「関白宣言」なんて、亭主関白を堂々と歌った曲がヒットした時代もありましたが(古すぎるか……)、現代では亭主関白なんてほとんど死語になってしまったかもしれません。
それでは、亭主関白は絶滅してしまったのでしょうか?
そんなことはもちろんなく、今でも家庭内で威張っている男は存在するようです。そんな男を見抜くには、いったいどこをチェックしたらいいのでしょうか。
この度、恋学アンケートでこんな結果が出ました。
「『亭主関白』と『かかあ天下』幸せな結婚生活を送れるのはどちらだと思う?」というアンケートです。ご協力くださった方、ありがとうございました。
このアンケート結果を見ても、実に80%もの人が「かかあ天下のほうが幸せになれる」と感じていることがわかります。
かかあ天下というのは、家庭内で女性のほうが強いということですから、亭主関白の反対ですよね。現代の結婚生活において、亭主関白は歓迎されていないのです。
亭主関白を辞書で引くと、「亭主が関白(威力・権力の強いもの)のように家庭内で威張っている状態」とありました。
亭主関白のイメージとはこんな感じですよね。女は専業主婦で家を守る、家事育児は手伝わない、料理は女の仕事だから男は一切やらない……。
こんな前時代的な家庭は、実は今でも本当にあるのです。
理想の結婚生活であるいつまでもラブラブな二人で、家事や育児も積極的に協力してくれるような優しい旦那様とは、まったく逆ではないでしょうか?
亭主関白とは結婚したくない! とあなたが考えるのなら、亭主関白になる男の見分け方をこっそりお教えしようと思います。
お母さんが専業主婦で、お父さんが亭主関白だった家庭で育った人には注意が必要です。
そういう男は往々にして妻に対する理想がものすごく高く、料理は上手くなければ許せない、育児や家事に手を抜くのは許せない、人前で俺をいじったりするなんてとんでもない……などの、「許せないこと」がいっぱいあるものです。
こういう男を見抜こうとするのならば、彼があなたのメイクや髪型、洋服などに細かく口を出してこないかどうかをチェックするようにしましょう。
女は絶対にロングヘア! もっとナチュラルメイクにしろ! などと上から指図をされたら、その男には要注意です。
おうちで二人で食事をとるときには、料理は得意なほうがすればいいのですが、あなたばかりが食事の支度や片づけをしているとしたら、それはちょっとおかしいかもしれません。
付き合っているうちは、すべての彼の世話を焼いてあげることが楽しいと思っていたとしても、結婚してそれが日常となると話は別です。
共働きなのに家事はあなたが全負担だとか、赤ちゃんが生まれて必死であやしているのに、「メシ!」なんて叫ばれたらたまりませんよね。
あなたが料理を担当したとしたら、後片づけは彼がしてくれる……なんてほうが、結婚生活はうまくいくものです。
亭主関白の特徴は、妻を「オイ、お前」などと偉そうに呼ぶことにあります。付き合っているときから、いつも「ちょっと」なんて呼ばれていて、名前を全然呼んでくれない彼は怪しいです。
もちろん照れていたり、恥ずかしがっていたりするだけなのならば可愛らしいものですが、あなたから「名前で呼んでよ」と提案しても、頑なに拒否してくるような人には要注意です。
彼は女性を一人の人間としては認めていない、亭主関白男かもしれません。
Written by 百花繚乱