彼女が最近、結婚したいと言わなくなったと感じる男性はいませんか? プレッシャーから解放されてほっとしながらも彼女の本心が気になる方のために、彼女が結婚したいと言わなくなった理由と、彼女の本音を探る方法をご紹介します。参考にしてください。
「今度友達の結婚式があってね」「新婚旅行はこんなところに行きたいな」「子供は2人ほしい」など、以前はよくしていた結婚の話を、彼女が最近しなくなったと思い当たることはないでしょうか。
以前は部屋の目につくところに置いてあった結婚情報誌も最近見ないなど、結婚のプレッシャーから解放されて、ほっとしたような、そわそわするような男性はいませんか。
どうして彼女が結婚の話をしなくなったのか気になるあなたのために、彼女の心理にせまってみましょう。
彼女が結婚したいと言わなくなったのは、どういった理由が考えられるでしょうか。その心理は、大きく分けて5つの理由が考えられます。
結婚のプレッシャーから解放されて安心しきっていると、彼女の中ではすでに黄色信号が点灯している可能性もあります。普段の彼女の言動から、当てはまりそうな理由を探ってみてください。
彼女の結婚の話に曖昧な返事をしたり、話題を変えたり、のらりくらりとかわしたりしていないでしょうか。彼女が結婚したいと言わなくなった理由、それは「あなたが聞いてくれないから」です。このパターンの場合、2つの心理に分かれます。
まず1つ目は、あなたに嫌われたくない心理です。「あまり結婚を急かすと、あなたが離れていってしまうかもしれない」「結婚どころかフラれてしまうかも」という心理からきており、従順で自己主張が苦手、他人の顔色をうかがうタイプの女性がこのパターンに当たるでしょう。
2つ目の心理は、もう諦めているパターンです。あなたには何を言ってもむだ、という心理になっていますので、あなた以外に結婚相手を探し始めるパターンの可能性があります。
「自分の気持ちを押し付けたくない」「あなたに窮屈な思いをさせたくない」という気持ちから、あなたのタイミングを待っているパターンです。相手の気持ちを汲むことができる、芯が強く優しい女性は、このような心理になりやすいでしょう。
また、「結婚は男性から求められてしたい」というこだわりを持つ女性もいます。白馬に乗った王子様を夢見がちな、ロマンチックな恋愛を好むタイプ、古風な価値観を持つタイプがこの心理に当てはまるでしょう。
どちらのパターンでも、あなたとの将来を前向きにとらえている心理だと言えます。
「よく考えたら別に結婚しなくてもいいかも……」「意外に今の関係のままで十分満足な気がする」など、精神的にも経済的にも自立している女性には、ありがちな気持ちの変化でしょう。
周囲の結婚・妊娠・出産ラッシュや、親兄弟からの干渉に流され、「結婚しなくては」という心理に追い込まれる時期もあったでしょう。ですが、ひとたび冷静になって考えてみると、結婚する必要性がない、ということに気づいたパターンです。
今すぐにあなたとの関係をどうこうする、ということはなさそうですが、結婚は双方の同意があってするものです。あなたが結婚したいと思ったときには、すでに気持ちがすれ違っている可能性もあります。
彼女が「結婚したい」と言わなくなったのは、あなたと結婚したいという気持ちが薄れてきたからだとすると、あなたとの関係に黄色信号が点灯しています。
「結婚願望そのものがなくなった」のではなく、「あなたと」結婚する願望がなくなったのなら、あなた以外に結婚相手を探し始める日もそう遠くはないでしょう。もしくは、すでに気持ちは他の男性に向かっている可能性もあります。
結婚したいと言わなくなった理由は、あなたに見切りをつけたパターンです。あなたがはっきりしない態度を取っている間にも、彼女は年を重ねていき、結婚できるチャンスはどんどん減っていきます。
彼女が結婚願望の強い女性の場合は、冷静に現実を見始め、あなた以外の結婚相手を探し始めていてもおかしくないでしょう。
「結婚する気がないわけではないけれど、タイミングがわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。何かしらのきっかけがないと、人生の大きな決断というものは、なかなかできないものです。
