みなさんは、自分自身の言動に意識を向けたことはありますか? もしかしたら、あまり気にしたことがない人の方が多いかもしれません。ですが、無意識のうちに発している言葉によって周りから「○○さんって育ちが悪いよね」と思われる原因になることも…… そんな風に思われてしまうのは避けたいですよね。
そこで今回は、育ちの悪さが出る言動や「育ちが悪い」と思われないようにするために知っておきたいポイントについてご紹介します。
はじめに、育ちの悪さが出る言動からみていきましょう。
悪口が多い人は、育ちが悪いと思われやすいです。時には嫌だと感じることもありますし、折り合いが合わなくて嫌いだと感じる人もいるでしょう。
性格やこれまでに生きてきた環境が違うため、意見が合わないこと、折り合いが合わないことは、仕方ありません。
誰にでも苦手な人や嫌いな人はいるものですが、その人に対する悪口ばかりいうのは我慢しています。悪口を言うと周りにもネガティブな影響を及ぼしてしまうため、言い過ぎないように注意してください!
いつも悪口ばかり言っていると、育ちや性格の悪い人だと思われ、信頼してもらえなくなってしまうことも……
言葉遣いが汚い女性は、育ちが悪いと思われる傾向があります。「美味しい」を「うまい」、「お腹空いた」を「腹減った」というのは女性らしさにかけてしまいます。また、「テメェ」といった汚い言葉も、育ちの悪さが出る言動の1つ。
言葉遣いが汚いと、親の教育が行き届いていないように思われてしまう可能性もあります。それでは、あなただけではなく家族に対する印象も悪くなってしまうので気を付けてくださいね。
店員さんに対して丁寧な言葉を使えない人も、育ちが悪いと思われやすいです。第一印象を引きずってしまうハロー効果というものがあるので、初対面で丁寧な言葉を使えないと感じたら、その後のイメージが良くなることもほぼないと思って良いでしょう。
最初のイメージを変えるのはかなり大変なので、丁寧な言葉を意識するのはとても大切ですね。しかし、すぐに変えるのは難しいので普段から意識してみましょう!
育ちの悪さが出る言動には以上のようなものがあります。あなた自身が当てはまっていると自覚する部分はありませんでしたか? もしあったなら、見直した方が自分のためになるかもしれません。
では、「育ちが悪い」と思われないようにするためにはどうすればよいのでしょうか? 次は、そのために知っておきたいポイントをご紹介します!
あなたの言葉遣いやマナーなどについて、注意してくれる友達や家族もきっといるでしょう。それを受け入れたくないと思う気持ちもわかりますが、素直に聞くようにしてください!
周りからの忠告を聞いて改善しようと努力していれば、育ちが悪いと思われることもなかったかもしれません。そんな人は、これからでも遅くないので自分自身が過去に忠告されたことを思い出し、言動などを変えられるように意識してみては?
自分の言動や所作などを客観的に見つめてみるのも、「育ちが悪い自分」から卒業するためのポイントです。
自分自身の行動を観察してみると、周りからどのように見えているのか把握できます。その中に改善点も見えてくるはずなので、どこから直せばいいのか意識しやすくなるはず……!
育ちの悪さを改善したいのであれば、品が良い人を見習うのもおすすめです。言葉遣いはもちろんですが、日常生活における所作に関しても勉強になる部分がきっとあります。
似たような行動や言動を目指してみると、徐々に違和感なく振る舞えるようになっていきます。もしあなたも周りにそのような人がいるなら、ぜひ見習ってみてください。
周りに対する親切心がかけてしまうと、言動も悪くなりやすいです。それでは、「育ちが悪い」という印象を払拭できないままになってしまうので、親切心は常に持つようにすると良いでしょう。いつも謙虚な心を忘れないようにすると、自然と言葉遣いや態度も良くなっていくはずです。
「育ちが悪い」と思われないようにするためには、このようなポイントを押さえておきましょう。すぐに変われなかったとしても、意識すると少しずつ良い方向に向かっていくので、時間をかけて自分と向き合ってみてください。
育ちの悪さが出る言動は、意識していないケースが多いです。問題ないと思って発言している人もいるでしょう。「そういう人なんだ」と既に諦められている場合もあるでしょうが、あなたが意識すると周りからのイメージは良くなる可能性があります。
そのため、「育ちが悪い自分」から卒業したいなら、今回紹介したポイントを実践してみてください! 一気にイメージを変えるのは難しいですが、少しずつ変えていければ、「○○さん、変わったよね!」と言ってもらえるはずです。
Written by 早紀