身近に、いつも多くの人に囲まれて楽しそうに過ごしている人はいませんか? それが男女を問わずモテる人気者であれば、その人は「人たらし」である可能性が高いです。
人たらしと言っても、決して悪い意味ではありません。今回は、そんな人たらしのもう一つの意味や、人たらしのメリット、人たらしになる方法をご紹介します。ネガティブな自分を変えたい、人生をさらに明るくしたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
人たらしと聞くと、悪い意味で捉えてしまう方が多いかもしれません。たしかに、「女たらし」「男たらし」という言葉は批判をこめて使われることがほとんどですし、人たらしという言葉自体にも「人をだます人」といった意味があります。
しかし、人たらしという言葉には「多くの人に好かれる人」という意味も含まれるのです。最近では「モテる」「人気者」などを指して使われることが多くなってきています。
とはいえ、人たらしという言葉のイメージを考えると、変な誤解を避けるためにも、ポジティブな意味で使う場合はあくまでも褒めているということを前置きして使うと良いでしょう。
人たらしは褒め言葉として使われることがわかりました。では実際、人たらしが得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
人気者として認知されるため、何か困りごとが発生したり誰かに協力してもらいたい時に、頼み事を受け入れてもらいやすくなる傾向にあります。
人たらしは頼み方もさりげないので、頼まれる側も自然に受け入れてしまいます。しかも「人気者に頼られた!」という気持ちが大きく、多少理不尽なお願いであっても気づかないことが少なくありません。
もちろん人たらしの人は協力してもらったあとのお礼や感謝を忘れません。だから周囲の人は次回も力を貸してくれるのです。
類は友を呼ぶというように、人たらしの周りには同じように人気者の人やモテる人が集まりやすいのです。
人気者やモテる人は、人を否定したりネガティブなことを言ったりしないため、常に明るい雰囲気で過ごせます。なかでも人たらしはムードメーカーであることも多く、周囲の人たちに好かれていることを実感しやすいでしょう。
「多くの人から好意を持たれている」という自覚を持つことで、自己肯定感が高まり、さらに良好な人間関係を築けるようになったり、幸福感で満たされることが多くなり、毎日が楽しく過ごせるのです。
人たらしになるには、人として基本的な行動を意識的に行うことが大切です。さっそく人たらしになる方法についてご紹介しましょう。
人たらしになるためには、そもそも良好な人間関係を築くために必要な「基本的挨拶」を意識することが大切です。挨拶は、意識して行うだけで「常識のある人」と評価される非常にコスパの良いツールです。
人間関係を築くには、まず第一印象が重要です。常識のある人と認識してもらえるよう、しっかり意識して挨拶をするようにしましょう。
挨拶だけでなく、いろいろなマナーや礼儀を重んじることで、さらに人たらしとしてステップアップできます。相手の立場に立って物事を考え、行動できるようになれば、自然と人から好かれるようになるはずです。
人たらしは、基本的に明るい話や楽しい話を好み、悪口や噂話には興味がありません。なぜなら、人間関係がこじれる大きな原因が悪口や噂話だと知っているからです。
友人が悪口を話している時は、その場を離れたり話を逸らしたりして、やり過ごすスキルを身に付けていきましょう。
もちろん、友人が愚痴を聞いてほしいと言っている場合は、相手の気持ちも尊重しつつポジティブな言葉で励ますことができると、友人の気持ちもスッキリするはずです。
人たらしの人は、普段からネガティブな面をあまり見せません。基本的に明るくポジティブな姿勢で、その発言や態度も前向きなものが多いです。
人たらしになるためには、ネガティブな思考をポジティブに変換するスキルがとても重要になってきます。苦手なことや落ち込む出来事があっても、なるべくポジティブに考えるようにして、人前では明るく振る舞うようにしてみてください。
そうすることで、周囲から尊敬され、ついてきてくれる人が増え、次第に人たらしと評価されるようになるでしょう。
今回は、人たらしについてご紹介しました。
昔は悪い意味で使われることが多かった「たらし」という言葉ですが、現在は褒め言葉として使われることも少なくありません。
人たらしには多くのメリットがあるため、自分を変えたい・人生を明るく過ごしたいという方は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、人たらしを目指して努力してみてくださいね!
Written by 早紀