潔癖症の男性とお付き合いしたことはありますか。
お付き合いするとなると、なかなか大変かと思います。私もどちらかというと潔癖症なので気持ちは分かります。彼女が口をつけたものを食べたくないし、歯を磨いていない状態のキスはちょっと遠慮したい。
今回は「潔癖症の男性が考えていること」についてまとめてみました。
潔癖症の男性にとって、自分の部屋は理想の状態です。綺麗に整理整頓されており、ごみは落ちていません。
そこに彼女がやってきたら、さあ大変です。髪の毛を落とされたり、食べかすが散らかったりすると、すぐに掃除したくなります。何か食べた口でキスしようと誘われても大変です。なんとか我慢してキスしても全然気持ちが盛り上がらないのです。
潔癖症の男性は、外での振る舞いよりも、家でリラックスしているときの振る舞いを気にします。なぜなら、家の中はスキンシップする機会が増えるからです。
そのときに、彼女が清潔でいるかどうかがとても気になるのです。家の中でチェックする項目を挙げてみます。
・手洗い、うがいをしているか
・部屋は散らかっていないか
・バッグを片付ける場所は決まっているのか
・コートはハンガーにかけるか
・お風呂は入っているか
・寝るときに化粧は落としているか
・スマホの画面は割れていないか
なかなか細かくて、面倒くさいですよね。「自分の家なんだから、好きにさせてよ」と思うかもしれません。でも潔癖症の男性からすると、家が清潔でないと一気に気持ちが冷めてしまうのです。
潔癖症の男性は、お互いに清潔な状態じゃないとスキンシップしたくありません。例え清潔な状態でも、スキンシップしたあとは手を洗いたくなります。キスしたあとは口をゆすぎたくなります。セックスしたあとはシャワーを浴びたくなります。
彼女からすると、いきなり手を洗ったり、口をゆすがれたりすると嫌な気持ちになりますよね。でも、それをやらないと気持ち悪いのが潔癖症の男性なのです。
自分の部屋を汚されたくなく、彼女とのスキンシップにも清潔さを求める。そんな潔癖症の男性が彼女と同棲しようと思うのは、一大決心なのです。
彼女といえ、他人と一緒に過ごせば、生活のペースはお互いに配慮しないといけません。常に清潔でいられるわけではありません。それを受け入れてまで同棲したいということは、それだけ彼女が好きということです。
最初は家の中の振る舞いも口うるさくチェックされると思います。でも、その裏には潔癖症を妥協してまで、一緒に住みたいという思いがあるのです。時間がたてば、徐々に潔癖症も緩和されてきます。スキンシップも自然にできるようになれば、それは二人の仲が深まったということなのです。
いかがでしたか? 潔癖症の男性と付き合うと大変です。スキンシップを避けられたり、小言を言われたり。最初は悪い気持ちがするかもしれませんが、徐々にスキンシップの幅も広がってきます。
それは潔癖症の男性が心を許してきたということです。時間はかかるかと思いますが、お互い好き同士なら、しばらく様子を見てみてください。
Written by 前田 ヒロキ