家計管理、どうしていますか? 独身、同棲カップル、夫婦、子どものいる世帯など、いろいろな人がいる分、家計管理の方法もさまざまです。
お金は貯めたいけれど、ストレスは溜めたくない……。これは、誰もが思うことですよね。では世間の人たちはどうやって家計管理をしているのでしょうか。
みんながやっているリアルな家計管理方法と、おすすめの家計管理の方法についてご紹介します。
・「ひとり暮らしです。ポケットファイルを買い、その中に家賃、食費、娯楽費などと分類しています。ファイルの色がクリアなので、無くなりそうなときがわかり、自然と節約しようという気持ちになります」(26歳/男性)
・「実家なので、結構好きなものを買っちゃってます。でも、毎月親に支払うお金と貯金する額だけは決まっているので、それだけですかね。」(23歳/女性)
・「独身の間にマンションを買っておきたいので、今はそのために月の収入の半分くらいを貯金しています。スマホは格安キャリア、サブスク一切なし、スーパー閉店前の特売狙いなどかなり節約しています」(29歳/男性)
・「二人の家賃と食費、光熱費などの生活費をいれるための専用口座をつくって、そこにそれぞれ8万円ずつ入れています。足りないときは、一人がいれるのではなく、二人一緒に2万円ずつとか、同じ額を同じタイミングで入金します。それ以外は、好きなもの買ったり、友達とご飯行ったり、お互いに自由に使っています。」(29歳/女性)
・「結婚前提に同棲しているけど、正直どうなるかわからないってお互いに割り切っているから、同棲している間は、捨てても惜しくない中古家電と安い家具しか買わないって決めています。結婚したら新品を買い揃えようと、同じ口座に『新生活貯金』をしています」(25歳/女性)
・「生活費は全て電子マネーで決済するようにしています。給料日が同じなので、給料日に電子マネーで私に送金してもらって、私がまとめて生活費を管理しています。電子マネーだと、何にいくら使ったかすぐわかるし、ポイントが貯まるし、家計管理がしやすいです」(31歳/女性)
・「結婚してから、家計管理はすべて私が担当。共働きで、夫も私も完全お小遣い制です。仕事のお付き合いや会社で必要なものを買うときは家計から出しますが、基本的には自由に使えるのは自分のお小遣いの範囲内です」(29歳/女性)
・「旦那のほうが収入が高いので、生活費全般は旦那の収入の中で賄っています。私の稼ぎは、貯金とレジャー専用。旦那の収入内で生活ができなくなったら、それはお金を使いすぎているということなので、収まるように家計管理しています」(32歳/女性)
・「夫婦同等の稼ぎなので、お互いに生活費、子どものための費用、将来のための費用と決まった額を出し合っています。それ以外は、自分の稼ぎは自分のために自由に使えるので、とても気楽。おごったりおごられたりというのがたまにあるので、そういうのが新鮮でいいですね」(35歳/男性)
・「お金の管理が苦手なので、家計管理は旦那さんがしてくれています。食費とか生活費全般のお金をまとめて渡されて、その中で私がやりくりしてるって感じです。大きな買い物とか旅行は、旦那さんにお任せ。選ぶのを手伝うくらいです。友達は自分が家計管理してるっていう子が多いので、羨ましがられます」(35歳/女性)
家計管理の基本は、使える額の上限を決めることです。
目標を決めないと、ずるずると消費してしまい、結局どのくらい使ったか分からず、無駄遣いに気づくこともできません。
現金は、手元にいくら残っているかが最もわかりやすいので、家計管理が苦手な人には特におすすめ。
残高や明細など履歴がまとめて見られる電子マネーも、家計管理に便利です。
予算を決めて、その中で収められるように計画的にお金を使うようにしましょう。
最近は、家計管理アプリの種類が豊富です。
手元で手軽に家計簿をつけることができるので、家計簿はつけたいけど面倒だと思っている人にはいいかもしれません。
使ったお金がグラフ化され、わかりやすくデータとして見られるので、何にいくら使ったかを把握しやすいところもメリット。
共有して使うことができるものもあるので、夫婦やカップルで一緒に家計管理したいという人にもいいですよ。
買い物をするだけでポイントが貯まるポイ活ですが、お得だからとあれこれ手を出していると管理しきれず、ポイントを効率よく貯められません。
ポイントが分散すると、貯まりづらいだけでなく、ポイントが少ないために使えないということも多く、結局意味がありませんよね。
ポイ活は、絞って貯めることがおすすめです。多くても4〜5種類程度にとどめて、集中して貯めるようにするといいですよ。
家計管理は、その人の生活や性格に合わせてやり方を選ぶことがベストです。いいと言われている方法でも、自分に合わなければ長続きしませんよね。
家計管理は、短期的なものではなく、長い目で見て続けていくことなので、いろいろなやり方を試して自分なりのベストを見つけてくださいね。
Written by さあや