結婚をすると、どうしても義実家との関わりを持たなければいけませんよね。義実家とのトラブルについて話を聞くと、面倒だなと感じてしまう人もいるでしょう。今回は、義実家、夫VS自分という立場で起こるケースが多いもめごとについてみていくことにします。
義実家、夫VS自分でもめごとになるケースが多いのは、同居に関する話です。同居は、義実家との関係が良好であっても顕著してしまうものです。もしも関係がイマイチだった場合は、余計に同居したくないと思ってしまいますよね。
同居するか、別居するかは今後の人生を左右すると言っても過言ではないほど大きな問題! 同居することによって、子どもが生まれた時に頼れるのは確かにメリットだと言えます。しかし、義実家で生活することでストレスを感じてしまう可能性も高いです。
夫側の実家に入ろうという話になった時に、確認したいのは実家と妻のどちらの味方になってくれるかという点です。子どもが生まれれば、教育方針などについて口出しされたり、しつけの仕方について意見が合わなかったりする場合も考えられます。
そのような時に、夫が義両親の肩を持つようでは妻の居場所がなくなってしまいますよね。妻にとって義実家は完全なるアウェイです。夫が味方になってくれなければ、頼る場所がありません。
同居することのメリットももちろんあるので、何かあった時に義実家、夫VS自分にならないという自信が絶対にあるなら上手くいく可能性が高いです。そうでないなら、同居するか否か、しっかりと話し合った上で決めるようにしましょう。
夫が長男だから、周りの家もみんな夫側の家で同居しているからといった理由だけで同居してしまうと、将来的に妻が辛い状況になって夫婦仲も険悪になってしまうかもしれませんよ……
帰省に関する考え方で義実家、夫VS自分という状況になる場合もあります。年末年始やお盆、ゴールデンウイークなどの長期休暇は、夫の実家を優先するケースが多いです。
どちらかがかなり遠い場合を除けば、夫の実家へ行ってから妻の実家へ行くのが当たり前だと考えている人もいるでしょう。特に、親世代は古い考え方に囚われていて、帰省の順番についてうるさく言われてしまう可能性も…… 地方では、昔ながらの習慣を大事にする傾向があるので、より言われる可能性が高いです。
親と別居している場合、長期休暇に帰省したいと思うのは男性も女性も同じです。それを否定するつもりはありませんが、だからといってどちらかを優先することに対して違和感を覚える人もいるのでは?
違和感を覚えて夫に伝えたとしても、義実家の考えが古ければ受け入れてもらえないケースがほとんどです。結局夫は、義実家の方を持つ形になってしまうため、義実家、夫VS自分で対立してします。
結婚したばかりは、いい嫁だと思ってもらいたい一心で義実家にも無理をして足を運んでいるかもしれませんが、それを続けるのはかなり疲れてしまうもの……
最初からちょうど良い距離感を保つために、帰省に関しても話しておく必要があります。義実家に帰省について話す時は、夫が妻の味方になってくれるのが大前提です。
義実家で同居していながら、共働きで生活をするケースもあります。共働きで妻も働いているとどうしても休みの日に洗濯や掃除をまとめてやることになります。
また、食事に関しても義母に夕食作りなどを頼らなければいけないといった状況になるケースも多いです。同居するならお互いに協力し合うことが大切です。
仕事に関する理解をしてもらうためには、夫を交えて最初のうちに話し合いをする必要があります。話し合いをする時に、義実家、夫VS自分になると妻の肩身は非常に狭くなります。それでは同居後の生活が上手くいくとは思えないので、同居ではなく夫婦だけで生活することも視野に入れて考えるようにしましょう。
誰にでも言えることですが、自分の親の方が大事なのは当たり前です。よほど親子関係が良くないといった家庭でなければ、親の希望に合う生活を送りたいとも思うでしょう。
結婚後に義実家と良好な関係を築くためには、夫婦共働きに関する理解をしてもらい、家事などの分担を決められるようにしておくのが良いと言えます。
結婚すると、義実家とトラブルにならないか不安だと感じる人はたくさんいます。お互いの実家から離れた場所に暮らすなら良いかもしれませんが、近くに住んでいて頻繁に会ったり、同居したりする場合は、トラブルになるリスクが高いです。
この記事で紹介したようなエピソードも実際にあるので、結婚後に義実家とどのような関係になるのかはとても重要だと言えますね。同居する場合は、夫が妻の味方になってくれるかどうかがかなり重要なポイントに……!
義実家、夫VS自分にならないような予防線をあらかじめ張っておけば、万が一何かあったとしても安心です。義実家と良好な関係を築くためには、どのようなトラブルが考えられるか、夫は味方になってくれるかといった点をしっかり見極めておきましょう。
Written by 早紀