この人と結婚してイイものだろうか……。
今まさに現在進行形でお悩みの女子の方もいらっしゃると思います。
筆者は、これまで5,000件以上の恋愛相談を行ってみて“結婚相手として一番に見るべきポイント”がある程度分かってきました。本当に、ちょっとしたポイントなんですが、「好きかどうか」ではなく、「(結婚において)いい男かどうか」だと思っています。
そこで今回は、幸せな結婚をするために“どのポイントを見て結婚相手を見極めるべきか”についてご紹介したいと思います。
「結婚はしたいけど、相手の男性を好きかどうかわからない」と悩まれる人がいますが、結論から言ってしまうと「気持ち悪くなければ、誰でも良い!」と言えるでしょう。
なぜなら、2人が一つ屋根の下に暮らす結婚を考えている場合、好きかどうかより“結婚した後平穏に暮らせるか”どうかの方が大切だからです!
誰でも良いとはいえ、相手がどのような家庭環境で育ったかはよく考える必要アリと筆者は考えます。
しかし誤解して頂きたくないのは、「親が離婚しているとダメなのか?」ということではありません。とても大切なのは、カップルの実家の問題が、かぶっていないということ。
例えば、自分(もしくは相手)の親が離婚している場合は、片方の親はできるだけ夫婦仲のイイ人の組み合わせだと良い、ということです。
夫婦仲のよい両親に育てられた人は、潜在意識の中に「結婚はまぁ悪くない」という意識が刷り込まれていますので、危機が訪れたとしても”別れる”という方向に、なりにくいのです。
逆に、「彼のご両親の夫婦関係がちょっと嫌だ……」「どうしても許せないと思う」という場合は、その結婚は、やめておいた方がいいかもしれません。それでも彼と離れたくない場合は事実婚や週末婚にするなど、工夫が必要かもしれませんね。
何故なら、人は放っておくと親のコピーになることが多いのです。
あなたの彼のお母さんの立場は「いいな」と思えるものですか?最高でなくても「悪くなさそう」くらいであれば、結婚を決断してもいいと思いますよ。
できれば避けた方がいいのは、「お父さんがDV(モラハラ)で、お母さんがその被害者だった」という家庭環境。全てではありませんが、このような家庭環境で育った男性は「こんな父にはならない!」と思いつつ、無意識に同じことを繰り返してしまうんですよね。
しかも、交際中はとてもイイ彼氏だったりするので、結婚をしてみるまで、本当の姿が分からないものなんです。
最近、初婚年齢が上がっていますので、「結婚したけど、失敗だった!ということは避けたい」というリスク回避志向も高くなっていると感じます。結婚を決断できずに迷ったら、交際相手本人より、相手の家庭環境で考えてみてはいかがでしょうか。
photo by Ivan Malafeyev
Written by 橘つぐみ