久しぶりにSNSを開いたら、仲のよかったメンバーが自分抜きで集まっている写真が……。そんな経験から、「嫌われてるかも……」と不安になったことはありませんか。今回は、気づけば人が離れていく人に見られる共通点と、大切な友達との縁を続けていくためにできることをお伝えします。
人が離れていく人にありがちなのが、会話の主導権をいつの間にか握ってしまうことです。友達が「最近、職場でちょっとモヤモヤしてて」と話し始めた途端、「わかる、私もさ」と自分の話にすり替えてしまうんですよね。
本人は共感しているつもりでも、相手からすると「聞いてもらえなかった」という感覚だけが残ります。これが何度か重なると、「この人に話してもな」と思われてしまいます。
友達が離れていく人には、誘いを断るのがクセになっている人も少なくありません。実は私も、仕事が忙しかった時期に友達からのランチの誘いを「ごめん、また今度ね」と3回くらい続けて断ったことがあります。4回目の誘いは、来ませんでした。
誘う側は、断られるたびに少しずつ勇気を使っています。代わりの日を出さない「また今度」は、相手には「もう誘わないで」と同じように聞こえてしまうこともあるんです。
気づけば人が離れていく人の特徴として、会うたびに話題が愚痴や悩み相談に偏っている点も挙げられます。
・夫や義実家への不満
・職場の嫌な人の話
・「どうしたらいいと思う?」と言いつつ、アドバイスは聞き流す
たまになら全然いいんです。ただ毎回これだと、友達にとって会う時間は「楽しい時間」ではなく「聞き役のお仕事」になってしまいます(苦笑)。
人が離れていく人によく見られるのが、約束の扱いが軽いことです。前日の夜に「ごめん、明日やっぱり行けなくなった」と連絡がくるパターンが続くと、相手はお店の予約や予定の調整を毎回やり直すことになります。
本人は「仕方なかった」と思っていても、相手の中には「どうせまた来ないかも」という気持ちが残り、少しずつ誘う候補から外されていくんです。
友達が離れていく人の中には、口の軽さが原因になっているケースもあります。Aさんから聞いた悩みを、Bさんとの会話で「ここだけの話なんだけど」とつい話してしまうことがあります。悪気はなくても、こういう話はたいてい本人の耳に戻るものです。
一度「この人に話すと広まる」と思われると、本音を打ち明けてもらえなくなり、関係はどんどん表面的になっていきます。
自分の話をしたら、次は「そっちはどう?」と相手にバトンを渡してみてください。会話の量を半分ずつにするイメージです。
相手が話し始めたら、すぐに自分の経験を重ねず、「それでどうなったの?」と続きを聞くのがコツ。それだけで、「この人と話すと楽しい」という印象はがらっと変わります。
どうしても都合がつかないときは、「その日は無理なんだけど、再来週の土曜はどう?」と、断る側から次の候補を出しましょう。それだけで、誘いを断ってもちゃんと「会いたい気持ち」が伝わります。
そもそも予定を入れる段階で、行けるかどうか微妙な日は「たぶん行ける」と返事をしないのもポイント。確実に行ける日だけで約束すれば、ドタキャンも自然と減っていきます。
友達と会う前の電車の中で、最近あったおもしろい出来事を1つだけ思い浮かべておくのもおすすめです。たとえば、
・行ってみたら当たりだったカフェ
・ハマっているドラマ
・職場で起きたちょっと笑える出来事
こういう話題がひとつあるだけで、会話が愚痴一色になるのを防げます。帰り道に「今日楽しかったね」と言い合える時間が増えれば、また会いたいと思ってもらえるはずです。
人が離れていく原因の多くは、性格そのものより、ちょっとした話し方や約束の扱い方にあります。思い当たることがあっても、落ち込む必要はありません。
次に友達と会うとき、まずは「そっちはどう?」と聞いてみてください。そんな小さな変化から、友達との関係は十分に変えていけます。
Written by 早瀬ゆず