自分自身の性格を、自分できちんと分析出来ていますか?
自分のことは自分が一番良く分かっているとは言いますが、本当は自分が一番自分の性格を分かっていない可能性もあり表裏一体です。
今回は自分の性格がどちらかと言うと良い方なのか悪い方なのかを見極める方法をお教えします。
もし性格が悪い人が近くにいて、その人の普段の様子を観察したとしたら、性格の悪さに困っているのは本人よりも寧ろ周囲の親しい人達だったりするのです。
家族は本人がその性格悪さ故に傷つけた人達に謝罪して回らなくてはならない時があるし、友人や恋人はその身勝手さに辟易(へきえき)して次第に離れていってしまうでしょう。
性格が良いというのは人として素晴らしいことではありますが、それ故損な役回りばかり回って来てしまうこともあります。
ズル賢さを持たずに、ひたすら優しく正直に生きて来た人にとって、性格の悪い人のすることは理解に苦しむことが多いのです。
そのワンテンポの思考の遅れが、性格の良い人にとっては決断を遅めてしまうことになってしまうので命取りになってしまうこともしばしば考えられるのです。
けれど性格の良い女性のことを見ている男性は絶対にいます。そのきちんと人の価値を見定めることの出来る男性は、きっとそのことが分からない男性に比べて人間的な魅力も能力も全てにおいて長けていることでしょう。
この悪口と噂話は女性としてこの世に生を受けたからには抗えないものでもあるので一概に否定は出来ません。
ただその頻度が余りにも多かったり、悪質なものである場合悪口を言うこと自体に喜びを覚えてしまい、どんどんその内容はエスカレートしていくことでしょう。
不満を口に出すことで、女性は自分の中にある感情の激しさを和らげようと努力しています。しかしその結果、傷付いてしまう人がいるということ、そこを考えられないでいる人は、性格が良いとはやはりいうことは出来ないでしょう。
例えば自分以外の誰かが仕事で成功したり、優秀な成績を残している場面を目撃した時にその人の真価が問われます。
負けず嫌いは決して悪いことではなく、自分よりレベルが高い人に出会った時は寧ろ成長のチャンスであるからそこで奮起することは寧ろ望ましいことです。悔しいと思う気持ちまでは人間が成長する上で必要不可欠なものと言えるでしょう。
問題となるのは悔しいと思った気持ちを自分の成長に繋げずに、その優秀な相手のことを貶めようという思考になることなのです。
例えばチームで仕事をしていたり、学生さんはダンスのチームやスポーツのチームの場合、相手の足を引っ張るようなことをすればチーム全体のレベルも一緒に下がってしまいます。性格が悪い人はそこでチーム全体の利益に考えを及ばせることが出来ずに、自分のポジションのことしか気に掛けられないのです。
性格の悪さは、例え男性の前でだけ上手く立ち回ろうと思っても意外と見抜かれているものなのです。他人を思いやることが出来ない女性が、男性の目に魅力的に映ることはほぼありません。上手く男性の目を誤魔化せたところで長くは続かないはずです。
恋愛は、男女が互いのことを尊重し思いやることで続いていくものです。男性から与えられることを待つばかりでは、そこで二人の絆を紡いでいくことは出来ません。
もしその女性の性格の悪い所を見抜けない男性をモノにした所で、所詮その程度の男性だということです。そんなレベルの男性を手に入れた所で価値なんてないに等しいでしょう。
今までお話した診断内容に覚えがあって、これから性格を改善していきたいと思う気持ちがあればもう大丈夫。自分の足りない部分に気が付いた瞬間から、周囲への気配りが出来る女性へと自然と自分が変化していくのが分かるはずです。
あなたが本当の意味で中身のある恋愛に出会えることを祈っています。
Written by 司