一見するとハードルが高そうな年の差婚。しかし、年の差婚でもうまくいっているカップルはたくさんいます。では、年の差婚でもうまくいくカップルにはどんな特徴があるのでしょうか。その特徴と、年の差婚の魅力ついてご紹介します。
年の差婚はどうしても年上の方が主導権を握りやすく、上下関係が生まれてしまうことがあります。しまいには「なんでこっちが年上なのに言うことを聞いてくれないの?」と支配的になり、関係が悪くなってしまうことも。
年の差婚でうまくいっているカップルは、年の差ゆえの上下関係はなく二人の関係が対等なのです。
年の差婚でよくあるのが、世代間ギャップに悩まされる問題。特に10歳以上離れていると、お互いの育った時代の文化や考え方が大きく違い、相手を理解できないことがケンカの原因になってぶつかってしまいがちです。
しかし、年の差婚でうまくいっているカップルには、「そういう考え方もあるんだね」と、お互いの違いをあっさり受け入れられる器の大きさがあります。
年の差婚がうまくいくカップルは、お互いがいい意味でマイペースです。
年が違うと興味もやりたいことも違うのが当たり前ですが、お互いの行動に干渉しすぎず、「それいいね」と自然に共感することができます。
年の差婚は周りから注目を浴びやすいため、周りのカップルと比べて「私達ってフツーじゃないよね」と卑屈になってしまうことがあります。
しかし、年の差婚がうまくいくカップルは基本的に周りを気にしません。自分の好きな相手について、周りからどう思われようと年の差が全くに気にならないのです。
自分たちの素直な気持ちで夫婦生活を楽しんでいるため、幸福度が高いという特徴があります。
同年代のカップルでも会話は欠かせないものですが、世代間ギャップなどですれ違いが起こりやすい年の差婚カップルにとってはなおさら大切です。
年の差婚で大切なのは何よりもコミュニケーションです。頻繁な会話があることで二人の関係がうまく繋がっているのです。
年の差婚だと、年上の方に頼りっぱなしになったり、年下の方を子供扱いしたり、相手を異性ではなく家族のように思ってしまいがち。
しかし、年の差婚がうまくいっているカップルは、お互いに甘え合うことはあっても決して家族のような意識ではなく、相手を異性として見続けることができます。
年の差婚は、その年齢差ゆえに相手に依存しやすい関係です。「年上なんだから」「若いんだから」と、なにかにつけて変な頼り方をしてしまい、それがお互いのストレスになってしまうのです。
年の差婚がうまくいくカップルは、それぞれが精神的にも経済的にも自立していて、相手に頼る前にまずは自分でなんとかしようとします。相手に過度に期待をしないので不満がたまりにくく、ケンカも少ないのでいつまでも仲良くいられます。
年が離れていると、育った時代の文化や経験値などさまざまな点で違いがあります。だからこそ相手を理解できないと不安になりやすく、それがケンカの原因になることもあるでしょう。
年の差婚でうまくいっているカップルはお互いを信頼しています。多少「変な考え」とか「全然理解できない」と思うことがあっても、相手への信頼が自分の不安をカバーしてくれるのです。
相手が年上の年の差婚の場合、一番の魅力は「甘えられること」でしょう。同年代や年下の相手にはない包容力や、人生経験の豊富さに頼れるため、一緒にいる安心感は大きいです。
また経済的にも頼もしい存在になります。10歳以上離れていると収入には大きな差があることが多く、お金の面での苦労は同年代のカップルより少ないでしょう
ただし、年上のパートナーは早く老いてしまうため、健康や介護のことは不安要因かもしれません。しかし今は医療技術も進歩して、サービスも充実しています。保険の種類も多いので、しっかり備えておけば大丈夫です。
自分が年上の場合のメリットは、いつまでも若々しくいられるということです。若い相手に合わせて自分も若々しさを保とうと努力するため、見た目に磨きがかかります。
また、若い人たちのトレンドにも目が向くようになり、見聞が広がって毎日を新鮮な気持ちで過ごすことができます。
相手が年下だとお金の面では少々不安はあるかもしれませんが、共働き前提での結婚なら何の問題もないでしょう。
年の差婚に躊躇している人は、安心して大丈夫です。
年の差婚に引け目を感じるのは自分の気持ちの問題かもしれません。「周りと違うから心配」「親が心配するだろうな」という懸念が、足踏み状態を生み出しているのでしょう。
年の差婚でも幸せになっているカップルはたくさんいます。そして幸せな年の差婚をしているカップルに共通しているのは、マイペースだということです。
周りを気にせず、自分たちの気持ちを大切にすることが、年の差婚を成功させるのための最も重要なポイントかもしれません。
Written by さあや