実際に会うといい人なのにSNSを見たら幻滅した……という現象は、現代においてよくある話。XやInstagram等はその人の本性が垣間見えるツール、あまりに痛々しい投稿が炸裂すると人は遠ざかっていくものです。
女性は男性に比べるとSNSを動かすのが好きですから、稼働量が多く、ネットに依存した生活をするとキケン。無意識のうちにイタイことをやりがちなので、SNSにどっぷりと浸かっているのなら今一度使い方を見直してみましょう。
もしかすると人が離れていく原因の一つに、「投稿のイタさ」が関係しているかもしれません。
昔から女性はメールやブログが好きな人が多いですよね。
その延長線上にSNSでの活発な動きが見られ、今や「これがないと生きられない!」というヘビーユーザーも少なくないでしょう。
楽しく使う分には構わないのですが、内容がイタすぎると異性からも嫌われがち。たとえ実際の印象が良くとも、SNSに問題があると恋人候補としてはナシ!と判断されてしまいます。
まずは、以下の5つのような投稿をうっかりしていないかチェックしてみましょう。
Instagramのストーリーに、男性の手や首から下、後ろ姿をチラリと写す……。
明らかに「今男性と会ってます」という匂わせをする女性は100%イタイです!
なぜ堂々と写さないのか? それとも写せないような相手なのかは分かりませんが、チラ見せというのはなんとも言えぬ面倒くささ。
“察して”ほしい女性がやりがちな手ですが、多くの人はこんな投稿を見ると確実にゲンナリします。なぜなら「その人誰~?」と食いついてほしいという心理が丸見えですから……。
SNSは文章や写真がサッと見られるのが利点です。
そんななかに自分の意見や想いをズラズラと並べられると、目にした人はその瞬間に「うわーめんどくさ」と思います。
自己陶酔しているような内容や、考えに考えを重ねて投稿したポエマー的文章。他人の長ったらしい自分語りなどを積極的に読みたい人はいません。
共感してほしいアピールが強い投稿は非常に痛々しく、フォロワーをドン引きさせてしまいますよ。
どんなにイライラすることがあったとしても、SNSに全て書いてしまうのは考えもの。
誰かの愚痴や悪口、職場への不満などを一切書かない人はいませんが、あまりに後ろ向きな内容ばかりだとさすがに読む側も不快な気分になります。
あなたの投稿が常にネガティブまみれのせいで、「いつも文句や愚痴を言っている人」というレッテルを貼られる可能性も……。
SNSのせいで自己評価を下げるのは勿体ないです。腹が立ったらすぐSNS! なんてクセは治した方がいいですね。
承認欲求が強く、人の上に立ちたい女性は「皆とは違う」アピールをするためにブランドの小物や服、ハイグレードなレストランでの食事などを載せがちです。
Instagramのストーリーにお寿司を一貫ずつ載せるのも、まさにこの手のタイプがやりますね(苦笑)
思い出の一つとして投稿するケースはよく見られるので決して悪いことではありませんが、アピールが強すぎるとやっぱり鼻につくもの。
すごいと思われたい圧力が強いと、一気にイタイ人判定されてしまうでしょう。
一番分かりやすいイタイ例は、とにかく自撮りが多い人!
今の時代、自撮りなんて当たり前ですから、ただ自分の写真を撮るだけでは痛々しくはありません。問題は数が多すぎるところにあるんです。
「かわいい」「綺麗」という言葉で承認欲求を満たしたいタイプは、分かりやすいイタさに溢れがち。年齢が上がれば上がるほどドン引きされること間違いなしなので、気を付けましょう。
SNSだけで人間性を判断するのは早計ですが、今の時代はこの投稿内容によって印象が決まってしまいます。
一度イタイと思われてしまったらそのイメージはなかなか消えません。自分の価値を下げることにもなるので使い方には十分気を付けましょう。
気軽に活用できるSNSは、不特定多数が閲覧しています。
たとえアカウントに鍵をかけていても、フォロワーが0でなければ必ず閲覧者がいるということ。
つまり、常に誰かの目に留まる可能性が考えられますので、「他人が見てどう思うか」の意識が必要不可欠でしょう。
インターネット上だとついモラルや常識を度外視してしまう人が多いので、気を付けてください。
落書き帳のように、SNSにとにかく自分の想いをぶつけたい場合は自己満足用のアカウントを作るか、フォロワーを信頼できる相手に限定し、小規模の非公開アカウントにするしかありません。
自撮り、ポエム、誰かの悪口、ハイブラ自慢……。
これらの原動力は「共感してほしい」「もっと私を知ってほしい」「すごいと言われたい」という承認欲求からきています。
確かにSNSは日頃口に出せないような欲求を満たせる場ではあるものの、強すぎる自己顕示欲は見ている人を離れさせます。
SNSの使い方は、情報収集や他者とのコミュニケーションなどさまざま。自分の欲求のためだけに使うのはやめましょう。
不思議なことに
承認欲求を満たしたい
→実際に満たしてくれるフォロワーが現れる
→もっともっと!
となりやすいとか。こうなればSNS依存まっしぐらです。
ネットから離れられないイタイ大人にならないためにも、活用の仕方を間違えないように心掛けてくださいね。
あなたが日頃どれだけいい行いをしていても、SNSが痛々しいだけで全てが台無しです。
思うがままに投稿して自分のイメージダウンを招くのは損! アカウントをどう活用するか、一度見直してみてください。
人から認められたい、誉められたいという願望は誰にでもありますが、欲求のぶつけどころがSNSに集中するとあっという間にイタイ人の出来上がりです。
気軽に使えるツールであれど、人目に触れることを忘れずに意識するだけで印象が格段に変わるでしょう。
Written by たかなし亜妖