女芸人の柳原可奈子さんのような「ぽっちゃり体型」の女性は、安心感がある、癒されるといった様々な理由から男性人気を集めています。中には、スラッとしたモデル体型の女性よりも、ぽっちゃり女子を好む男性も。ですが間違えてはいけないのは、彼女たちはぽっちゃりではあっても、決して「小太り」ではないということ。
ぽっちゃり女子はモテるのに、小太りはモテない。太っていることに変わりはないのに、何故なんでしょう。そこで今回は、ぽっちゃり女子と小太り女子の気になるボーダーラインを探っていきたいと思います。
自分の体型に合った、程よいガーリーファッション。大抵、パンツスタイルよりふわふわのスカートを好む。レースや花柄といった女性らしいアイテムも数多く持っている。タートルネックなど、首回りはあまり詰まったものは着ず、首元の開いたワンピースやツインニットなどを好む。
チュニック×タートルネックなど何枚か重ね着し、ウエストラインが出ない服がクローゼットにたくさん眠っている。足の太さが気になるので、ここ何年もスカートを履いていない。ほぼパンツ、もしくは四季を問わずレギンスを愛用。冒険はせず無地のアイテムを好むが、たまに珍しい色使いのチェック柄を着ていることも。
ファッションは、その人の印象を大きく左右します。世の男性(一部を除いて)は女性に比べてファッションに無頓着。毎月ファッション雑誌を購読したり、夜な夜なファッションの研究なんて人は少ないのではないでしょうか。
そんな多くの男性のハートを射貫くのは、奇抜なアイテムや個性的なファッションではなく、自分の顔や体型に合ったファッション。オシャレな流行アイテムを取り入れるのも大切ですが、使い方を間違えると「モデル気取りかよ」「ぽっちゃりには無理でしょ……」なんていう悲しいセリフが飛んできてしまいます。
ぽっちゃり女子の最大の魅力は、「己をよく知っていること」。自分に合ったファッション、男性が好む清潔感のあるファッションを心得ています。その一方で小太り女子は、「自分なんてどうせ何着ても似合わないし……」と諦めモード。手抜きファッションに身を包んでしまうのです。
2ヶ月に1度は美容院へ。とはいえ特定の美容院と決めてはおらず、クーポンを利用して、毎回違う美容院を転々としている。長さはボブ~ロングの間を行ったり来たり。カラーは目立たない程度のブラウン。
ネイルは、基本セルフネイル。あまりマニュキュアを塗ったりアートをしたりしない。
お気に入りの表参道や中目黒など、ハイレベルな美容院で店長を指名し、通い続けてウン年。長さはショートから中途半端で結べないボブシャギー。高いお金を出している割には、髪は傷んでいてパサパサ。潤いやまとまりがない。
お気に入りのネイルサロンで1ヶ月に一回はネイル。通い出した当初は地味だったが、数年経って日増しに派手に。服装は地味なのに、やたらラインストーンが目立つギラギラネイル。
ヘアスタイルやネイルなど、他の美容にも大きな差がありました。メイク同様、ぽっちゃり女子は「やりくり上手」という素敵な一面も兼ね備えているようです。また、そこまで激しい主張をせず、控えめな印象。その点も、男性にとって魅力的なのかもしれません。
ぽっちゃり女子を見習って、今日からますます自分磨きに励んでいきましょう!
Written by 東京独女スタイル