ウチってヤバいの…? 気になる離婚の兆候5選と関係修復のポイント

「夫婦関係がぎくしゃくしている」「何かが変わった……」もしかするとそれは、離婚の兆候かもしれません。本記事では、離婚の兆候として多く見られる5つのサインと、関係修復のポイントを具体的に紹介します。ぜひ参考にしてください。

こんなサインがあれば危険かも? 離婚の兆候5選

夫婦関係は、突然破綻するものではありません。多くの場合、小さな変化から始まって徐々に深刻な問題へと発展していきます。まずは、主な離婚の兆候からチェックしていきましょう。

会話が極端に減る・なくなる

会話が極端に減る・なくなる

離婚の兆候として、まず挙げられるのが、会話の減少。

以前はその日の出来事やなにげない世間話ができていたにもかかわらず、最近は連絡事項かあいさつ程度の会話しかしていない。そんな心当たりがあれば要注意です。

会話の量は、お互いへの関心度に比例するもの。会話が明らかに減っているというのは、すなわちお互いがお互いへ関心を失いつつあることを意味します。

夫婦間の心の距離が開きつつある状態のため、放置すればまもなく修復困難な溝が生まれることになるでしょう。

スキンシップがなくなる

手を繋ぐ・肩に触れる・ハグをする。そんな何気ないスキンシップがなくなってはいませんか?

自覚の有無にかかわらず、相手に対する心の距離は物理的な距離に表れるもの。スキンシップがなくなるというのは、相手との心の距離が開いている何よりの証拠です。

特に夫婦にとって、軽いスキンシップはお互いの愛情や心のつながりを再確認する大切なコミュニケーションの一種。

これが失われてしまうと、2人の関係は、「愛し合うパートナー」から「同居人」へと移行することに……。さらなる関係悪化へと進む可能性が高いのです。

家に帰りたがらない・外出が増える

仕事のあとに直帰せず、飲み会や残業を理由に帰宅時間が遅くなる。これも、多く見られる離婚の兆候のひとつです。

家に帰りたがらなかったり、外出が増えたりするのは、家庭の居心地が悪いから。配偶者が安らぎを与えてくれる存在ではなくなっていることを意味します。

本質的な問題には目を背けた状態のため、すぐに大きな問題になるとは限らないものの、夫婦間の絆にほころびが出ていることはごまかしようのない事実。

放置すれば、別居やどちらかの心変わりなど、より大きな問題につながる可能性が高いでしょう。

スマホを見せなくなる・ロックをかける

以前はスマホを気軽に見せ合っていたのに、最近は画面を隠すようになった。急にパスワードロックをかけ始めた。メッセージが来ても内容を教えてくれない。電話がかかってきても別の部屋で話すようになった。

──こうした行動の変化は、なんらかの隠し事があることを示唆しています。

必ずしも浮気を意味するわけではありませんが、夫婦間の信頼関係は失われている可能性が大。

ひとつの隠しごとはふたつめの隠しごとを生み、ひとつの嘘はふたつめの嘘を生みます。

透明性の欠如は、代表的な離婚の兆候。お互いがお互いを信じられなくなったとき、夫婦の関係は一気に離婚へと突き進むことに……。

イライラや無関心が増える

イライラや無関心が増えるのも、代表的な離婚の兆候のひとつです。

以前は気にならなかった相手の態度や口調にイラっとすることが増えるのは、相手のすべてを受け入れ、愛する気持ちが失われているからです。

また、相手に無関心になってしまうのは、二人の関係に諦めを感じているからにほかなりません。

どちらも健全な夫婦関係とは程遠く、いつ決定的な破綻を迎えるか、時間の問題の状況です。

夫婦仲を修復したい…離婚の兆候を感じたときにできること

離婚の兆候を感じたからといって、すぐに諦める必要はありません。適切な対処法を実践することで、関係修復の可能性は十分にあります。ここでは、特に効果的な3つのアプローチを紹介します。

相手を責めず、自分の気持ちを整理する

離婚の兆候を感じたら、まずは冷静になって、なぜこのような状況になったのかを客観視してみましょう。

ここで大切なのは、いきなり相手の変化を責めないこと。まずは自分自身の行動や態度に目を向けることが大切です。

感情的になって相手を攻撃すれば、状況は悪化するばかり。「どうして最近冷たいの?」ではなく「最近お疲れみたいだけど、何か心配事はある?」といった、相手を気遣うスタンスを忘れずに。

話し合いはリラックスした雰囲気で

話し合いはリラックスした雰囲気で

話し合いをするにあたっては、いきなり深刻な話題からスタートさせるのではなく、日常的な小さな会話から始めるのがおすすめ。

「今日のニュース見た?」「このお店美味しそうだよね」など、プレッシャーを感じない軽い話題でリラックスした空気をつくりましょう。

相手が話しやすい雰囲気を演出することで、相手の本音を引き出しやすくなります。無理に会話を強要するのではなく、相手のペースに合わせることを意識しましょう。

身近な人に相談してみる

夫婦間に離婚の兆候を感じたとき、一人で悩み続けるのは精神的につらいものです。

冷静な判断ができなくなり、取り返しのつかない行動へ走ってしまうのを防ぐためにも、信頼できる友人や家族に相談することを検討しましょう。

第三者の客観的な意見が、自分では気づかない解決策へ導いてくれることも。

ただし、相談相手は慎重に選ぶこと。夫婦の問題を周囲に広めてしまうような人は避け、秘密を守ってくれる信頼できる相手を選びましょう。

まとめ

離婚の兆候は、会話やスキンシップの減少・外出の増加など、日常生活の小さな変化に現れます。兆候を感じたら、相手を責めるのではなく冷静に対処し、必要に応じて第三者に相談することも検討してみましょう。早期の対処が、夫婦関係を救う鍵となるはずです。

Written by やまだうめ

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