毎年流行語大賞にノミネートされるような新たな流行語が生まれる一方で、これまで使っていた言葉が「もう古い!」と思われていることも多いです。
そこで今回は、使っていると時代遅れと思われてしまう死語について紹介します! うっかり使ってしまわないように注意してくださいね!
死語とは、以前は使われていたものの、今では使用されなくなった言葉を意味します。
例えば1990年代のギャルを中心に流行した超Very Bad(ベリーバッド)、つまり最悪を意味する「チョベリバ」も今では使っている人を見かけません。これも立派な死語ですよね。
今風でカッコいい! なんて意味合いで使われていた「ナウい」も今使ったら確実に「ダサい」「何あの人」なんて思われてしまうでしょう。
このように、以前は多くの人が使っていたのに、今では使う人のいなくなった言葉を死語と言います。
何気なく使っている言葉ですが、もしかしたら死語かもしれません。時代遅れと思われないよう、チェックしてみてくださいね!
写メールの略語。携帯電話で取った写真をメールで送ること。
携帯電話に初めてカメラ機能が付いてから、撮影した画像をメールで送ることを写メというようになり、広く使われるようになりました。
しかし、今やLINEなどメッセージアプリでやり取りすることが一般的になり、メールでやり取りすることがほぼ無くなったため、写メも死語の仲間入りをしたと言われています。
LINEで画像を送るとき、「写メ送るね!」なんて言ってると、イマドキ世代から「えっ?」と思われている可能性ありですよ!
スマホが普及する前の携帯電話のこと。世界標準とは異なる日本独自の進化をした携帯電話を、独自の生態系を持つガラパゴス諸島から取ってガラケーと呼ぶように。
ガラケー世代には通じる「赤外線」「着うた」「バリサン」「センター問い合わせ」といったガラケー用語も今や立派な死語の仲間入りです。
初めて持った携帯がスマホだった世代には、全く通じないので要注意です!
写真を撮る時の掛け声。写真を撮るタイミングを知らせるための掛け声でインスタントカメラを使用していた世代には広く親しまれている言葉です。
しかし、最近は掛け声を掛けない、掛けても「撮るよ~」程度という人が増えており、「はい、チーズ」はもはや死語のようです。
デジカメやスマホの普及により、撮った画像をその場で確認し不要なものはすぐに消去できることや、連射で撮影するという人が増えたことも関係しているとかいないとか。
眼中にない、問題外を表す言葉。興味のないことや恋愛対象外の異性に対して使われることが多いです。
「告られたけどあの人はアウトオブ眼中」といった具合に使われていましたが、今では使う人もほとんどいなくなりました。イマドキ世代には通じない可能性が高いので要注意です!
まだ使っていたらアウトです! 確かに流行っていましたが、既に死語の仲間入りを果たしてしまった言葉たちをご紹介します。
泣いている様子を表した言葉。悲しい気持ちのときに「まじぴえん」「ミス連発しちゃった。ぴえん」といった具合に使われていました。
流行ったのつい最近じゃないの? なんて思ってしまいますが、使われ始めたのは2018年ということもあり、今使っていると時代遅れと思われてしまうので要注意です。
怒りを表現する言葉。怒っていることを表す「おこ」という言葉から生まれたもので、「とても怒っている」ことを意味しています。激おこ6段活用と言われたうちの1つでSNSや若者世代を中心にとても流行りました。
ちなみに激おこ6段活用は、「おこ」→「マジおこ」→「激おこぷんぷん丸」→「ムカ着火ファイヤー」→「カム着火インフェルノォォォォオオウ」→「激オコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」の順で怒り具合を表します。
今思うとなぜこれが流行っていたのか、疑問に感じちゃいますね。
タピオカ入りドリンクを飲むこと。「今日、帰りにタピろ~」「最近まじタピってない」など、タピオカ入りドリンクを飲む行為を示す言葉として、女子高生を中心にタピオカ好き女性の間で使われていました。
しかし、タピオカブームも陰りを見せた昨今では、もはや死語になってしまったようです。ブームが去ってもタピオカ好きという方も多いと思いますが、「タピりたい」なんて言っていると時代遅れと思われてしまうようです。
いかがでしたか? どんなに流行し多くの人が使っていた言葉でも、使われなくなれば死語の仲間入りです。
今回紹介した言葉を今も普通に使っているという方は、周りから時代遅れと思われているかもしれません。無意識のうちに使わないよう、気をつけてみてくださいね!
Written by 早紀