【ラブホスタッフの上野さん】尻に敷かれるのは嬉しいですか?

昨日、結婚を前提に付き合っている彼が「俺、お前と結婚したら尻に敷かれそうだ~」と嬉しそうに言ってきました。

男性って尻に敷れるのって嬉しいものなんですか? それとも彼氏は悪い意味で言っていたのでしょうか……。

(28歳/女性/教員/東京都)

【回答】

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

もちろん個人差が御座いますので一概に「男性はこうだ」と断言することは出来ませんが、女性の尻に敷かれることを望んでいる男性は決して少なくありません。

そもそも男性が奥様の尻に敷かれることが嫌ならば、結婚という選択を取らない可能性が高いでしょう。

世の中を見渡してみても、多くの家庭で旦那様は奥様の尻に敷かれているのです。男性が本気で尻に敷かれたく無いと思ったら、結婚という選択肢を取らない可能性が高いでしょう。

確かに「男」という生き物は「俺は尻に敷かれたいんだー」なんて口にはしませんが、それは世間体が悪いからであるとお考えくださいませ。

女性を口説きたい男性はあまりいない

女性を口説きたい男性はあまりいない

あるところにスコップを買いに来たお客様がいらっしゃいました。さて、このお客様が欲しがっているものは一体なんでしょうか?

これはマーケティングでよく使われるたとえ話で御座いますが、スコップを買いに来たお客様が必要としているのはスコップではなく穴で御座います。

人はスコップが欲しくてスコップを買いに来ているわけでは御座いません。

欲しいのは穴であり、その手段としてスコップを必要としているだけに過ぎないのです。

口説きもまたこれに近いものがあるでしょう。

男性は女性を口説きますが、何も女性を口説きたいから口説いているわけでは御座いません。

男性が欲しがっているのは女性であり、口説くという行動をしたいから口説いているわけではないのです。

女性を口説きたい男性はあまりいない

さて、尻に敷くというのは簡単に言えば「主導権を握る」という意味合いが非常に強いでしょう。

何か物事を決めるときにどちらに主導権があるか。それが夫婦間で奥様に主導権があると「尻に敷く」という表現になるので御座います。

主導権を握ると言えば聞こえは良いですが、主導権を握ることはメリットばかりでは御座いません。

自分で物事を決めるというのは人間にとって多大なストレスなのです。選択するということ自体にもストレスが発生いたしますし、その選択によって発生した出来事に対して責任も負わなくてはなりません。

ですので主導権を握りたくないと考えている方は男女問わず非常に多いと言えるでしょう。

しかし恋愛初期において、男性は主導権を握らないわけにはいきません。

女性からアクションを起こすことは極めて稀なので、自分からアクションを起こさなければ何も始まらないのです。

ですので恋愛期、特に恋愛初期においては男性が主導権を握ることが多くなっておりますが、それは必ずしも男性が主導権を握りたがっているというわけでは御座いません。

そうではなく自分が主導権を握らないと何も始まらないからこそ、彼らは仕方なく主導権を握っているに過ぎないのです。

Written by ラブホスタッフ 上野

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