職場で密かに恐れられているお局。お局がいるとそれだけで職場の空気が重くなり、ビビった部下が思うようにパフォーマンスを発揮することができず、いろいろと悪影響を与えてしまいます。
勤務年数が長くなり、後輩が多くなってくると、自分でも気づかないうちにお局になってしまうことがあります。そこでここでは、これからお局になってしまうかもしれない女性の特徴について紹介します。
感情がすぐに顔に出てしまう人に対して、周りの人は気を使います。「この人の機嫌を損ねたら面倒だ」と感じ、なんとか穏便に済まそうと、発言を遠慮するようになるのです。
機嫌が悪い時の態度がそのまま態度や言葉遣いに現れてしまう人は、周りから疎まれるお局になってしまうかもしれません。
お局によくある特徴が、プライドが高いということ。自分の気持ちが弱いため、威張っていないと自分を保つことができないのです。
威張っている人には、何も言えませんよね。そうやって周りに何も言われなくなると、「自分が一番偉いんだ」と勘違いするようになり、やがて横柄になっていってしまいます。
口調がきつい人も、お局になりやすいです。思っていることをズケズケと口にしてしまうので、相手が萎縮し、職場で腫れ物扱いされるようになってしまうでしょう。
周りに対していつもきついことばかり言っていると、「あの人に話しかけるのはやめておこう」と信頼をなくしてしまうことになります。
周りは、お局とトラブルを起こすと面倒なので、表面上は笑顔で接してくれますが、心の底ではうんざりしています。
うわさ話や悪口が好きな人には、マウンティングしたい人が多いです。だからお局は、ゴシップが大好き。
職場の人間関係についてほぼ把握しており、スマホの中にネタ帳を作っている人もいるそうですよ。(筆者友人談)
休憩中や飲み会の雑談では、いつも職場のうわさ話が話のネタで、自分から話題提供することも多く、「私はこれだけよく知っているのよ」と自慢気に披露します。
学生時代からゴシップが大好きな人は、お局予備軍かもしれません。
いつ、何をするときにも群れで行動しようとする人は、お局になる可能性大です。
お局は、自分の味方を作りたがります。取り巻きに囲まれていることが自分を強くしてくれると思っており、ステータスだと感じているからです。
お手洗いやちょっとした用事など、本来であれば自分一人でさっさと済ませるようなことをわざわざ誰かと一緒にする人は、お局予備軍かもしれません。
他人のプライベートについてやたらと助言したがる人っていますよね。「私だったらこうする」とか「あなたの彼に電話してあげようか?」とか、特に頼んでもいないのに首を突っ込んでくるようなおせっかいな人は、将来お局になりかねません。
おせっかいは、優しさと紙一重。ただ、お局が差し伸べる手はなんとなく押し付けがましく、優しさというよりも、自己満足であることが多いです。
人の役に経つことで自己肯定感を上げている、いわば「自分のため」のおせっかいなのかもしれません。
常に自分が注目されていたいお局。だからこそお局には、見栄っ張りな人が多いです。
ブランド物をひけらかすように持っていたり、いかに男にモテるかということを小出しに自慢してきたり、人より優位でありたいという欲望があります。ちやほやされることで自分の価値を実感しているのです。
ですから今、自分の私生活のいいところだけをSNSにあげて「いいね」を稼ごうと必死になっている人は要注意かもしれません。
お局化している人は、人の話をろくに聞いていないことが多いです。自分の言いたいことばかりを口にしているだけで、人の意見を聞いて取り入れるような器がないのです。
お局化しないためには、人の話に耳を傾けることが大切です。
周りの人がどういう考えを持っているか、どのような現状であるのかを知ることで、自分の考え方の偏りを知ることができ、自然と落ち着きが生まれます。
お局は、意外にも劣等感の塊である人が多いです。だから、うわさ話や悪口に花を咲かせたり、見栄を張ったり、自分の価値を周りに認めてもらおうと必死なのです。
そのようなことをするからさらに、自分と周りを比べるようになり、どんどんメンタルが落ち込んで負のループに陥ってしまうんですよね。
お局にならないためには、周りと自分を比べないことです。美しさや人としての魅力には、そもそも明確な基準はありません。だから、自分に自信を持って何ごとも堂々と行動するようにしましょう。
そうすれば、後輩をいびったり、マウントを取ったりするような気持ちは生まれてくることがなくなり、「尊敬できる素敵な先輩」になることができます。
お局となると周りに気を遣わせてしまい、それを眺める部下や先輩などあらゆる同僚を疲弊させてしまいます。
ただ不思議なことに、お局にはいつも取り巻きが現れて、軍団を結成するようになることが多いんですよね。
「類は友を呼ぶ」というように将来お局になりやすい人が近づいてくるので、気が付かなければ自分のお局化が加速し、ますます孤立を深めてしまいます。
自分が職場のお荷物となってしまわないように、お局化しそうな兆候がある人は気をつけてくださいね。
Written by さあや