもそういう人いませんか?
怒ることで周りが気を遣ってくれたり言い分を飲んでくれたりするので、怒っている張本人は気分がいいんですよね。もちろん、それに振り回される周囲の人間はたまったものではありません。
多少の不機嫌なら「彼女がワガママだけど、そこもかわいい☆」なんて、寛大な男性は大目に見てくれる……かもしれませんが、それも行き過ぎれば鬱陶しいだけ。
一緒にいて疲れる、うんざりする女性のそばに望んでいたいと思う人は稀でしょう。すべてを飲み込んで我慢してとは言いませんが、マイナスの感情を表に出すのはほどほどに。
付き合いが長いカップルにはこうした事案も見られます。
付き合いたての頃はおしゃれをして常に綺麗にしていた彼女が、いつの間にか自分の前ではまったく身なりを気にしなくなる……。それだけ親密になった、心を許しているとも言えますが、やはり男性としても複雑な心境でしょう。
女性だって、付き合いが長くなるにつれて相手がイケてない方に変化していったとしたらショックですよね。男性は尚更そう思います。
「いつも髪ボサボサ、すっぴんでうんざりするな……」なんて思われないよう、ほどほどに見た目にも気を遣っておきたいところです。
今回は、男性が女性に対してうんざりする瞬間をピックアップして紹介しました。「わかる!」というものから、「やっちゃってるかも……」なものまであったのではないでしょうか。
すべてを完璧にクリアするのは難しくても、少しずつ心がけから変えていくことはできます。他人同士がいつまでも仲良く一緒にいるためには、やっぱり多少の努力や心遣いが必要です。
大好きな男性とこれからも良い関係でいられるよう、少し意識改革をしてみませんか?
Written by 七尾なお