自分から「グイグイ行く女性」と、受け身の「行けない女性」。合コンで観察してみると、「極端だな~」と思うことがよくあります。
タイプの男性がいても、相手から話しかけられるのを待っている人や、ネガティブなことを考えてしまいがちな「自分から行けない女性」が、恋愛上手になるにはどうしたらいいのでしょうか。
友達との関係も受け身になりがちな女性の場合、自分から話題を振ったり、約束をとりつけたりするのが苦手ということがありますね。
「うん、それでいいよ」「任せる」が口癖になっていませんか? せっかくタイプの男性がいても、相手から余程のアプローチを受けない限り、恋愛に発展しないことも……。けれどそれではもったいないですよね。
男性からくるのが当たり前、または、自分から行くのはガツガツしているようでみっともないと思う女性もいるでしょう。
気持ちは分かりますが、待ちの姿勢ばかりではせっかくのチャンスを逃してしまいます。
自分と他の女性を比べて、「どうせ私じゃ無理だろうな……」と諦めてしまう女性もいますね。
「自分より綺麗な女性、明るくて楽しい女性はいっぱいいるから」と自虐的になってしまうのはとてももったいないことです。確かに美人で明るい女性はモテます。けれど、その思い込みが自分で自分の首を絞めることになってしまいます。
これは③と似ていますが、過去に傷ついた経験をいつまでも引きずっている場合も自分から行けない原因になります。
成功した経験が少ないと、どうしても「自分はダメなんだ」「恋愛に向いていない」などと思いがちですが、決してそんなことはありません。
優しい人、話を聞いてくれる友人、で終わってしまうのがこのパターン。日常生活でも「自分から誘うこと」を増やしてみましょう。
例えば、同僚とのランチや、友達と遊ぶ約束を自分から進んでとりつけるようにしましょう。それでもハードルが高いと感じる場合は、「駅まで一緒に行きましょう」程度のお誘いでもいいんです。
「いいよ!」という返事がもらえる経験を増やすのは大事。相手に喜んでもらえるか、相手がどう感じるかを考えすぎないようにしましょう。
食事や遊びは、これといった理由がなくてもOKがもらいやすいので、簡単なことから始めるのが良いですね。
自分が誘われるのを待っているように、男性だって誘われることを待っています。どちらかが歩み寄らないと関係は進みませんよね。
男性、女性どちらにも共通して言えるのは「しつこい誘いは嫌われる」ということ。これさえ避ければ、どちらから誘ったっていいんです。
「それでもちょっと……」という場合は、相手に誘ってもらえるような接し方を心がけると良いですね。自分の好きなことを積極的に話したり、相手の話に興味を持ったりすると、連絡先を聞かれたり、食事に誘われたりすることも増えるかもしれません。
自信がある女性がキラキラして見えるのは、努力をしているからです。内容は人それぞれですが、頑張っていることがあると自然と自信が身につきます。
それは外見や仕事の成果など、見えやすい部分に限りません。自分にしか分からないことでも良いので、「私にはこれがある」ということを探しましょう。
何も見つからないのであれば、今から意識を変えることが大切です。「私はダメ=何もしていないから」ということを自覚するといいかもしれません。ただ、いきなり大きな成功を求めないように。
植物を育てる、自炊をする、一つのことについて詳しくなる……といったような小さなことでも、続けるのは結構難しかったりします。小さな成功を積み重ねるだけでも、自分に自信がつきますよ!
どんな美人でも、どんなに強く見える人でも、失恋や傷ついた経験はあります。それを乗り越えたから強くいられるのですし、経験豊富そうに見えても根は臆病な人だっています。
傷つくことや失敗を恐れるということは、その間に得られたかもしれない成功や幸せを逃している可能性だってあるということ。
誘いに断られる程度だったら、「慣れてしまえばどうってことはない!」と思えるかもしれませんよ。ダメ元で行けば気持ちの負担も減ります。
自分から行けない理由は、人それぞれだと思います。けれど、どれもネガティブな思考が原因になっていることが多いんです。
ネガティブでいると、ネガティブなことしか寄ってきません。気持ちの切り替えは簡単ではないかもしれませんが、「じゃあ、ずっとそのままでいいの?」と言われた時、本心から「このままでいい」と思えるでしょうか?
幸せな恋愛がしたい、色々な人を知りたい、と思う気持ちがあるならこれをきっかけに「誰かを誘ってみること」にまず挑戦してみてください。
友達や同僚を誘うことに慣れると、コツが分かってきます。その経験を意中の男性相手に活かせるようになると良いですね!
Written by 千晶