もし下品な人と遭遇してしまったら、どうやって対処すればいいの? 飲み会で下ネタをふってきたり、ズケズケとプライベートに踏み込んできたり、下品な人との付き合い方を知らないと、本当に疲れてしまいます。もし下品な人と関わらなくてはならない状況になったら、どのようにかわせばいいのでしょうか。下品な人との付き合い方についてご紹介します。
ルールを守ろうとしないとか、常識がないなど、自分勝手に解釈して周りを振り回すような人は、下品な人だと言えるでしょう。巻き込まれた方は、たまったもんじゃありません。
いつも、なににつけても「私が、私が!」としゃしゃり出てくるような欲深い人ところがある人は、下品な人です。自分さえ良ければ、人はどうでもいいと思うような、冷たいところがあります。
下品な人は、自分のことを棚に上げて、他人の悪口やうわさ話ばかりをして盛り上がろうとします。こうすることで、日頃のストレスを解消していたり、自分が優越感に浸ろうとしていたりするのです。他人を思いやる気持ちはなく、他人を蹴落として自分が気持ちよくなろうとする自分勝手な性格の現れです。
下品な人が、他人の悪口やうわさ話をしてきたとき、「そうだよね」とか「うんうん」などと同調するのは危険です。なぜなら、同調したことで仲間だと思われ、どんどん嫌な話題を話しかけられるようになるからです。また、その下品な人が「あの人も、悪口言ってたよ」とふれてまわり、周りの人にもグルだと思われてしまいます。
下品な人が悪口やうわさ話を話題にして話しかけてきたら、無言でいるか、「へー」などとスルーしましょう。
下品な人の下品な話は、その場ですぐに終わらせましょう。たとえば飲み会で男性が下ネタを言ってきたとします。そこで、「それから、どうしたの?」と男性に質問してしまうと、男性は喜んでどんどん話をエスカレートさせてしまうでしょう。飲み会の席だと、お酒の勢いもあり、一度広がった話はあっという間に収集がつかなくなります。
下ネタを振られたら、もしおかしくてもクスッと笑う程度にしてそれ以上反応せず、決して自分から言葉を返すようなことはしないでくださいね。
下品な人は、ときに無茶苦茶な言動をすることがあります。自分に都合のいいように言い訳したり、他人を蹴落としてまで自分が上に立とうとしたり、子供じみたことをすることはしょっちゅうです。
あなたが大人であれば、「何言ってるの? それは違うよ」と反論したくなると思いますが、ぐっとこらえてスルーしましょう。たとえ納得のいかないことがあっても、責めずに「はいはい」と放っておきましょう。同じ土俵で戦おうとすること自体が無駄なことです。
下品な人は、他人のプライベートを詮索したがります。はなしている相手のことだけでなく、その人の家族や親戚のことまで聞き出そうとすることもあります。
下品な人にプライベートなことを話すと、うわさ話として広げられる可能性大です。自分の知らないうちに噂が独り歩きして、尾びれ背びれがついて全く違う話になっていた! なんてこともあるでしょう。
下品な人に話すなら、広がってもいいようなどうでもいい話かに留めることです。広げてほしいような話であれば、あえて下品な人の前で話すのがいいかもしれません。
「この人、下品で嫌だな」と思っていても、お人好しな人ならなかなか距離を置くことができず、相手のペースに巻き込まれてしまいがちです。下品な人と一緒にいると、まわりからは「あの人も下品な人なのね」と同類に思われ、白い目で見られることもあるでしょう。
なにより、下品な人のペースに巻き込まれてしまうと、自分が苦しくなり、居心地の悪さからストレスが溜まってしまいます。必要以上に話をしないとか、近づかないようにするなど、心と体の距離を意識してとるようにすることが大切です。
下品な人には、あえて上品に接するようにしてみてください。大切なのは、相手の挑発的な態度や発言に「反応しない」ということです。嫌なことを言われたら思わずムッとして、自分までも言動が乱暴になってしまうことがあるでしょう。しかしそこをグッとこらえ、あえて言葉も、行動も、すべてのことを丁寧に、ものすごく優しくするように意識するのです。
こうすることで、下品な人の勢いを落とすことができます。何より、自分の品格を落とすようなことをしてはいけません。下品な人には、大人の対応がベストです。
下品な人は、他人を苛立たせるような発言を平気でします。ときに、マウンティングされたり、挑発的なことを言われたりすることもあるでしょう。そこで下品な人にキレてしまってはいけません。
これは完全に相手のペースに飲まれていることになります。下品な人は、挑発した相手が怒ると喜びます。ですから、決して怒ることなく、スルーしてくださいね。
下品な人との付き合い方で大切なのは、相手のペースに巻き込まれず、自分のペースを守り抜くこと。下品な人と距離を保ち、必要以上に接しないことが上手く交わすポイントです。ぜひ実践してみてくださいね。
Written by さあや