【ラブホスタッフの上野さん】外見に対して異常な執着があります。

私は全く可愛くなくて、顔は童顔(悪い意味)で身長も低く短足なので、本当に自分の姿に目を当てられません。

私には彼氏がいるのですが、街で彼氏を連れている女性は皆可愛くて美人で垢抜けてる人ばかりで自分が惨めになると同時に、彼に申し訳なくなります。

その度に別れたほうがいいのか、でも別れたくない、でも彼を思うと別れたほうが……のイタチごっこで辛いです。

外見のことを気にしすぎて毎日気が重いです。私は私! と思えればいいんですが、中々難しいです。

どうすればいいのでしょうか。

(24歳/女性(独身)/OL/宮城県)

【回答】

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

ご質問者様は催眠術にかかったことがあるでしょうか?

実は催眠術には2つの種類が御座います。それは自己催眠と他者催眠。

他者催眠というのは皆様が創造されているであろう一般的な催眠術のことで御座います。

5円玉に糸をくくりつけて、ゆらゆらと揺らす催眠。それが他者催眠で御座います。

一方で自己催眠は自分自身に催眠をかける方法のこと。

これは少々イメージが難しいのですが、瞑想を想像して頂ければ概ね問題ございません。

さて、催眠にはこの2つの種類があるのですが、一般的により深く強く催眠にかかることが出来るのはどちらの催眠かご存知でしょうか?

おそらくご存知ではなかった方も今、考えてみて答えが出たことでしょう。

そう、正解は圧倒的に他者催眠で御座います。

自分で自分を催眠にかけるよりも、誰かに催眠をかけてもらった方が圧倒的に深く強く催眠にかかることが出来るのです。

もちろん「相手を信用していれば」という条件はつきますが、信用した相手であれば自分の言葉よりはるかに深く受け入れることが出来るのです。

コンプレックスを抱えていない人間はいない

コンプレックスを抱えていない人間はいない

さて、今回のご質問者様は自分の外見に自信がないようですが、残念ながら世の中の人間のほとんどは自分の外見に自信がございません。

信じられないことにあのエマ・ワトソンですら「私の歯は完璧ではないし、小枝みたいに痩せてもいない」と自分の外見にコンプレックスを抱えているのです。

あのエマ・ワトソンすら自身の外見に少なからずコンプレックスを抱えているのですから、私たちが外見にコンプレックスを抱えないのは不可能でしょう。この世には自分の外見にコンプレックスを抱えていない人間など、ナルシスト以外には存在しないのです。

もちろんそのコンプレックスがどの程度のものかということには個人差が御座いますが、多かれ少なかれコンプレックスがあるのは間違いありません。

しかし、すべての人間がコンプレックスを抱えているとはいえ、そのコンプレックスに悩んでいるかどうかといえば話は別。

それではコンプレックスを悩むかどうかの差は一体なんなのでしょうか? おそらくこの差は人から肯定されたかでしょう。

良くも悪くも自分の力だけで、コンプレックスを解消することは極めて難しいのです。

自己催眠では誰も深く自分を騙せないように、自分のことを許すためには自分の言葉だけでは足りません。

誰かの言葉があって、初めて人は自分のことを許すことが出来るのです。

ですのでどうか安心してくださいませ。

ご質問者様ががコンプレックスを抱えているのは、ご質問者様の顔のせいでもなければ、ご質問者様の性格のせいでもありません。

たまたまこれまでの人生でご質問者様の外見を肯定してくれる人に出会えていないだけなのです。

そして誰かに肯定さえして貰えば、ご質問者様はきっとコンプレックスを受け入れることが出来るでしょう。

そんな魔法の言葉をかけてくれるのは、ご質問者様のご友人様かも知れません。ご両親様かも知れません。同僚や先輩かも知れません。

しかし私は出来ることならば、その魔法の言葉は恋人である彼氏様からかけてほしいと願っております。

コンプレックスを払拭する魔法の言葉をかけてあげるのは恋人の仕事だと思っているのです。

ですので、もしも今回のご質問に苦言を呈するのであれば、私はご質問者様ではなく、彼氏に苦言を呈したいのです。

恋人のコンプレックスを解消する魔法の言葉を唱えるのはあなたの仕事だ、と。

そしてまたご質問者様にも伝えたいことが御座います。

口には出さないかも知れませんが、彼氏様もまた自身の外見にコンプレックスを抱える人間の一人でしょう。

それならば彼氏様のコンプレックスを解消する魔法の言葉は、一体誰が唱えるのでしょうか?

恋人に失礼なこと

恋人に失礼なこと

ご質問者様は自分の外見が劣っていることで、彼氏様に申し訳ないと感じているようですが、それは全くもって見当違いの考えであると言わざるを得ません。

ご質問者様の外見がどのようなものなのかは存じませんが、彼氏様はそのご質問者様を選んだのです。

彼氏様は他ならぬ自分自身の意思でご質問者様を選んだ。それなのに、そんな彼氏様に対して申し訳ないとは幾ら何でも彼氏様の選択に対して失礼ではないでしょうか?

彼氏様が愛したものを否定してはいけません。

彼氏様が選んだご質問者様自身を否定することは、たとえご質問者様であっても大変失礼なことなのです。

たとえご質問者様が日本一のブスであったとしても、それが彼氏様の迷惑になることは御座いません。

しかし、たとえご質問者様が世界一の美女であったとしても、彼氏様の選択を尊重しないその態度は紛れもなく失礼な態度なのです。

Written by ラブホスタッフ 上野

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