婚活をしていると「バツイチ子持ち」の異性と知り合ったという経験はありませんか。
それまでバツイチ子持ちの異性と恋愛なんて考えたこともなかったとしても、話してみると魅力的で、恋愛に発展する可能性はあると思います。
私自身もバツイチ子持ちの彼女と出会ってから交際を重ね、昨年末に婚約し、今現在は結婚を控えています。
私の実体験を踏まえながら、今回はバツイチ子持ちのパートナーと「結婚する上での心配事」と「幸せな家庭を気づくための3つの方法」について、お話ししていこうと思います。
バツイチ子持ちのパートナーと結婚を考え始めると、同じ境遇の人が周りにいないので「結婚しても大丈夫かな」と、心配になることがあると思います。
私自身も心配事があり、同じ境遇の人はどう感じるのかと、ネットで調べ情報収集していました。
まずは、バツイチ子持ちのパートナーと結婚をする上での心配事について、まとめていこうと思います。
バツイチ子持ちのパートナーは、一度結婚を経験し、育児も経験しています。
それに比べて初婚の私は、結婚生活も育児に関してもド素人です。
一緒に生活をしていると、パートナーから家事や育児を任されることもあります。
パートナーにとっては当たり前にできることでも、私にとっては初めてのことで要領が悪く、うまくできないこともありました。
このようなときに「元旦那(妻)はちゃんとできていたのに」と、様々な場面で比較される可能性もあります。
初婚同士であれば、お互い初めての経験で一緒に乗り越えられたかもしれませんが、バツイチ子持ちのパートナーの場合はそうはいきません。
慣れていないから浮き彫りになる課題がたくさんあると思いますが、分からないことはすぐ調べるか聞くなりして乗り越えて、パートナーから信頼される行動を心掛けましょう。
バツイチ子持ちのパートナーと結婚する私は、形式上では子どもの親になりますが、実際は子どもにとっては実父(実母)が本当の親です。
子どもが定期的に実父(実母)に会いに行くことを、止めることはできません。
私の場合は、子どもを陰ながらサポートしてくれている実父の存在に感謝をしているので、今後も良好な関係が築いていければと思っています。
しかし、結婚となると、法律的に親子関係を成立させる「養子縁組」を組むか組まないか、決める必要があります。
実親との親子関係を解消させる「特別養子縁組」を組む場合もあるそうです。
子どもと実父(実母)との関係は、生涯続くので、気にしないわけにはいきません。
私とバツイチ子持ちのパートナーとの関係が成立していたとしても、大事なのは子どもとの関係です。
親の都合で離婚し再婚して、突然現れた私の存在を、子どもはどう感じているでしょうか。
私の場合は、子どもが当時10歳の男の子で、ある程度の理解力と受け入れ体制があったので、初めて会ったときから打ち解けられました。
ただしこれから思春期を迎える子どもが、実の親ではない私をどう感じていくのかは、心配事のひとつです。
心配事の話ばかりしていると「結婚は難しそう」と、思われてしまうかもしれません。
しかし、努力次第で幸せな家庭を築くことは可能です。
ここからは、バツイチ子持ちのパートナーと「幸せな家庭を築くための3つの方法」について、お話ししていこうと思います。
結婚すると、初婚であるあなたにとっては初めての結婚生活ですが、パートナーにとっては2度目の結婚生活が始まります。
「もう失敗したくない」と考えている、パートナーの気持ちに寄り添って、とことん理解に努めましょう。
恋人だったときはパートナーが配慮して、ある程度二人の時間を作ってくれていたかもしれませんが、結婚すると何をするにしても「子どもが第一優先」です。
パートナーは自分の都合で離婚し、子どもを悲しませてしまったからこそ、何よりも子どもの気持ちを優先させてあげたいと思っています。
あなたが一番の理解者になれれば、パートナーは「他の人は考えられない」と思ってくれるはずです。
そうなれれば、バツイチ子持ちのパートナーと幸せな家庭を築いていけるでしょう。
くり返しになりますが、バツイチ子持ちのパートナーと幸せになるためには、子どもとの関係性を大事にすることです。
「大切な母親(父親)を再婚相手のあなたに取られた」と思われてしまうと、子どもが心を開いてくれる可能性は低いでしょう。
そうならないためにも、子どもが再婚相手のあなたに求めることは何か、事前にパートナーに聞いておくと良いと思います。
子どもと仲良くなることはもちろん、子どもの成長をそばで見てきたパートナーやパートナーのご両親にも、子どもの趣味思考を聞いておくことをおすすめします。
バツイチ子持ちのパートナーと幸せなるためには「経済力をつけておくこと」が最も大事と言っても、過言ではありません。
パートナーに親権がある場合は、これまで働きながら自分と子どもの二人分の生活費を養っています。
パートナーに親権がない女性は少ないと思いますが、男性の場合は遠くで暮らす子どものために、養育費を払い続けています。
私のように、再婚相手のあなたが男性の場合は、パートナーと子どもを養う経済力が必要です。
女性の場合でも、パートナーに何かあったときに支えられる経済力があると、より安心して幸せな結婚生活が送れるでしょう。
最後になりますが、バツイチ子持ちのパートナーとの結婚は、普通の結婚とは違います。
とはいえ焦ることはなく、不安要素や幸せになる方法を心得て、事前に対策を打っておきましょう。
あなたと結婚することで、パートナーも「バツイチ子持ち」から卒業し、新しい結婚生活を送ることができます。
どんな困難も乗り越えて、大切なパートナーと幸せな結婚生活を送れることを願っています。
Written by 三浦誠大