「ダメ」な「メンズ」を組み合わせた言葉が「ダメンズ」です。付き合うと女性が不幸になる男性の代名詞としてよく知られています。
不幸になりたい女性なんているはずがないのに、なぜか気づくとダメンズばかりと付き合っているという女性は後を絶ちません。
元ダメンズウォーカーである筆者が、ダメンズの特徴を知り、できるだけダメンズと離れた生活を送るためのTIPSを紹介します。
ダメンズにもいくつかの種類があります。ひとつではなく複数の特徴が組み合わさったダメンズも少なくありません。
ここでは、代表的な特徴をいくつか紹介します。
気に入らないことがあるとすぐに暴力を振るったり、常に上から目線で無理やり自分の言うことを聞かせようとしたりといったモラハラ気質のある男性は、典型的なダメンズです。
筆者もかつてこのタイプと付き合っていたことがありますが、意外と交際する前は本性をたくみに隠していて、ダメンズだということに気づかない場合もあります。
気心が知れてくると徐々に「あれっ?」というポイントが増えてくるので、その違和感を見逃さないことが大切です。
ギャンブル好きだったり、収入に見合わない買い物をポンポンしたりと金遣いの荒い男性もダメンズです。ひどいケースでは、手持ちのお金がなくなったら今度は借金をしてまでもお金を使おうとします。
日頃からギャンブルにハマっているだとか、お金のかかる趣味があるだとかは、おそらく彼を観察していればわかるはずです。モラハラ男性の時と同様に、違和感を覚えた時はその直感を大事にして、ダメンズを見定めましょう。
彼女がいても常に女の影が付きまとう、浮気癖のあるダメンズも少なくありません。
モテる男性に多いダメンズなので、性格はともかく顔だけはいい! というケースも多々あります。
大勢いる女性の中の一人として扱われてもいい、今だけ楽しくデートできる関係ならそれでいい、と大人の女性として割り切ったお付き合いができるなら、こうしたダメンズとの関係もNGではないでしょう。
ただ将来的に結婚を見据えた真剣なお付き合いをしていきたい場合は、よく考えた方が良さそうです。
世の中には、働ける健康な体があるのに働こうとしない、働く意欲が低い男性が一定数存在します。これも一般的にはダメンズのくくりに入りますね。
そもそも仕事をしていない、女性の財布をあてにしてヒモ化している場合はぱっと見てすぐわかるのでシンプルです。注意したいのは、一応働いているけど意欲やモチベーションが低い…… というパターンです。
例えば結婚したものの仕事が長続きせずに退職。その後、再就職しようという気力もなくダラダラと過ごしている…… なんてことになるのは避けたいところですよね。
女性側がバリバリ働くので、いっそ主夫として家庭を支えてほしい! とまで割り切れるのなら、パートナーの形として問題ないでしょう。しかし「男性にもちゃんと働いてほしい」と考える女性にとっては、かなりのダメンズと言わざるを得ません。
夢を語る男性は、時に女性の目にはまぶしく映ったりするもの。夢を持って頑張る彼が愛おしい、その夢を叶えるために私も応援したい……! そう思うこともあるでしょう。
夢を持つのは大変結構なことですが、そこに向かってしっかりと行動が伴っていなければ、それはもはや盲言でしかありません。
これも立派なダメンズの特徴といえるでしょう。
気づけばダメンズばかりと付き合ってしまう女性は、「ダメンズウォーカー」と呼ばれます。悲しいかな、過去の筆者にもこの性質が備わっていたわけですが、よくある特徴としては以下の通りです。
・尽くし癖がある
・ダメな男ほどかわいいとどこかで思っている
・自己肯定感が低い
・他人に依存しがち
「耳が痛い……」と感じる人も多いのではないでしょうか。
とくに女性には多かれ少なかれ母性本能がありますので、ちょっとダメな男性に対して尽くしてあげたいという気持ちが湧いてしまうのは、ある意味本能とも呼べるところがあるはずです。
ダメな子ほどかわいいって言いますからね……。気をつけましょう。
ダメンズウォーカーに陥りがちな女性は、相手と共依存関係になりやすく、一度関係が深まってしまうとなかなか抜け出せない性質を持ちます。
なので、「あれっ?」と思ったら深みにハマる前に離れることが大切です。
ダメンズの特徴は、親密になってから徐々に見えてくる場合も多いです。共通の友人がいる場合には、相手のことをそれとなく聞いて人となりを知っておくのも有効でしょう。
実際に交際が始まってからは、怪しい言動に気づいた時にスルーしない勇気を持つことが大切です。
交際初期の頃にはどうしてもいいところばかりが目につき、欠点には目をつぶりがち。しかし、ここが落とし穴だったりします。
自分の直感を信じ、「なんだかおかしいな」と思った時には少し距離を取る。そうすることで、ダメンズにドハマりするのを回避できるはずです。お試しあれ。
Written by 七尾なお