好きな人からの視線を感じると、「彼、わたしに気があるのかな?」「これって脈ありかも♡」と舞い上がっちゃいますよね。でも、それって本当にそうなんでしょうか?
男性側の視点になって「視線を感じる&よく目が合う=脈あり♡」なのかどうかを検証してみましょう。
まず忘れちゃいけない大前提として「よく目が合う」ってことは、それだけあなた自身も彼のことを見つめているということ。
好きな人をつい目で追ってしまう……これは、恋する女の子であれば誰しも経験があるでしょう。
それだけ見られていれば、彼だって「なんだろう?」と視線を向けてくることもあります。たまたま目が合っただけかもしれません。
「彼、わたしに気があるのかな?」と舞い上がる前に、それが勘違いではないかをよく考えた方が良いでしょう。
さて勘違いでなく、頻繁に彼からの視線を感じる、目が合う。それはつまり、彼があなたを「よく見ている」ということです。問題は「なぜよく見ているのか?」ですよね。
これはあなたが期待するように、好きだから・好意があるからなのかもしれませんし、そうではないかもしれません。
何か気になることがある、話したいことがある、だからつい視線を送ってしまう……というケースもあります。
たとえば「あ、寝癖がついてる」とか、「知り合いの子によく似ているなぁ」とか、その程度の可能性だってあるわけです。
「視線を感じる=脈あり」ではないと書きましたが、まだガッカリするのは早いですよ! 視線と好意は直結しないというだけで、彼があなたに対して好意を持っている可能性だって十分にあります。
好意を示す視線かどうかを見分けるために、目が合った際の彼の反応に注目してみましょう。
ニッコリ笑いかけてきたり、手を振ってきたりといったアクションがあれば、少なくとも好意を持っていると考えて良いでしょう。
また、ふっと視線をそらされてしまった場合ですが、これも脈なしとは限りません。
シャイで奥手な男性の場合、自分の気持ちを悟られるのが恥ずかしくて、あえて目をそらしてしまうことがあるからです。
目は口ほどにものを言う、なんて言いますよね。目が合ったその瞬間だけでなく、他のタイミングでも視線を感じるか、会話中に目を合わせてくるかなどでも、彼の気持ちを推理することはできるはずです。
心理学的には、人は見つめ合うほど相手を好きになると言われています。
観察の結果、彼にはどうやらその気がなさそう……とあきらめてしまう前に、もっと見つめ合う機会を作ってみましょう。
見つめ合うといっても、難しいことをする必要はありませんよ。会話するときに、しっかり相手の目を見ればいいだけです。
近い距離で見つめれば、それだけ目が合う確率も上がります。彼だって、一切目を合わせずに会話を続けるのは難しいでしょう。
それによって、見つめ合うチャンスを増やすことができますよね。それならできそうじゃないですか?
「好きな人から視線を感じる=脈ありかも!」という考えは、ちょっと気が早いかもしれません。
舞い上がって勘違いをして、結果的に彼に「そんなつもりじゃなかったんだけど……」と引かれてしまっては、ショックが大きすぎますよね。
まずは落ち着いて彼の様子を観察しましょう。大胆なアプローチは、反応を見極めてからでも遅くはありません。
もしその気がなさそうでも、あきらめずに視線の心理テクニックを使ってみて! 見つめ合うほどに相手に惹かれていく心理現象を利用して、彼の視線を独り占めしちゃいましょう♡
Written by 七尾なお