好きな男性の左手の薬指に指輪が！ 既婚orファッション？

指輪をはめる指には、それぞれ意味があります。中でももっとも有名なのが、左手の薬指ですね。結婚指輪（マリッジリング）や婚約指輪（エンゲージリング）をはめる、愛情のつながりを示す指。そこから派生して、恋人同士のペアリングをはめる指としても認知されています。

とはいえ高校生カップルならいざしらず、大人の男性が左手の薬指に指輪をつけていたら、やっぱり「彼、結婚しているの？」という印象を持ちますよね。もしその男性にひっそりと恋心を抱いていたら、告白する前に失恋……とガッカリ。

でも、ちょっと待ってください。実は、左手の薬指に指輪をしているからといって、必ずしも既婚男性とは限らないのです。「独身だけど、左手の薬指に指輪をつけているよ」という男性の意見を調べてみました。

「結婚はしていないけれど、彼女とのペアリングをつけることがある」

と回答した男性が一定数いました。この場合、プライベートな時だけつけることが多いようです。会社では指輪をしていないけれど、たまたま休日に見かけたときに薬指にきらり……という場合、決まったお相手がいる確率が高いと言えるでしょう。

女の子に比べると多くはありませんが、「ファッションとして左手の薬指に指輪をはめる」と答えた男性もいました。この場合「薬指は結婚指輪をはめる特別なところ」という意識は薄く、

・深い理由はない

・利き手につけるとジャマだから

・他の指だとしっくりこないので、消去法で

などの意見が聞かれました。

思わず「えっ！？」と聞き返してしまいそうな返答ですが、こういった理由でつけている男性もいます。こちらも、どちらかといえば女の子に多い印象ですが、男性陣にも少なからずいるようです。

普段からモテて、女の子から声をかけられまくってうんざりしてる！ という男性や、職業上不特定多数との出会いが多く、よく誘われて大変……。という場合に多いようですよ。たしかに気になる男性を見つけても、左手の薬指に指輪があれば声をかけにくいですよね。

独身で、且つ恋人とのペアリングでもないのに左手の薬指に指輪をしている男性の場合、「仕事上、その方が都合が良い」というパターンが多いかもしれません。

日本では男女問わず「一定の年齢になったら結婚をするのが自然」という意識が根強いのが現状。長く独身を貫いていると「特別な理由があるの？」と深入りされて、面倒だという声をよく聞きます。

若い男性の場合は「家庭を持っている＝しっかりしている」という印象を与える目的が、ベテラン男性の場合は「この歳になっても独り身だなんて、何か問題があるのでは？」と勘ぐられるのを避ける目的があるようです。

左手の薬指に指輪をつけている独身男性は、一定数存在します。もちろん中には、恋人とのペアリングだからつけているというケースもありますが、特定の相手がいないのにあえてor意味もなくつけている場合も。

どちらなのかは聞いてみないとわからないので、もし気になる男性が薬指に指輪をつけているのを見かけたら、勇気を出して尋ねてみましょう。

「結婚してるんだよ」「彼女とお揃いなんだ」と言われたら引き下がるのが賢明ですが、もし「なんとなくファッションで」「この方が営業のときに有利だからね」という回答が返ってきたら、望みあり。すかさずアプローチを！

いずれにせよ、まずは本人に確かめるのが先。薬指の指輪に隠された真相を知り、それからどう動くかを悩んでも、遅くはないのでは？

Written by 七尾なお

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