“気が利かない男”。あなたの周りにもいませんか?
知人や同僚レベルの関係ならまだしも、これが彼氏となると笑って見守るのにも限界がありますよね。
では、彼らは何を考え、どんな理由で気の利かない行動をとってしまうのでしょうか。
今回は、“気が利かない男”の特徴と心理について詳しく解説していきます!
まず、“気が利かない男”にありがちな特徴について見ていきましょう。
“気が利かない男”とデートをした際、多く見られるのがこの『デートプランが白紙』というパターンです。
気温や天候の変化などを考慮して、あえてざっくりとしたプランにとどめておくのであれば全く問題ありませんが、完全な白紙となると話は別。
せっかくの二人きりの貴重な時間を、どこで何をするかの話し合いの為に潰してしまうのはもったいないと言わざるを得ません。
『デートプランが完全な白紙タイプ』に対し、こちらの『全て勝手に決めてしまうタイプ』の“気が利かない男”も同じく困りもの。
デートの行先、経路、食事の場所、食べるもの、アトラクション、観る映画……。
本来二人の意見をすり合わせるべきことについて、全て独断で決められてしまうと、自分の存在がないがしろにされているように感じてしまいますよね。
そんな気持ちで心からデートを楽しむことなどできるはずもありません。
『察することができない』というのも“気が利かない男”の特徴です。
「もう帰りたい」
「これはイヤだ」
「疲れた」
“気が効かない男”のほとんどは、そんな女子が発する言葉のメッセージを受け取る能力に欠けています。
生理痛や片頭痛に苦しむ女子は多いもの。そんな女子の訴えに対して、なんの配慮もない“気の利かない男”というのは少なくありません。
また、デートからの帰宅時など、夜道を女子一人で歩かせることについて無頓着だったり、並んで歩いている時に歩幅の違いを考慮せずにスタスタ先に行ってしまったり。
女子の体や安全への配慮が決定的に欠けているというのも“気が利かない男”の大きな特徴です。
エレベーターに乗る時、後から他の人が乗り込んでくるのが分かると、ほとんどの人は【開】ボタンを押して全員が乗り込むのを待つことでしょう。
あるいは、開閉する必要がある扉を開けた際、後から来る人の為に扉を支えて待つという人も少なくないはずです。
こうした、人が成長過程で自然と身につけているはずのマナーが欠如してしまっているのも“気が利かない男”に多く見られる特徴です。
では、いったいどうして“気が利かない男”がそれほどまで気が利かないのかというと……。
一番大きな要因は、やはり生育環境にあると言えるでしょう。
“気を利かせる”というのは、すなわち“相手の気持ちや状況を汲み取ること”です。こうした他人を思いやる気持ちは、両親をはじめとする身近な人との関係の中で自然と身についていくものですが、残念なことに、自分自身にそうした思いやりを持って人から接してもらった経験がない場合、“相手の気持ちや状況を汲み取る”能力というものは、当然ながら身につけることができません。
反対に、“相手の気持ちや状況を汲み取る”必要がないほどに甘やかされていたり、過保護な環境で育ったりした場合も同様です。
こうした“気が利かない男”自身に、相手をないがしろにしているつもりは全くありません。
気の利かなさについて、あなたや周囲の人たちに指摘されて初めて、自分の振る舞いが他人の気分を害していたことに気付くことでしょう。
いかがでしたか?
こちらからすると我慢ならないような気が利かない行動の数々も、“気が利かない男”の方に悪気は一切ないということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
ぜひ今回の記事を参考に、お互いストレスのない関係を築いていってくださいね。
Written by 安藤うめ