大人の恋愛では、暗黙の了解のまま2人の関係がスタートする場合もあるでしょう。しかし、相手から告白されずに時間だけが過ぎていくと、「もしかして遊びなのかな?」と不安になることも否めません。
今回の記事では、大人の恋愛の特徴や注意点などについて解説します。ポイントを押さえて、子どもの頃とは違う大人の恋愛を満喫してくださいね。
大人になると精神的な成長だけではなく、経済的にゆとりが出てくるなどさまざまな面で余裕が生まれます。そのため、優雅なデートや将来を見据えたお付き合いを意識していくなど、人生の中で大きな転換期になる人が多いでしょう。
主に、大人の恋愛ならではの特徴は以下のようなものが挙げられます。
・近すぎない程よい距離感がある
・経済的な自立をお互いにしている
・精神的に相手に依存しすぎず、自分の時間を楽しむことができる
・お互いに尊敬することができるため、仕事や趣味などの努力を続けていくことができる
・信頼関係があるため、連絡が遅くても「色々と忙しいんだろうな」と考えることができる
・さまざまな考え方があると理解しているため、相手の意見を受け止められる
・告白されないままスタートするケースもめずらしくない
子どもの頃は、「先輩の顔すごくかっこいいよね」「〇〇君はサッカー部長だよ!」などと、見た目や肩書きなどを重視するケースが多くありました。しかし、大人の恋愛では結婚や出産などを考えたお付き合いをしていくことが多いので、「彼の職業の安定感はどうなのかな?」「親や親戚とは仲がいいのかな?」など、周りにも目がいくようになるという差も出て来るでしょう。
上記に、大人の恋愛は告白されないままスタートするケースもあるということをお伝えしました。しかし、相手が告白しない理由をはき違えてしまうとモヤモヤしてしまう可能性もあるでしょう。そのためにも、告白しない相手の心理を知っておくことが大切です。
「付き合ってください」と伝えれば、恋人になるための約束をしてしまうことになります。その約束をしないということは、他に気になる女性が現れても、食事やデートに誘えなくなるなどの理由があるためです。そのため、新しい彼女が出来るまでのつなぎと考えられている可能性も高いでしょう。
告白したい気持ちがあっても、緊張してしまい中々伝えることができない男性も少なからずいます。そのため、伝えること自体から逃げてしまっている可能性があります。そういう場合は、様子を見ながら「自分に愛情があるかどうか」を探ってみるといいでしょう。
あなたが「この関係って、付き合っているのかな?」と思ってしまうタイミングで、相手も同じことを考えているかもしれません。悩んでいる間に時間が経ち、「完全にタイミングを逃したな……。」というケースもめずらしくないはず。例えば、イベントごとで相手の出方を見極め、本気かどうかを確認してみるのも良い方法です。
「俺、恋愛経験豊富なんだ」と余裕の表情を浮かべながらも、実は恋愛経験が少ない人もいます。「ちゃんと伝えるべきなのは分かっているけれど」と緊張に勝てず、怖気づいていることもあるでしょう。しかし、1つ1つの言動に彼の愛を感じるのであれば、「私たち付き合っているんだよね?」と誘導してあげるといいかもしれません。
大人になったからこそ恋愛のことばかりを考えるのではなく、余裕のある楽しみ方をしたいものですよね。では、どのようなポイントを心がければ、バランスの良い2人になれるのでしょうか?
1.相手のことを信じる力を持つ
2.「親しき中にも礼儀あり」を忘れない
3.周りのカップルと比べず、自分たちのペースで歩んでいく
4.相手を思いやる言動をする
5.何か問題があったときは、何度も話し合いを重ねる
6.相手の仕事を理解し、無理を言わない
7.依存や束縛にならないよう、程よい距離を探る
8.恋愛に対してオンオフをしっかりとつける
9.自分だけの時間を意識して作るようにする
10.「LINEなどの返信するのを忘れていた」と思えるくらいの余裕を持つ
以上の10個ポイントを意識することで、大人だからこそ出来る恋愛を楽しんでいくことが可能です。また、相手の考え方に対して「絶対に理解できない!」と突き放すことはNG。「考え方が違うんだから、仕方ないよね」と受け止められる人こそが、理想のパートナーだと言えるでしょう。
大人の恋愛には告白が不要なこともありますが、「暗黙の了解」に身を委ねてしまうと、思いもよらない辛い結果に繋がり、時間を無駄にしてしまうかもしれません。そのため、時には言葉での表現をすることが大切だと言えるでしょう。
「真剣に将来を思い描いて行きたい」と感じる人に出会えたら、思い切って気持ちをぶつけてみるといい結果が待っているかもしれません。勇気がいるフレーズではありますが、「好きです。付き合ってください」と伝えてみてはいかがでしょうか?
Written by 久木田(くきた)みすづ