好きになった相手と仕事が違うと、思うように休みの日が一致せず、デートの約束がしづらいなんてことはありませんか?
初めは仕事帰りに飲んだり、ご飯を食べたりすることが多い男女のデート。
でも、なかには「最近は残業続きで気になる人がいても会いづらい」「できれば休日にゆっくり会いたいんだけど……」と、恋をすることすらままならない女子も少なくないのでは?
そんな仕事に一生懸命な女性に向けて、今回は平日の仕事終わりにデートをしても疲れないデートプランについてまとめてみました。
仕事後のデートは疲れが溜まっている分、「好きな人に癒やされたい」という気持ちが強いもの。今日仕事であった出来事を彼に話すだけでも、肩に入っていた力がスッと抜けますよね。
でも、いつも終電ギリギリで、彼の家が自宅から遠い女子にとっては、平日デートは正直負担が大きいものです。
ただでさえ、休みの日が合わず一向に距離が縮まらない……なんてことにならぬよう、少しでも平日彼と会う時間を作るには、一体どんな工夫をすればいいのでしょうか。
「相手の職場に近いところ、もしくは相手の家の近く、家に帰りやすい場所でお誘いすると良いでしょう。内容は食事又は、食事+軽く飲み、という感じです。また、車が使える場合は、食事&ドライブがお勧めです。そして、ドライブを兼ねてお家まで送ってあげましょう」
そう話すのはこれまで恋愛相談件数が4万件にものぼる、恋愛アドバイザーのマーチンさん。マーチンさんいわく、仕事後のデートはデートの内容云々よりも、翌日への負担を無くすことが大事なポイントになるといいます。
それこそどちらか余力があれば、相手が普段乗り降りする駅で待ち合わせをして、帰りにご飯を食べたり、ドライブがてらふたりの時間を作っても良さそうですね。
一方で、避けた方がいいデートプランについて「『映画にお誘いするのはいいんですか?』という質問が時々届きますが、あまりお勧めではありません」とマーチンさん。
「映画の場合、およそ19時半頃スタートとなり、終わるのが21時半頃です。すると、食事をする時間がほとんどないので映画を見るだけで終わってしまいがちなのです。映画を2時間見た後にキスをするという展開はありえませんが、食事(会話)を2時間した後にキスをするという展開はありえるのです」
つまり、ふたりきりで会う時は平日デートでも、なるべく食事(会話)をする時間を持つことがポイントになるそうです。
すでに付き合っていて相手の帰りがあまり遅くなるようなら、お弁当を用意してあげてふたりで、相手の家で食べるといった手も効果的とのこと。
会う時間がたとえ1時間と短くても、できるだけふたりの距離を縮められるきっかけがあった方が、「会えて良かった」という満足度も高くなるはずです。
マーチンさんも「『疲れているから会わない』のではなく、『疲れているから会いたい』となるのが本物です。相手にそれを与えられる人になる、という意識を持つことが大切だと思います」と、仕事後に彼に会うことの重要性を語ってくれました。
たとえ彼と仕事が違っていて、会う時間が限られても、それが直接の別れの原因になってしまうのは寂しいもの。少しでも会う時間を作ろうとする気持ちがふたりの関係を充実させ、ゆくゆくは信頼を寄せ合える間柄になれるのかもしれませんね。
【取材協力】
恋愛アドバイザー:マーチン
作家、恋愛カウンセラー。2000年より「マーチン先生の恋愛教室」を開催し、メルマガ読者は17000人、相談実績は15年間で延べ4万件以上。著書は20冊を超え、代表作に「愛される女性は気づかいがうまい/三笠書房」「モテる男はこう口説く!/PHP研究所」などがある。
http://www.martin.ne.jp/