そこでここからは、結婚を決断するおすすめのタイミングをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
男性は特に、結婚は経済的基盤を整えてからでないとできない、と考えている人も多いのではないでしょうか。結婚には責任が伴いますから、男性にとってはより強い覚悟が必要です。
そのため、昇進や資格取得を果たすなど家族を養える自信がついてから、というタイミングを見計らっている可能性もあります。
ですが、男性側に経済的負担をまかせていたら万が一のことがあったとき、家庭の収入減が途絶えてしまう可能性もあります。今はダブルインカムが当たり前の時代です。女性側も経済的に支えていくことが、結婚への近道になるでしょう。
結婚はいくつになってもできますが、妊娠・出産にはタイムリミットがあります。年齢を重ねるにつれて、男女ともに妊娠する機能は衰えてきますし、子育てできる体力も、落ちていくでしょう。
また、子供が成人するまで十分な教育を受けさせてあげることを考えると、あまり悠長にしている時間はないでしょう。子供がほしい場合には、早めに結婚を決断するようにしましょう。
お互いが結婚したいと思ったとき、それが結婚のベストなタイミングでしょう。
自分の気持ちを押し付けて強引に結婚に持ち込んだり、逆に相手に流されて結婚のタイミングを失ったりすると、どちらかが後悔することになりかねません。
「昇進して収入が上がったら」「〇年付き合ったら」など、男性側には男性なりのタイミングが、女性側には「〇歳までには」「子供がほしいからなるべく早く」など、女性なりのタイミングがあるでしょう。普段からよく話し合ってお互いの意思を確認しておくのが重要です。
どんなにフィーリングが合う相手でも、違う家庭環境で育ってきた赤の他人同士ですから、結婚した後に「こんなはずじゃなかった」となることもあるでしょう。
そのようなミスマッチを回避するためにも、事前にお互いのライフプランについて話し合っておくことが大事になります。理想の家庭像、家計管理、家事分担、子供の有無、子供の教育方針、そしてこれだけは譲れないことなどです。
ですが、重要なのは、すべての理想像がマッチすることではなく、お互いの意見が分かれたときに、相手の価値観や考えを尊重し、柔軟に対応できるかどうかということでしょう。
結婚したいと言わなくなった彼女の本音を探るには、ずばり、彼女がしてきたように、「結婚」を匂わす会話を振ることです。
「このあいだ友達の結婚式に参列したんだけど」「甥っ子が可愛くてさ」「○○は新婚旅行によさそう」など、以前に彼女にされたような結婚話を、彼女に持ち掛けてみてください。
勘のいい女性なら、のらりくらりとかわしていたはずの彼からそんな会話が出てくるなんてと、何かしらの反応を示すでしょう。
結婚願望のある女性は、男性側にそもそも結婚する気があるのかどうか、確認するのが先決でしょう。
男性が結婚の話を避けるのは、「相手が誰であろうと結婚自体する気がない」または「結婚する気はあるが相手は今の彼女ではない」可能性があります。そうであったなら、その気持ちを覆すのは至難の業です。時間をむだに消費するだけの可能性もあるでしょう。
もしも男性側に、結婚の意思があるのに結婚話を避けているのであれば、「今はそのときではない」と思っている場合もあります。その理由としては「経済的に不安がある」「相手が彼女でいいのかわからない」「今は仕事に邁進したい」「〇歳までは自由でいたい」などです。
その場合は、お互いよく話し合って、女性側が男性の不安や不満を払拭するように歩み寄りが必要でしょう。
彼女が結婚したいと言わなくなったのは、あなたとの関係に黄色信号が点灯し始めている可能性が大変高そうです。
今は結婚についてどう考えているのか、彼女の気持ちをまずは確認すること、それから自分自身は結婚についてどう考えているのかを伝えるなど、彼女としっかり向き合うことから始めてみましょう。彼女を失いたくないなら、すぐに行動に移すことをおすすめします。
Written by 早紀