いやぁ~、今年ときたら新型コロナウィルス感染症騒動で、あっという間に過ぎ去ってしまいそうですね。
去年の今頃なんて、マスクしてるだけで好奇の目を向けられるものでしたが、今やマスクをしてないまま出歩く人がそんな目を向けられるようになってしまいました。
ちょっとマスクをズラすと「不謹慎だぞ」みたいな顔をする人もでる始末。なんだか世知辛いようにも思いますが、世界中に蔓延し、既に全人口の1割が感染したという報告もある感染症ですから、まだまだ用心するに越したことはないでしょう。
一時期は外出自粛を要請したり、緊急事態宣言が発令されるなど、日本でも大騒ぎになっていたコロナ禍ですが、最近はウィズコロナだか何だかのノウハウも培われるようになり、徐々に元通りの生活が戻りつつあります。
だけど、レジャー関係や飲食関係は壊滅的な打撃を受けているようですね。ということはこれまでその恩恵にあずかっていた人たちが、それだけ出向かなくなったということになるわけですが、たとえば恋愛においてもコロナ禍の影響はありますよね。
屋外を出歩くデートは極力控えて、お家デートに切り替えているってカップルって結構多いと思います。
個人的にも、そのほうがいいと感じます。やっぱりウィルスは目に見えない脅威ですし、まだコロナ禍は収束してはいませんから。
ただ、お家デートも頭を使ってやらないと、ただただ家の中にこもっただけの退屈な時間をむさぼるだけ。
それではせっかくのデートもダルくなってしまうでしょうから、今回はマンネリを防ぐためのお家デートの候補を、いくつかご提案したいと思います。よかったら参考にしてみてくださいね。
今、一定の利用料金を払って決まった期間だけサービスを享受できるサブスクが流行していますよね。コロナ禍のために需要が増した感もありますが、せっかくなのでサブスクでの動画配信サービスを二人で漁ってみるのも悪くないのかもしれませんよ。
映画やドラマなんかの動画配信は、ハマりさえすればいい時間つぶしにもなりますし。どうせ家の中にこもるタイプのデートではやることなんてすぐ尽きるわけですから、定期的に新しい動画がアップロードされるサブスクを活用して、時間つぶしをしましょう。
ついでに出前サービスを活用してピザなんか頼んでおくと、より楽しめるし、気分もアガるのではないでしょうか。お家デートはあんまりお金がかからないというメリットもあるので、出前で奮発して面白い動画を観るのはアリだとは思います。
まあ、そればっかりじゃ飽きるんですけどね。
それに、自分かパートナーがそもそも映画やドラマに興味がないという場合には全然成り立たない、儚いお家デート案ではあります。そしてそういうカップルは決して少なくなく……。
なので、あんまり太鼓判を押せるアイディアではないですね(笑)
インドア系の娯楽って、普段外出ばっかりしてる人にはキツいと思うのですが、それでも面白いガジェット自体は存在します。
最近はVR機器もかなり手軽に入手できるようになっていますので、VRゲームを購入して二人で没頭するってのも悪くないかもしれません。
ゲームもピンキリですが、感覚的に操作できるものが多いので、普段コントローラーを持たない人でも、割とすんなり没入できると思います。特に高所を綱渡りする系のゲームは、恋人がプレイ中に後ろからいきなり軽く押すだけで大パニックになって、それで盛り上がる……みたいな遊び方もできるのでオススメです。
まあ、喧嘩の原因にはなってしまうかもしれませんが。
ただ、VRゲームってプレイ中は周りが見えないので、あんまり狭い部屋や汚く散らかった部屋で遊ぶのはご法度。怪我の原因になってしまいます。遊ぶ際にはしっかりとスペースを確保し、事前に二人で協力して危ないものを撤去しておきましょう。
ペットが同居している場合、遊んでいる間はペットをケージに隔離するなどして、見えない間に蹴ったりしちゃうリスクを削減したいものですね。
そういえば、技術の発展にはエロの存在が欠かせないという話を聞いたことがあります。
今でこそ家庭用ゲームでVRが普及しましたが、そのVR機器の普及を強力に後押ししたのはAVだそうですね。VRAVと呼ばれる臨場感が段違いの映像作品が続々登場し、これによってVR機器が爆発的に男性に売れているようです。世界的に。
なので、お家デートでVRを楽しむという選択肢をとる際に、既に彼氏がVR機材を所有している場合は高確率でVRAVを隠し持っている可能性があります。興味があったら、データを探ってみるのもいいでしょう。
ちなみに僕は腐れ縁の同級生の家ではじめてVRゲームを試してみたのですが、同時にVRAVも見せてもらいました。もう本当にびっくりしました。あれがあったら、老後も寂しくないぞと思ったほどです。
興味があったらVRAVも試してみてください。たしか女性向け作品もあるにはあるはずですので。……めちゃめちゃ話が脱線しましたね。
それから3つ目。これやってるカップル滅多に見かけないんですけども、どうせ長引くコロナ禍でやることもとっくに尽きてるでしょうから、ハンドクラフト方面に舵切りするってのはどうでしょうか。
一緒にイラストを描く。あるいは編み物に挑戦したり、裁縫に凝ってみる。それかDIYでちょっとした家具を組み立てるってのも悪くないですね。
え? そんなことやりたくないって?
でも、コロナのせいで、もうお家デートも飽きたでしょ。飽きたってことは新しい方向性に目を向けないと、どんどんつまらなく感じるようになりますよ。
紙粘土を買ってきて、二人で何か作ってみるってのはどうでしょうか。あ、それかガーデニングを始めてみるというのも、これだってクラフトの範疇ですよね。
知り合いのカップルは、コロナ禍以降ベランダガーデニングを始めたそうです。ついでにビオトープ作りにも挑戦したのだとか。
僕もベランダにビオトープを置いてますが、ハスやカキツバタを植えているので、結構目の保養にはなりました。しかもエビとかメダカもいるので、見てて飽きません。
うちの彼女はサボテンを育てているのですが、そういうのを見るのもいい暇つぶしになりますよ。共通の成果物を作るというのは、暇つぶし以上の意義があることだと感じます。
ということで、今回はコロナ禍であっても問題なく楽しめるデート形態であるお家デート。そのお家デートに飽きてしまった人向けに、ちょっとした提言をしてみた次第です。
まあでもインドア派のカップルなら、お互いにすることを自分で用意することは苦でもないので、全然問題なく今もお家デートを楽しめていることでしょう。
問題はアウトドア派が片割れにいるカップルか、両方ともアウトドア大好きなカップルでしょうね。こういう人たちは災難でしょうね。家にいるだけのデートってのは辛いと思います。
……僕はガチガチのインドア野郎なので、家に引きこもることに何の苦痛もないので良かったです。幸せだなぁ~。
Written by 松本 ミゾレ