決断力がない人必見! 決断力がある人・ない人の特徴&決断力を高める方法

ビジネスや人生において、必要不可欠なものと言える「決断」。何事も、決めなければ先へ進むことはできません。しかし世の中の全員が全員、「決断」に迷いがないわけではありません。また、時には自分一人では「決断」できないこともあります。

もし自身が「決断」できなかったことで何かしら後悔した経験があるという人は、本記事で紹介する決断力を高める方法を実践してみてください。決断力がある人・ない人の特徴から、自分に足りないものを見つけ出すだけでも、自身の決断力がぐんと変わりますよ。

決断力の意味

さて、決断力の意味をおさらいしておきましょう。

決断とは読んで字の如く、「決して断つ」ということ。まさに後戻りが出来ない状況、つまり自分の責任で物事を判断する能力のこと。そして大抵の場合、決断力が求められるのは「未来の方向性の決定」という場合が多いものです。

ビジネスなんかで言えば、決断力とは「会社の方向性」や「会社の理念」という部分に関わってきます。

決断力がない人の特徴

自信がない

決断力がない人は、自信がなくオドオドとしてしまう傾向にあります。自分の考えに自信がなければ物事を決断する力が生まれるわけがありません。

自信となる根拠がない、経験がない

上記した通り、決断力を支えるのは自信。ではその自信がどこから生まれるのかと言えば、それは今までの経験から。経験だけが全てではありませんが、自信を持つにはその自信を支えるだけの根拠と経験が必要なのです。

人の意見に左右されやすい

自分に自信がない人は、相手が強く提示してきた意見につい同調しがちです。人の意見を聞くのは重要ですが、人の意見を突っぱねることも重要なのです。
人の意見に左右されやすい

小さな判断を先延ばしにしがち

何かを決めるときに慎重になることは大切です。ですが、度が過ぎるとそれは単に先延ばしにしているだけで、判断力を養うのに邪魔になってしまいます。判断に迷ったからとりあえず保留しているのは、決断力があるとは言えないでしょう。

頼み事を断れない

人からの頼み事を断れない、断るのが苦手な人も決断力がないと言えるでしょう。「この人の頼み事を断って嫌われたらイヤだなぁ」なんて思ってしまうかもしれませんが、それは「イイ人」でなくなることを恐れているということ。

「イイ人」でいたいのは、「イイ人」でいることでしか自分に価値を見出せていないということです。

決断力がある人の特徴

目標、優先事項が明確

決断というのは基本的に面倒で怖いもの。失敗するリスクもありますし、できれば避けて通りたいという気持ちもわかります。ですが、そんな負の側面を消し去ってしまうのが「目標」です。「何を優先するべきか」が明確になっているからこそ、決断力は生まれるのです。

嫌われることを怖がらない

人から嫌われたくない、皆から好かれたい。そんな気持ちを持っている人も多いでしょう。ですが「万人から好かれている人が嫌い」という人もいるハズですので、皆から好かれるのは不可能。

目標達成のために決断をし、その結果嫌われることを恐れないのも決断力には必要なことです。

何かを得るには、何か捨てる必要があると理解している

目標達成のために判断を繰り返していくと、どうしても失ってしまうものもあります。それは人であったり、お金であったりさまざま。なにも失うことなく、なにかを手に入れることは出来ないと理解している。これも判断力がある人の特徴です。
何かを得るには、何か捨てる必要があると理解している

決断を先延ばしにしない

先ほど上記した通り決断とは面倒なもの。ですがそれを即決できる人は決断力が高いと言えるでしょう。

失敗を恐れない

失敗するのが怖い、これは仕方がありません。失敗は怖いです、とっても。でも判断力がある人は、失敗力を兼ね備えています。失敗から学ぶことが決断力を養うのです。

決断力を高める方法

食事のメニューを即決する

レストランなどの飲食店で、どれにしようか迷ってしまうとき。そんな簡単な判断は速攻で片付けてしまいましょう。

迷ったら消去法を使う

決断に迷ったら消去法が一番。マークシート問題も答えが分からないときは、「いかにも間違っている答え」を排除して、「正解っぽいやつ」を選択するはず。それと同じです。

別の可能性「if」を考えない

決断した後の話ですが、「もしもう一つの選択をしていたら……」とアレコレ考えるのはタブー。次の決断のときに、決断する速さが鈍ってしまうからです。

決断に時間制限を設ける

即決するばかりが正解ではない問題も世の中にはあります。それは自分の未来に関することなど。でもいつまでも迷ってはいられません。だからこそ答えを出すまでの時間を決めましょう。
決断に時間制限を設ける

直感に頼ってみる

決断を強いられる場面というのは、どういう結末になるか読めないことも多々あります。本当にどちらがいいか分からないときは、直感に頼るしかありません。

決断力と共に判断力も鍛えよう

決断力が「どういう結末になるか分からない場面の選択」だとすれば、判断力は「今あるデータや理論に基づいて結論を出す」ということ。

会社などで、自分の意見を理解してもらうためには「データや理論に基づく判断力」が必要になってきます。

逆に、プロジェクトなどでA案かB案のどちらが良いか選択する際に、データや過去例を見ても結論が出ない場合、それは決断力が必要になってくるのです。だからこそ、どちらの力も必要なのです。

<まとめ>決断力がつくことで得られるメリット

決断力を養うことは、自分の将来や未来を切り拓き、自己実現を達成することに繋がります。もちろん自分で負うことになる責任もありますが、リスクなくしてリターンはあり得ないのも事実。

やってみなくては始まらないのです。さあ、日々の小さな決断から人生を切り拓いていきましょう!

Written by センチネル

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