本当は好きなのに、素っ気ない態度を取る男性の本音

素直じゃないタイプの男性は、本当は好きだとしても、真逆の言動を示します。気になる女性のそばに行きたいのに、遠くからこっそり見るだけだったり、一対一で話してもロクに目を合わさなかったり、好きな女性の前に出たとたんに仏頂面になったりと、誤解されても仕方ない態度を見せるのです。

そうして本当の気持ちとは裏腹の表情、行動を示す男性の本音は、どこにあるんでしょうか? 思うがまま振る舞ったほうが断然良いのに、どうして真逆の言動を見せてくるんでしょう?

恥ずかしい

気になる女性の前では恥ずかしくて目も合わせられない……と、俯きがちで顔を上げてくれない。偶然であっても、二人きりになると激しく動揺してしまうから、好きなコのそばにはあまり近づけない。そんな「恥ずかしさ」を理由に、避けるような行動を取る男性がいます。

想いを傾ける女性と親密になることより、自分の恥ずかしさのほうが重くなるため、好きとは逆の態度になってしまうようです。愛する人の前で格好悪い姿は見せたくない、嫌われたくないという、自己防衛が強く働いているのでしょう。

こういうタイプは、女性側から一歩近づき、「私はあなたを好意的に思っていますよ」というアピールをすれば、安心して恥じらいを自分から解除してくれます。シャイで大人しい性格の男性に多いかもしれません。

あまのじゃく

小学生の頃、好きな女の子だけに意地悪する男の子がいました。それは、恋心をどう表現していいかわからず、「好き」と思うこと自体を恥ずかしく感じるためでしょう。幼いがゆえの不器用さが、本音とは真逆の行動を取らせるようですが、20代~30代になってもその癖が抜けない男性がいます。

たとえば、気になる女性にもっと注目されたいという気持ちが、なぜか批判的な発言や、張り合うような態度で表されるとか。それって結局、相手の女性からは悪い意味で注目されることになるのですが、男性本人は良かれと思って尖がった物言いをしたり、競争を仕掛けたりするようです。

あるいは、好きな女性にちょっかいを出したいけれど、どうしても素直になれなくて、意地悪にも受け取れる方法を取ってしまうなど。こういうタイプは、そもそも「ツンデレ」気質なため、なかなか本音を表しません。少しカチンと来るような言動を示しつつも、二人きりになれば豹変する可能性が高いので、距離を縮めることが先決だといえます。

見栄を張る

アラサーにもなれば、男性は社会人として成熟した姿を見せることで女性の気を惹くようになります。あからさまに女性をチヤホヤして、気に入ってもらおうとはしなくなるでしょう。わざと難しい話題を語ったり、仕事が忙しいフリをしたりして、「デキる男」をアピールするのです。

ただし、それがときに独りよがりに終わり、女性をおいてけぼりにしていることには気づかない場合が多いといえます。「思い切って食事に誘おうと思ったけど、忙しいならムリかな」あるいは「忙しいが口癖になってるけど、それって脈ナシアピール?」と、女性を諦めさせてしまうことだってあるはず。

気になる男性がこのタイプであれば、褒め倒しで好感度はぐんと高まるので、存分に見栄を張らせてあげましょう。疲れた自慢や大変な仕事自慢は、意外にも女性から注目されたい自尊心の表れなのです。

Written by 岡崎咲

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