意外と知らない? 正しい髪の洗い方をマスターしてサラサラ美髪へ

髪は「女の命」とも言われるほど、女性の印象を大きく左右するポイントですので、ヘアケアにこだわっている方も多いことでしょう。

しかし、いくらヘアケアを頑張っても、髪の正しい洗い方を知らないと、頭皮や髪のコンディションを悪化させてしまうことも……。

ここでは正しい髪の洗い方について、詳しくお伝えします。

髪を正しい洗い方でケアする重要性

健康で美しい髪を保つためには、トリートメントやヘッドスパなどの特別なケアだけでなく、毎日の洗髪を正しく行うことがとても大切です。

日頃の生活で髪や頭皮はホコリや汚れ、皮脂、ヘアケア剤などで思った以上に汚れています。

これらを落とさないでいると、抜け毛やフケ、においなどの元となり、清潔感が大きく損なわれてしまいます。正しい洗髪方法を知り、ツヤツヤ、サラサラの美しい髪を目指しましょう。

シャンプーの前にしておくべきこと

念入りにブラッシング

お風呂に入る前に、ブラシや櫛などを使って丁寧にブラッシングを行いましょう。

「これからお風呂に入るだけなのに、どうして髪を整えるの?」と感じる方もいるかもしれませんが、入浴前にブラッシングを行っておくことで、髪や頭皮についた汚れをある程度落とすことが目的です。

事前に汚れを落としておくことでシャンプーの泡立ちがよくなり、よりスムーズに髪を洗うことができます。念入りにブラッシング

お湯でしっかりと汚れを落とす

シャンプーをする前はお湯で髪を事前にすすぎますが、このすすぎ方にもポイントがあります。それは、ある程度時間をかけ、しっかりとお湯を髪にかけるということです。

入浴前のブラッシングと同様に、シャンプーを髪につける前にしっかりとお湯で髪を予洗いしておくと、シャンプー前に汚れをかなり落とすことができます。

シャンプー前には短時間でささっとお湯をかけるだけの方も多いかもしれませんが、シャワーのお湯を1分~2分ほどかけ続け、やさしく汚れを落としていきましょう。

正しいシャンプー方法

シャンプーの量に注意

髪を洗うときに使用するシャンプーの量は、多すぎても少なすぎてもNGです。シャンプーの量が少なすぎると十分に泡立たず、きちんと汚れが落ちなかったり、摩擦などで頭皮や髪を傷めてしまったり、というトラブルが考えられます。

また、たくさん使いすぎるとすすぎの際にシャンプーを流しきれず、頭皮のトラブルを引き起こしてしまうことも……。髪と頭皮の健康のためにも、シャンプーの量には十分注意しましょう。

大まかな目安としては、

・ボブ→1プッシュ分
・ロング→2プッシュ分

程度の量が適切であるとされています。自分の髪の長さや量に合った適切な量のシャンプーを使うようにしましょう。

整髪料を使ったときはひと手間プラス

ワックスやスプレーなどの整髪料を使った日は、整髪料そのものや固めた髪に絡みついた汚れを落とす必要があるため、1度のシャンプーでは不十分な場合が多いです。

お湯での予洗いが終わったら1回目のシャンプーで整髪料を落とし、その後もう1度シャンプーをしましょう。整髪料を使ったときはひと手間プラス

ゴシゴシ強くこすらない

汚れをしっかり落とすために爪を立ててゴシゴシ洗ったり、髪をこすり合わせるようにして強めに洗う方も多いですが、これは美髪のためには逆効果。

ゴシゴシ洗いは頭皮や髪を傷つけ、さまざまなトラブルにつながりかねません。髪を洗う際はシャンプーをよく泡立て、指の腹でやさしく洗うように心がけましょう。

正しいすすぎの方法

すすぎ残さずしっかり流す

シャンプーをすすぎ残すと、頭皮ニキビや悪臭などの原因になってしまうこともあります。すすぎ残しには十分注意しましょう。

特にすすぎ残しが多発しがちといわれているのが、髪の生え際やこめかみ、耳の後ろなどの部分です。シャワーなどを使って、意識的にすすぐのがおすすめです。すすぎ残さずしっかり流す

下を向いてすすがない

髪をすすいだりシャンプーをしたりするとき、顔にお湯がかからないように下を向いてしまいがちですが、美髪のためにはあまりおすすめできません。

これは、下を向いて髪を洗ったりすすいだりすることで、本来の向きとは異なる向きに力がかかるため、キューティクルが傷んでしまうといわれているからです。

ツヤツヤの髪を維持するためにも、正面を向くか、やや上を見て洗うとよいでしょう。

Written by 六海うい

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