郷に入っては郷に従え! 田舎の夫婦あるある5選

「周りの結婚ラッシュの波に乗っかりたい!」「早く結婚して子供がほしい。」など、アラサーに近づくにつれて結婚願望が高まっている人も多いのではないでしょうか?

しかし、焦りからパートナーになる男性の育った環境を見過ごすのは禁物。田舎に嫁いだ女性は、都会とは異なる気苦労がたくさんあります。

そこで今回は、田舎の夫婦あるあるを実際に会ったエピソードとともにご紹介します。田舎へ嫁ぐ前に覚悟しておいた方がいいポイントもまとめたので、結婚を決意する前にぜひ一読してみてください。

田舎の夫婦あるある5選

一年の節目は親戚みんなで過ごす

一年の節目は親戚みんなで過ごす

「結婚してから、知らない親戚の冠婚葬祭や盆・正月の集まりは強制参加が当たり前。一度やんわり断ると、『○○家の嫁なんだからどうにか予定を調整して。』と注意されました。」(30代/会社員)

田舎では、まだ結婚=家同士の結びつきだという考えが一般的。お盆や正月は、親戚一同実家に集まり何日も過ごすという夫婦がかなり多いです。

「行きたくないけど断りづらい」「絶対参加で拒否権が無い」と悩むのはあるあるのようです。

農業のお手伝いは基本

「まだ恋人だった頃から、田植えや収穫の季節になると夫がお手伝いに駆り出されていたことは何となく知っていました。しかし、結婚してから『○○ちゃんも次から来てね。』という恐怖のメールが。本当に行きたくないです。」(20代/主婦)

農家の息子と結婚した場合、夫婦でお手伝いをするのはよくあることなのだそうです。たとえ結婚前は優しくても、「もう結婚したんだから手伝ってね。」と注意されたという女性もいらっしゃいました。

すぐに噂になる

「妊娠が発覚して義両親に報告すると、数日後には親戚全員に広まっていました。安定期に入るまではあまり知らせてほしくなかったのです。」(30代/主婦)

なぜか隠し事が全くできない田舎の義両親……。結婚や妊娠が分かった途端、近所一体に噂が広まり全員が事情を知っているドラマのような展開が現実にも巻き起こるのが田舎あるあるです。

家の近所や同居を薦めてくる

「今、義実家から車で30分くらいの場所に住んでいるのですが、帰るたびに『ここに住めば孫の面倒見てあげるのに。』『一緒に住んでないから心配になる。』などと、同居しようアピールをされます。」(20代/会社員)

「現在賃貸に住んでいるのですが、実家から近い土地をを会うたびに勧められます。」(30代/医療関係)

なるべく避けたい義両親との同居も、田舎あるあるの1つ。由緒ある家なら、“本家に入る”という文化がまだ根付いていることもあるようです。

義両親は嫁が実家に帰るのを嫌がる

「帰省すると言うたびに『また帰るの?』と言われるのが嫌です。」(30代/主婦)

「里帰り出産すると報告すると、『退院後うちにしばらくいればいい』と説得された。嫌に決まってます!」(20代/IT関係)

「嫁に入った家を最優先にする」という考えがまだ根付いている田舎では、頻繁に実家に帰省するのをあまりよく思われないことがあります。里帰り出産さえも許してもらえないと、束縛されている気分になりますよね……。

田舎夫婦になる前に覚悟しておきたいこと

孤独を感じやすい

孤独を感じやすい

都会や地元を離れ、知らない田舎へ嫁ぐ場合に絶対覚悟しておかなければいけないのは、多くの人が”孤独”を感じるということです。

街中のように気軽に遊びに行ける場所もなければ、頼れる実の家族や友達もいません。

夫以外に相談できる人がいなければ、社会から遮断された気分にもなるでしょう。

日頃から、パートナーとは何でも相談し合える環境づくりが不可欠です。

親戚や近隣の人との距離が近い

都会とは異なり、田舎では親戚や近所付き合いを重んじていることが多い傾向にあります。

そのため、思っている以上に距離感が近く、ときにはあまり他人に知られたくないことまでズカズカと踏み込んでくることもあるでしょう。

一方、人付き合いが得意な人なら、育児や家事で困ったとき助け合えることも。距離が近いからこそ、関係性ができれば頼りやすいというメリットもあります。

田舎で結婚=家に入る

都会とは異なり、田舎では現代でも結婚=家同士の結びつきという考えが根付いています。

たとえば、妊娠や家事への取り組みなど夫婦間の問題も、田舎では家族が介入してくるのが当たり前です。

中には、いまだに家事は女性がして当たり前だという家庭が多いのも田舎あるある。

正月の集まりも、嫁だけが働かされるなんてことがざらにあるので、「男女平等な考えは通用しない」とある程度覚悟しておいた方がいいでしょう。

田舎へ嫁ぐのは結構大変……。

田舎へ嫁ぐのは結構大変……。

「パートナーへの愛があれば知らない土地でも頑張れる!」と甘く見るのは絶対にNG。

一見ハートフルなイメージが強い田舎ですが、距離が近く古くからの文化が根付いているため、都会から軽い気持ちで嫁ぐとかなり苦労する人も多いようです。

一方で、今回のあるあるを調査していたところ、義両親や親戚との問題に悩んでも、夫が妻の味方をしてくれることで良いバランスを保てているという夫婦もいました。

田舎暮らしを円滑に進めるためには、夫婦ともども気遣いながら支え合っていくことが必要不可欠のようです。

Written by sumire

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