昨今では少子化で、兄弟のいない一人っ子の人が増えてきていると言います。
一人っ子って「ちょっとワガママそう……」なんて良くないイメージを持たれてしまいがちなものですが、実際のところはどんな特徴を持っているのでしょうか?
この記事では、一人っ子の性格の特徴をいろいろな方面から分析していきたいと思います。自分のことをよく知って、うまく活かしていきましょう!
ワガママそうなイメージが強いのが一人っ子ですが、実は意外にも大らかな性格の人も多いのです。なぜかと言いますと、一人っ子は兄弟と争った経験がありません。おもちゃもケーキもみんな自動的に自分のものにしてきていますので、競争心が少ないのです。
競争心が少ないということは逆に言うと、ハングリー精神も少ないということですので、一人っ子は「絶対に成功してやる!」「今に見返してやる!」みたいに、悔しさをバネにして成長するようなことはあまりないでしょう。
男性だとしたらそれはいかがなものかとも思いますが、おっとりしていて優しいという特徴を上手に活かすことができれば、人間関係もうまくいって結果的に成功している……なんてラッキーな人生を送る人も多いかもしれないですよ。
一人っ子の特徴として、思い浮かぶのは「マイペース」であるということ。これは当たっていることが多いです。
子供のころから一人遊びに没頭していた一人っ子は、大抵マイペースです。逆に言いますと、協調性やチームワークを発揮して何かするといったようなことは不得意です。
学生時代は、一匹狼タイプと言われていたかもしれません。しかし社会人になったならば、組織の中の1つのパーツとしての働きも求められてしまいます。それが苦痛だという一人っ子もたくさんいるでしょう。
ですから、一人っ子の中にはフリーランスという働き方を選択する人もいます。フリーランスでしたら、上下関係や時間の制約など煩わしいことに縛られることもなく、仕事にまい進することができます。
特技を活かして起業するような人もいるかもしれませんね。マイペースさが上手に発揮できれば、大成功することも不可能ではありません。
子供のころの一人っ子は学校では同年代の子とも喋りますが、家に帰ったら周りには大人しかいない環境で育っています。そのため、年の離れた相手と話すことが苦痛ではなく、むしろ得意だという人も多くいます。
おじいちゃんやおばあちゃんにかわいがられて育った一人っ子は、高齢者とも楽しくおしゃべりすることができるでしょう。兄弟がいる人は、2~3歳以上年の離れた目上の相手と話をすることが苦手だという人も多いですから、これは大きな強みになりそうです。学生時代から先輩や先生方に気に入られて、得をしていたような人も多いのでは?
この特徴は接客業や飲食業にとっても役立ちそうですよね。年の離れた相手とも物おじせず会話できるということは大変良いことです。
このように一人っ子の自分の特徴を知って、人間関係や仕事に活かせていけると素晴らしいですね!
Written by 百花繚乱