FacebookなどのSNSが発達し、大人になってからでも学生時代の同級生と手軽に繋がれるようになった今。
周りでは、同級生同士で結婚するカップルも少なくはありません。
幼なじみとの結婚のように、まるでドラマのようにドラマティックな恋愛は、女性にっての憧れです。
しかし、なかにはできちゃった婚など、同級生だからこそ断りきれない結婚のスタイルもあるようです。
そこで、実際に同級生同士で結婚した友人たちの話を参考に、そのメリットとデメリットをまとめてみました。
1. 相手の素性を知っている
同郷の同級生の場合、相手の素性がある程度は分かっているという安心感があります。
相手の両親はどのような人なのかはもちろんのこと、住んでいる地域や家で、大体の家柄も想像ができます。
そのため、結婚後に「こんなはずじゃなかった……」という落とし穴が少ないというメリットがあるそうです。
2. お互いの実家が近所にあり、育児や介護の負担が減る
お互いの実家がご近所の場合は、それぞれの両親に育児のサポートをお願いできるというメリットがあります。
自分たち夫婦とそれぞれの両親の六人がいれば、誰かしらは子どもの面倒が見られますし、兄弟がいる場合は分担できるのも大きな安心に繋がります。
また、介護が必要になった場合も、お互いの実家が近くにあればみんなで助け合えるというのもメリットだそう。
介護は自宅療養が多いため、通うまでの距離が短いに越したことはないそうです。
3. 結婚式がプチ同窓会になり盛り上がる
同級生同士の結婚であれば、それぞれが結婚式に招待する友人の多くも同級生になるため、プチ同窓会チックに盛り上がるのだそう。
なかには、同級生同士の結婚式で久しぶりに会ったのをきかっけに、付き合い始める人もいるのだとか。
気心の知れた同級生同士だからこそ、結婚式を最大限に満喫できたという意見もありました。
1. できちゃった婚は断れない
同級生カップルの場合、結婚前の妊娠は断り切れないというデメリットもあるそう。
本当はその相手と結婚する気がなくても、同郷だからという理由でまるめ込まれてしまったという男性もいました。
別れた後も顔を合わせなければいけない同級生同士であれば、中絶して逃げ切るなんてことは到底無理だそうです。
2. 周囲の人間関係が面倒
高校生くらいまでの同級生であれば、学校行事などで家族ぐるみのお付き合いをしているケースはよくあります。
すでに社会人として立派な大人になっていたとしても、ご近所にいる同級生のお母さんたちからしたら、息子や娘の友だちです。
いつまでも子ども扱いされるのはもちろんのこと、噂話をされたり広がりやすいというデメリットもあり、周囲の人間関係がとても面倒だそうです。
3. 離婚しづらい
同郷の同級生の場合、それぞれの家族の関係性だけでなく、ご近所付き合いもあるので、離婚しにくいというのが最大のデメリットだそう。
なかには、本当は家庭内DVで悩んでいるのに、実家や友だちの家も同じ地域にあるため、逃げ場がなく困っているという人もいました。
離婚は、するつもりはなくても、しなければならなくなってしまうことがあるものです。
そのような時、同級生同士の繋がりは足枷にしかならないようです。
同級生同士の結婚の場合、学生時代から付き合っていてそのまま結婚するというのはロマンがあります。
しかし、学生時代に付き合ったことのない相手は、大人になってから知り合う他人と同じです。
結婚はもちろんのこと、付き合う前には、同級生だからと安易に安心するのはご法度。
よく考えた上で、自分にとってベストな結婚相手を選びましょう。
Written by nana